▲東から太陽が昇る(午前6時50分)
我が家から徒歩で10分ほどの高台に、雄大な日の出を眺められる“サンライズポイント”があります。
夜明けとともに東の山並みのシルエットを徐々にはっきりとさせながら、太陽が少しずつ昇る。すると、辺り一面に降りていた白い霜が、その陽を受けたところから消えていく。
西に連なる北アルプスは、峰々を薄いオレンジ色に染めながら輝きを増していく。
山裾を見ると、放射冷却によって発生する霧が徐々に広がり上がってくる。
この“サンライズポイント”では、雲の上に居るような思いで様々なサンライズ・ショーを見ることができます。
▼西に連なる北アルプスの峰々はオレンジ色に染まる
初日の出参りも最高です。
▲蜜を求めて飛ぶミツバチ
二十四節気の『小雪』、いよいよ冬寒の到来となりアルプスの峰は初雪で真っ白になった。
しかし、今年は少し変である。
菜の花が咲き、ミツバチが蜜を求めて飛んでいる。
紫陽花が葉を落とさずに、まだ花を咲かせている。
温暖化の進行なのか、異常気象なのか。
今年はアメリカシロヒトリが大量に発生した。
ケヤキの葉は、茶色く枯れて落葉しない。
“暑い時は暑く、寒い時は寒く”、これが美しい日本の美しい四季をつくっていると思うのだが、異常気象によってこれからどうなるのか心配だ。
▼アルプスの峰は雪で真白
▲羽田発ANA885が富山空港に到着着陸
時速数百kmで正面を横切る飛行機を、時速100kmを超す車から撮る、しかも高速道路上の特定の場所を通過する一瞬となると、そのシャッターチャンスはめったには無い。
先日、富山から北陸道を上越に向っていた際、富山インター手前の神通川を渡るあたりで正面左から富山空港の降りるボーイング76Pの機影をバッチリと撮ることができた。しかも、『航空機通過 わき見注意』の看板も収まった。立山連邦も背景となっている。11月18日13時54分05秒、我ながら“驚き!”のシャッターチャンスとなった。
▲毎回好評の“こだわりのそば”
来る11月20日、麻績村第二公民館で聖高原新そば賞味会実行委員会主催による『第5回新そば賞味会』が開催されます。
麻績村日向地区の標高800m付近の畑で栽培したそばを、石臼で挽き、全麺協有段者が手打ちした香高い新そばを賞味しようと、地域のそば愛好者らが5年前から実施しています。
メニューは盛りそばのみで、地元の山で採れたキノコ、お漬物、リンゴが添えられ、味・香り良しと毎回好評となっています。
当日は会場で、地元の農産物などの販売やそばの江戸流手打ち実演が行われます。
≪第5回新そば賞味会≫
日時 11月20日(日)午前11時~(500食で打切り)
場所 麻績村第二公民館(長野麻績インターから旧大岡村方面へ約4.5km(車で6分)、JA日向出張所近く)
お問合せは 実行委員会代表の小山さんへ(0263-67-4051)
会場案内
▼江戸流手打ちの実演(前回の様子)
▼大勢のそば愛好者で賑わいます(前回の様子)
▲今年の柿は大きい
霜の降りる前にと、干し柿用の柿を採った。
今年ははちや柿もひらたね柿も、例年より数は少なめだが形は大きい。
コンテナ3~4箱の柿を採り干し柿を作るのだが、ヘタを取り、皮を剥き、紐で連ね、殺菌をし、吊るして乾燥するという手間のかかる作業となる。
来月には甘く美味しい干し柿ができ、年越しの歳神様にお供えすることができる。
剥いた皮は捨てずに干して、野沢菜漬けや大根漬けの甘みづけとして使う。
木に残る柿は、やわらかくなるまで待って柿酢を作る。美味しい柿酢はサラダドレッシングやジュースなどになる。
スローフードでスローライフ。柿は田舎暮しを楽しませてくれる。
▲いにしえ人の憧れの月「姨捨山にかかる月」
『更級や姨捨山の高嶺より嵐をわけていずる月影』正三位家隆卿
平安の時代から名月の里と知られた信州麻績の地、姨捨山から上る月はこの地からのみ見ることができる。
姨捨山や月と共に歌われる『更級』の枕詞(まくらことば)は、ここ麻績の地で生まれたとも云われている。
いにしえの都人たちが憧れた「姨捨山にかかる美しい月」、今宵はしっかりと見ることができた。
▲今日は温かい天ぷらそばを頂きました(11月10日)
11月6日の第9回聖高原北山新そば祭りに続いて11日までの1週間、会場を「お仙茶や」に移して全品200円引きで第2弾の新そば祭りが行われています。2日ほど前に伺った際は混みあって入れない状況でしたので、本日改めて伺いました。
お昼時間を少しずらしたのに、既にほぼ満席、相席で待たせて頂きました。
寒い日だったので温かい天ぷらそばを注文。待つこと暫くすると、美味しそうな新そばが現れる。味よし、香よし。喉越しの柔らかさとコシのある新そばを堪能させて頂きました。
▼混みあう店内
▲13種のお酒を味わう
秋も深まり寒さを感じる頃となると、身体の芯から温まりたいもの。と云うことで、久し振りの利き酒会となった。
“身体の芯から温まるには日本酒”が良いと、用意されたお酒は、
・福島県廣木酒造本店さんの「飛露喜(ひろき)吟醸生詰」
・長野県高遠町仙醸さんの「こんな夜に」
・長野県小布施町高沢酒造さんの「豊賀(直汲み特別純米無濾過生原酒)」
・長野県長野市篠ノ井酒千蔵野さんの「幻舞純米大吟醸」
・長野県筑北村山清酒蔵さんの山清大吟醸「山崎忠右衛門」(平成23年全国新酒鑑評会金賞受賞酒)と「純米吟醸山清」
・福島県大七酒造さんの「純米生酛」(日経新聞『何でもランキング』第一位)
・新潟県池田屋酒造さんの「謙信」
そして、お口直しの焼酎が「佐藤(黒)」、「赤霧島」、「中々」、ワインが「BROQUEL Malbec 2008」、「龍眼 スパークリングワイン」、以上の13種。
これだけ豪華に並ぶと、見ているだけでウキウキ、身も心も温かくなる。
早速、17名の自称『酒通』たちはうんちくを傾けながら、次から次へと味わっていく。
肴は、馬肉の刺身、牛スジ入りおでん、刺身盛合せ、チーズの味噌漬け、若鳥の酢煮とこちらも豪華。
飲むほどに、酔うほどに、楽しく盛上る。
締め括りは手打ちの新そば、これも美味しい・・・満足! 満足!
身も心も温まった利き酒会でした。
▼肴も良かった!
▲紅く染まった山のもみじ
今年の紅葉は、異常気象によるのか、害虫によるのか、例年のような美しい輝きがない。それでも山に入ると美しく紅く染まったもみじに出合える。
白樺の木立と共に、薄日に照らされ優しく輝く姿は特別に美しい。足元には実生もみじがあちこちに生えている。
今年最後の力を振り絞り美しさを競っている山のもみじ、私を虜にして中々放してくれない。
▼実生もみじがあちこちに
▲地球温暖化によるのか、標高1,200m付近で出合う
朝夕は寒さが増す10月下旬、聖高原の標高1,200付近の陽だまりでツマグロヒョウモン蝶(♀)が優雅に跳ぶ姿に出合いました。
美しい豹柄のこの蝶は南方系とのこと、今まではこの地域では見られませんでした。 地球温暖化によるのでしょうか・・・。
聖高原の寒い冬を無事に過ごし、来年もあえることを祈りました。