父「学問は役人になるためや出世のためだけに身につけるものではない。
心が落ち着かぬ時、それを沈めてくれるのも学問なのだ。
雑念などにとらわれず、学問に精進しなさい。わかったな。」
息子「はい、父上」
(ドラマ“ホジュン~伝説の心医~”より抜粋)
むかーし観た韓国歴史物。長いんだよね(^_^;)
両班(やんばん:高麗の特権階級)妾の息子に生まれたホジュン。
できの悪い本妻の息子に妬まれ、実の父なのに旦那様と呼べと言われるが、父はそんなホジュンを叱る。
尊敬して止まない父に恐る恐る「父上」と呼ぶ。
中庸の書をもらって嬉しくて眠れない。
中庸とは四書の一つ。全て漢文で子供が読むには難解。憧れの書に違いない。
学問とここで言うのは恐らく“生き方”。
最終目標と行動規範を自分で設けていれば、迷うことは少ない。
自分がどうしたらよいかで他人に相談することはまずない。