優しい人たち

台風は想像通りそれました。
最近の天気予報は当たるけど、私の体感の方が勝ってます。

しかし昨夜は風が強くて看板出せないわ、段ボールや、発送待ちの樽の伝票が雨に濡れるから外置き出来ないわで、いつもよりさらに入りづらく狭っ苦しい十月祭。

いつも強い人間が、珍しく弱ってる時に甘えたところで世の中甘くないわな。
だ～れも来ないわ。

点滴の人が下手で注射痕痛いし

無駄に手間かけたまかない作ったりして…

“ま、こんなひどい天気予報じゃね！“

そんな自問自答を繰り返しつつ雨は降ることもなく22時過ぎ。

“大丈夫？無事でよかった…”

って最初のお客さんがみえました。
仕事が遅くなってようやく帰れたそうで、マースを飲んで、ご飯もしっかり食べてくれて。
テレビ見ながら二人で団らんして。
もうそれでいいかなって…。

そうしたら滝のような雨が降ってきました。
ちょっと遅かったら危なかったね。
お天気の神様は優しい人は守ってくれるようです。

23時も半を回って雨はすっかりやんで…
まさかの二人目。
時を置かず三人目。
もう少し早く来てほしいけど…
心配して？二軒目に来てくれました。
二人とも今日は傘さしてないって…
お天気の神様は優しい人は守ってくれるようです。

結果、三人でしたが其々の終電まで(一人はタクシーか…)楽しく飲みました。
皮肉にも近所の人ではなく電車を乗り継いだ遠方の人ばかり。距離は心の問題なんですね。

すっかり晴れ上がった火曜日。
きっとたくさん来てくれるに違いない！(願)