やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

自由と引き換えの孤独

2014-06-09 07:20:10 | 日記
ドラマ“最後から二番目の恋”に対する二回目のトピ。

長倉(中井貴一)の妹であるのりこ(飯島直子)は、ちあき(主人公:小泉今日子)の友人でもある。
のりこの夫の家出癖に関し、彼に意見する長倉とちあき。
長倉は、そんなに自由が欲しければ別れてしまえと言う。
それにカチンときたちあきの台詞から。

(引用開始)

【ちあき】ちょっと待って下さいよ!
わーたし、そーゆーのキライだなぁ…
冗談じゃないですよ!

【長倉】何がですか?

【ち】私、そーゆーのキライだなぁ…

【長】え?

【ち】ま、確かに、人は自由に生きていいんですよ。だったら、結婚しなきゃいいじゃないですか。
結婚したり、家庭を持たなきゃいいんですよ。それだったら自由ですよ。何をやっても。
ただ、自由には自由なりの、寂しさや、苦しさがあってですよ、それと引き換えな訳ですよ!
両方良いとこ取りなんて卑怯ですよねぇ。

【長】いやいや、ちょっちょっと待って下さいよ。私も分か…

【ち】いやいや、この人は結婚した時に、大きな選択をしたわけですよね?妻として、母として生きるって。その選択をさせておいて、今さらこの歳になって、ね?放り出すんですか?
有り得ないでしょ?
自由って言うのは、人を犠牲にして手に入れるものじゃないんです。自分を犠牲にして手に入れるものなんです。
だから、私は認めませんから!
どんなに日常がつまらなくても、ちゃんと、毎日家に帰れって話なんですよ!
ほーんと、自分勝手ですよね!男ってっ!!!

(引用終わり)

結婚をせず、仕事で活躍するちあきだが、本心では女の幸せを掴みたい。
そうは言っても、すでに諦めかけている。
“孤独と引き換えに自由を得たのだ!”
と、自分に言い聞かせているアラフィー女のご意見ならでは。
本当は寂しかったり、頼りたかったりするわけだ。

分かる

分かるよ


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