12月13日(火)、組上げたベスパのテスト走行を行なった。
ボアアップに伴うビックキャブ装着によるテスト走行だ。
長い黒のコードは、キャブから繋がるチョークのコードです。
この台湾ベスパは、ボディーの状態は良いのだが、電気系統やエンジン周りがやはり経年劣化があったので、オーバーホールすべき時期だったと思います。
レストアするとイタリア本国のベスパとボディー形状の違いがわかります。
ボアアップに伴いビックキャブに。
装着すると問題が各所にありました。
アクセルのワイヤーの長さが足りないのです。
写真のように、キャブを斜めに設置してギリギリの状態ですが、ワイヤーのアウターから交換しないとダメのようです。
このアウター&ワイヤー交換するためには、ハンドルを外して面倒な作業が必要になってきます。
実際にテストランしてわかったのは、点火のタイミングに問題があること。
チョークワイヤーの長さが邪魔して、チョークが開いた状態が生じること。
キャブ自体も再度調整する必要がありそうです。
テスト走行していると突然、エンジンサイドカバーが外れて落下。
後方を走るトラックに轢かれて、サイドカバーはベコベコに変形。
落下の原因は、サイドカバー裏側の金具(右下)の補修を接着剤でしていたことのようです。
溶接で補強してあったならエンジンの震動でサイドカバーが破損することもなかったのでしょうが、チェックしないと思わぬ落とし穴です。
写真ではわかりませんが、トラックに轢かれて板金しても元には治りませんね。
残念ですが、鍵付きのサイドカバーをオーダーしました。
とりあえず、ストックのサイドカバーを装着しましたが、再塗装しないとなりませんね。
ん・・・以外に金食いベスパですねぇ・・。苦笑
台湾ベスパは本国ベスパと細部に違いがあります。
特に電気系統とスイッチ類も違います。
鳴らないホーンなど、修理すべき箇所は多いです。
よく観察するとホイールの錆も気になります。
ベスパも20年経過していると問題が発生しても当然ですが、ベストの状態で乗りたいですねぇ~。
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