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昔の望遠鏡で見ています

昔の望遠鏡による天体観望と、その鏡景写真についてご紹介します

アスコ スカイホークコメット160

2019-06-08 | 天体望遠鏡
 旭精光の単焦点反射経緯台です。同社の望遠鏡は、剛性のある架台が特徴でした。この経緯台も、上下耳軸がベアリング仕様となっており、ガタが出ない構造となっています。本機は、ファインダーを単眼鏡に替えてあります。足跡のシールも、前の所有者が貼ったもので、そのままとしています。 上下耳軸は、上下に分かれており、下部からねじ止めするようになっています。加えて鏡筒へは、鏡筒バンドを介して取り付けられています。 . . . 本文を読む

プラネタリウムのメカ

2019-06-07 | 天体望遠鏡
 旧仙台市天文台の五藤光学製プラネタリウムで、1986年から2007年まで使われていたものです。  よく見ると、投影レンズの前には地平線の下には投影しないよう、フローティング式の遮蔽板が設けられていました。30年以上前に製造されたとは思えないくらい、きれいな状態でした。造りの良さに加えて、職員の方も、ていねいに保守してきたのだと思いました。  話は変わりますが、画像は天文台で見たファイン . . . 本文を読む

これで天ガに載りました

2019-06-02 | 天体望遠鏡
 宮仕えの残りも僅かになりました。そんな私が若かりし頃、このマークX赤道儀を使って撮影した天体写真が、天文雑誌に載ったことがありました。 五藤のマークX赤道儀の赤緯部分を、スリック・マスターデラックスと長野県のペンション星の家製の経緯台に載せたものです。オリジナルの雲台では、極軸望遠鏡で北極星を所定の場所に正確に導入しても、クランプを締める時に少し動いてしまうため、この経緯台を使うようになりました . . . 本文を読む

ティーガルにTMB

2019-06-02 | 天体望遠鏡
 町内の会合からの夜道に、東側の丘の上に木星が見えました。近所の人とのよもやま話の間にも、星が気になって仕方がありません。急いで家に入って、すぐ持ち出せるのがティーガル。いつもは部屋の隅に、三脚を一番畳んだ状態で置いてありますので、ひょいと取り出し三脚を伸ばすだけで、すぐ使うことが出来ます。  かつて高性能屈折望遠鏡を多く製造していた、TMBのアイピースを付けてみました。フローライトの対物レンズと . . . 本文を読む