大倉草紙

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【東京】 乃木神社 管絃祭

2009年10月13日 21時14分00秒 | 祭り・催し

乃木神社で管絃祭があるというので、出かけてみた。


目の前の乃木坂がその名で呼ばれるようになったのは、乃木希典が殉死した大正元年9月以来のこと、とこの碑に書いてある。
それまでの名は「幽霊坂」。


一の鳥居


一の鳥居をくぐると、左手に、旧乃木邸裏門がある。
年末年始と祝祭日以外は拝観できる。
邸内も拝観するなら、9月12、13日。


手水舎の脇では、管絃祭を待つ人のために軽食を販売していた。


メニューは、神社っぽくない。


拝殿


拝殿の中のこちらの椅子に座って、管絃祭を鑑賞する。


幣殿で管絃や舞楽が奉納される。
撮影はできない。

管絃祭は18時から2時間弱。
修祓、宮司一拝、献饌、祝詞奏上、玉串拝礼の後、管絃、舞楽と続く。
演目は次の通り。
【管絃】 
盤渉調音取(ばんしきちょうのねとり)
青海波(せいがいは)
朗詠 紅葉(こうよう)
蘇莫者破(そまくしゃのは)
【舞楽】
北庭楽(ほくていらく)
延喜楽(えんぎらく)

日がだいぶ短くなってきた。
始まる頃には、あたりはすでに暗い。
虫の音がどこからか聞こえてきて、風流、と思いきや、ヘリコプターの音が。
でも、次第にそれもあまり気にならなくなるから不思議だ。
古くから伝えられてきたものと、今と。
様ざまなものが溶け合った空間を楽しんだ。


乃木神社の御朱印