かよさんの雑記帳

お箏の先生・かよさん。4児の母のかよさん。
半径100mの日常+αの雑記帳です。

4つのお題

2020-02-28 | お箏
今週は、手代木中学校へ出前授業でお邪魔してきました。
この活動もこれで6年目となります。息子の入学をきっかけに、私から手を挙げて始めさせていただいたことですが、以来途切れず呼んでいただき、嬉しいことです。

時には理科の問題なぞ出しながら毎度基本的な説明の他、もちろん演奏もやります。
で、これまではオーソドックスな曲の他、『讃歌』や『鳥のように』などの現代曲も交えてきたのですが、今年はちょっと路線を変えまして。



クラスが4つだったものですから、4枚のカードにそれぞれお題を書きまして。
生徒に引いてもらったカードのお題に因んだポップス曲を弾く、というスタイルにしてみました。

絃は『糸』
花は『花は咲く』
雪は『粉雪』
星は『ジュピター』

ソロアレンジは大平光美さんによる編曲をベースに、ちょっとだけ自分の手を加えて。
『さくら』や『千鳥の曲』とは弾き方も音色も違う、箏によるポップスの世界は、子どもたちには新鮮だったようです。

でも、4つお題を用意していったのですが、何故か3クラスが雪、1クラスが絃を引く、という結果になりました(^^;)

来年は何しようかな。
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3/14襲音コンサート中止のお知らせ

2020-02-26 | お箏
国内での新型コロナウィルスによる感染症増加の状況を鑑み、3/14に予定されていた襲音コンサートの開催を中止いたします。
メンバー一同、半年以上前からこの日に向けて練習を重ねてきました。
残念なことではありますが、ここ数日の状況をみるにつけ、中止やむなし、という結論に至りました。
楽しみにしていてくださった方々には申し訳ございません。
またいつか、開催のお知らせができればと思います。
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かたつむりでも、ウサギでも

2020-02-24 | お箏
小1からお稽古を始めたMちゃん、もう春には6年生です。
なかなかにマイペース&正直な子で、つまんないな、と思うと顔に100%出る(笑)
気がのらないともうどう言っても弾かない。
この子は続くのだろうか、いつやめると言い出すかと心配しながらも、
逆に、彼女が興味を持てる、弾きたいと思えるお稽古って何だろう?と試行錯誤を重ねてきました。
40分のお稽古時間の使い方や、曲の選び方を工夫したり、
「お箏を弾く」以外でも音楽につながる他のことを取り入れたり。
おかげで私自身がすごく鍛えられ、学ぶことができたなあと思います。

そんなMちゃん、ゆっくりと回り道をしながらも正絃社のカリキュラムを少しずつ進めていき、とうとう『六段』にたどり着きました。
私はこの曲は、初伝クラスの最後に持ってきます。入門してから手ほどきの曲、そして少しずつ演奏レベルを上げていきながら、最後の仕上げとして『六段』にじっくりと取り組みます。

押手が痛いと言ってしぶっていたMちゃんが、今はしっかりと強押しもできるようになってきました。
先週は初段の半分をこなすので終わってしまったのに、今週は前回のおさらいだけではなく、二段最後まで進めることができました。

Mちゃんの成長が、しみじみと嬉しいです。
そりゃあ、練習してくる子、上手い子の成長も嬉しいですよ。でも、そうでない子だって、こちらがきちんと向き合えば、いつか実を結ぶこともあると実感させてくれた、そんなお稽古でした。
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舞台のための

2020-02-22 | お箏
3/14(土)襲音コンサートで使う靴を買いました。



すごいでしょう、このヒールの高さ
実は、ヒールの高さだけではなく、靴底に厚みがあることが重要でして。
椅子で三絃を安定して弾くためには、どうしてもこの高さが欲しかったのです。
もちろん演奏会用の黒い靴は持っているのですが、この靴を使うことで、通常の高さの椅子でも安定して三絃を構えることができるのです。
 #背が低い人にのみ発生するモンダイなの

普段はこんな靴はいて歩けませんよね~。
某テッパン医療ドラマの女優さんみたいに10㎠ピンヒールを履いて颯爽と歩ければいいのですが、そんな素質は皆目ございませんで

舞台でしか使わない靴
舞台でしか使わないアクセサリー
舞台でしか使わない口紅

…もう一人別人の私がいるようです
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ピアノ版『六段』

2020-02-20 | お箏
最近入会した生徒さんから、『六段の調べ』のピアノ譜をいただきました。



楽譜の右肩に“Kósçak Yamada”の文字が。
なんと、編曲者の名前は「山田耕筰」
『赤とんぼ』『砂山』など数々の美しい日本のメロディを作った作曲家です。

これはいつ頃に作られたものなのでしょうか。
生徒さんのお話しだと、「100年ぐらい前だって聞いたけど」とのことですが、生誕が1886年、1965年が没年、30代半ばの頃ということでしょうか。

ぱっと見たところ、強弱記号や曲想に関する指示は何も記載がなく、速度の指示もありません。
さて、どんな曲になっているのか…弾いてみたいけれど、弾けるかな(^^;)

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