やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

幸あれと

2014-07-31 11:59:18 | 日記
早くから閉店過ぎまで、一人来ては一人帰り。
しかもうちでは珍しく、4組5名の新規。
常連と言える方は何故か来ない火曜日だった。
気を遣ったのか、喉は乾くし疲労も半端ない。
いつもいかに常連さんに甘えているか実感。
そして反省…

逆に常連さんが集まった水曜日。

ところが、いつものんびりされるのに、何故か皆さん一杯だけ飲んで帰られる。

ま、マースだけどさf(^_^;

そして、22時半には無人になってしまった…。

ちょっとねばってみたけど、気持ちが滅入るから23時半まで待って閉めた。

これ以上やってても、変に酔っぱらい拾うだけだしね~

シャッター閉めようとしたら、何とカブトムシがいたよ!
ここだと踏まれちゃうから、土のある所に移してあげた。


さっさと閉めたのは他に理由もあった。

毎年11月にやっている“ビアホッパーズフェスティバル町田”に、昨年から参加されたラム酒専門店ランバリオン。
そこにお勤めの瑞穂ちゃんのラストに駆けつけようと思っていたんだ。

彼女に出会ったのは、いつもの地下アジト。
年末のカウントダウン営業終わって、天満宮にお詣りして、その帰りに寄ったんだ。
階段を下りたら、女の子が寝ていた。
いつものこと過ぎてスルーして席に着き、お通しのショットガン飲んだら…

“康子ちゃんゴメン!女の子がトイレで寝ちゃったんだけどさ、見てきてくれる?”

他に女がいないらしく、仕方なくトイレチェック。
例の女性だった。
彼氏っぽい男(実は知り合い)に上半身抱えてくれって言ったんだけど、ヘタレで上がんないんだよね。
仕方なく私が抱えて外に出したんだよ。
ベンチに右脇を下にして、吐いたものが詰まらないように寝かせた。

自分の席に帰ると、またショットガンが置かれる。
ここはトイレに行く度にサービスで出されるんだけど…
トイレに行った訳じゃねーし(ー_ー;)

彼女はその後も何度も吐いて、吐くものがなくなってようやく寝についた。

そして翌日、十月祭にヘタレ男とやって来て謝られた。

それが出会いだったんだけど、どういう経緯か?フツーの女の子がバーテンダーを目指す子になっていた。
店で再開して驚いたもんだよ。


十月祭に注文してたお花が届いた!

私は百合が好きで、御用達の花屋さんはいつもそれで作ってくれる。
二日前にお願いしたマスターのはこんな感じ。

お花もらうの嬉しいよね(*^^*)

今回は若い女の子だから可愛くしてって言ったら、可愛いねぇ~

ランバリオンに着いたら、ちょうど女の子のグループが一斉に帰って、店はオッサンだらけになった。
恐ろしいほどあちこちで会う人たちばかり。
皆、彼女のラストに駆けつけたんだろう。
優しい寂しんぼうばかりの街。

お疲れさまでした!

お腹も空いたんで、ガーリックライスのハーフ注文!(ベーコンやステーキがのってるボリュームタップリ!ハーフだとライスが少ない)
ここのメニューはボリューミーなんだよねぇ~(///∇///)
そして、いつもはパンペロって言うダークラムをストレートでもらうんだけど、喉乾いていたからビールを樽ジョッキで!(これ、何気にマース。1リッター)

隣の席に座った若い男の子が“俺覚えてます?”って言うんだけど、よくいるタイプなんで、会ったような気もするし別な人のような気もする。
“あれ?前髪伸びた?”って言ったら、前からですよぉ~だって。ハズレか…
多分分かんないや…

いつも一方的に記憶されるんだ。

外で飲む時は名前も聞かないし覚える気もない。

あ、違うか。記憶がないんだ。f(^_^;

そして、いつもの酒に移行。
ここはラムバーだからラム。
店によって、私の“いつもの”が出てくる事が何より落ち着く。

彼女に一杯ご馳走して、3時過ぎに店を出た。

若い女性がバーテンダーとしてやっていくには、大変だろうから奨められはしないけど、せっかく学んだ技術だから。
また、時が来たらそれを活用して、どこかで会えたらいいと思うよ。

あなたの活躍と、女性としての幸せを掴むこと、心から祈っています。

そして、ありがとう!d(^-^)