十七絃用の爪を新調しました。大きさは「大」、普通に十三絃の箏爪として売られているものの中から、一番厚みのあるもので、裏のくりが浅めのものを選びました。
今まで使っていたのは「大々」、爪の先まで厚みのあるしっかりしたものだったのですが、今チャレンジしている曲だと弾きにくく、音色も自分が出したいものと離れている気がして、替えてみたのです。
爪は大きさ、厚み、根元から爪の角へのカーブの形状、裏のくりの深さ…いろんな形状があります。
どれがいいかは、その人が何を弾くか、指の形、音の好み、等々によるので、悩ましいところです
ギターのピックや、ドラムのスティックとかもいろんな形状のものが出ていますよね。著名なプレイヤーの好みを模した「〇〇〇〇モデル」とかも売られています。
お箏は…宮城系ならこういう感じ、沢井系ならこう、というだいたいの形はあるものの、特定のプレイヤーがカスタマイズした爪が自分にぴったりくるかといえば、やはり手指の形状や力の方向、加減などが違うので、なかなか難しいのではないかと思います。
自分にとってのベストを求めてあれこれ爪を作るのは費用的にも厳しい
ある程度の目星をつけたら、あとは弾き方の工夫でしょう。
NEW箏爪、活躍してちょうだいよ。