一人上手

2019年の年賀状、地味に自宅へ数枚届いていたものがついに1枚も来なかった。

ここはもはや私が寝るだけの場所になった。

さすがに店にはたくさん届いているものの、9割9分取引先。キレイに印刷された文面には一言のメッセージもないものもある。

この十年、お店のことに一生懸命で目の前の大変な人たちをお世話している間に、昔からの礼を欠かしてしまっていたのだろうね。

SNSに書いた“HAPPY NEW YEAR”
そこへは膨大な“いいね”の数。
年に一度も会わないのに、“いいね”をポチるだけで済ませコメント一つもない関係。

体の具合が悪くても、自分でタクシー呼んで病院行って、家で寝ていても何か食べるためや、銀行等事務作業で出なくてはならなかったり。

誰も手伝ってくれるわけもなく
全て独りでクリアして。
フラフラでもなんとか生きている。

独りは嫌、孤独は怖い

そうなりたくなくて結婚もしてみたし、好き嫌いに関わらず人付き合いの幅を広げてみたけれど、果たしてどうなんだろ？

いつも友達に囲まれているヒマワリのような人に憧れていた幼い日。

そうなれたと勘違いしていた若い頃。

ここまで生きてきて冷静に考えると
ずっとそう思っていたほど私は友達要らないタイプなのかもしれない。
早く気づいてよかった。

画像は今年の七草粥。

毎年振る舞っているのに、今年は普通にリハビリ食として…