やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の老舗麦酒屋さんを畳んだ店主のその後奮闘記です(笑)

六友

2015-05-18 00:48:09 | 日記
今日はフットサルの練習があると聞いていた。
終わってからみんなで十月祭に寄って、一杯飲んで、何か私が差し入れして…
いつもそのパターンなので、練習が終わった頃に店を開けようかなぁと思っていた。
出掛けに顎を強打してしまい、しばらく頭が痛くて、少し遅れて店に着くと、フットサルのキャプテンがすでにいた。
“みんなは?”って聞いたら帰ったって。
ああ、遅れちゃったから帰っちゃったのね…
そう思ったら、みんな自転車で来ていたって、バイクもいたって。
ってことは、寄る気はなかったのか…

それはそれでいいけど、昨夜遅くて寝不足で、それでも青いユニフォーム着て、張り切っていただけに脱力…

それを察したキャプテン。
一人で残ってくれたんだ。(;^_^A

で、店を開けて、ごちそうになった一杯で乾杯!

メンバーの差し入れに買ってあった小田原土産の干物を焼く!

キャプテンも(あまり酒が強くないのと)月曜日朝早いと言うことで早々に帰宅。

気持ちのよい天気だったので、そのまま営業。

暇潰しのSNSも大抵同じことあげてる人ばかりでジャックされ、何の刺激もない。
こう言う時、偏った知人しかいないのは逃げ場がない。

ふと、昨夜飲んだ酒瓶を見た。

“六友”と書いて“りくゆう”
京都は北山、羽田酒造の純米吟醸原酒、京都産五百万石精米歩合50%、アルコール17度。京都の米と桂川上流の水で仕込まれた。
原酒独特のとろりとした舌触り、あとに残るボディ、そのくせスッと抜ける危険な日本酒だ。

六友について調べてみた。
盛唐の時代、白居易(白楽天)の漢詩にある“人生には六つの友あり、いわく琴詞酒雪月花”にちなんでつけられたそうだ。
白居易は、琴=音楽、詞=文学、酒、雪、月、花これらを愛でる心があれば楽しく生きられると詠んでいる。

何だかホッとした。
神様が頭を撫でてくれた気がした。

私には音楽がある。自己表現できる文学がある。酒はめっぽう強い。

なんだ…

全然寂しくなんかないんだ…

そう

寂しくなんかない…
コメント
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