恋愛下手

レンタルおじさん “ゆとり世代は恋愛下手ですもんね~。”

坂間正和 “ガツガツしないって言いますもんね。”

おじさん “全然負ける気がしない。”

正和 “え？張り合ってるんですか？”

おじさん “当たり前ですよ。枯れませんよ我々は。火照ってますから。
うちのワイフはねいたんですよ男が。君と同い年“ゆとり世代“。
その男がね会計士の資格とるまでは結婚を待ってくれってね。
その隙を突いて、こちとら“火照り世代“だから、金と時間に物言わせて、ガツンガツン攻めた。
バラの花束、その中に忍ばせたダイヤのリング、日帰りで上海、サプライズに次ぐサプライズ、雨の中で土下座、雄叫び…。
結果、その男が資格を取る頃、子供ができてましたね。”

(ドラマ“ゆとりですがなにか？”より抜粋)



先日、脱ゆとり宣言が話題になった。

ってことは私たち失敗作なんですか？
って言ってるゆとりがいたが、私たちだって“詰め込み世代”は可哀想と言われてきたんだよ。
ま、本人としてはキツかったとか別に思ってないけど。今でも忘れない知識と叩き込まれた根性が、今の自分を支えているのだと思うから。

子供の能力は大人が“これくらいだろう”って決めるものではない。
無限の可能性があるのだから、欲しがる知識を全て与えてやればいい。何故に答えてやればいいのだと、私は思う。

近頃の大学生

道上まりぶ “大学生？”

ゆとり “就活中です。”

まりぶ “四年生。大学楽しかった？”

ゆとり “んー、まあまあかな。”

まりぶ “サークルは？”

ゆとり “…ぁ、就活が忙しくて。”

まりぶ “彼氏は？”

ゆとり “就活でバタバタしていたら振られました。”

まりぶ “なんかあ、就活するために大学入ったみたいだな。”

ゆとり “え？”

まりぶ “俺は、大学どうっだったかって聞いてるのに、就活しかしてねぇじゃん。”

ゆとり “みんなそうですけど。”

(ドラマ“ゆとりですがなにか？”より抜粋)


そうなんですか？

だとしたら気の毒だ。
就職のための大学
大学入試突破するための高校
高校入試突破するための中学
常に“予備校”なのだとしたら。