今年もあとわずかで暮れようとしています。
なんだか盛りだくさんな1年でした。月並みな言葉ですが、改めて皆々さまに感謝申し上げます。
演奏する者としても、教える側の人間としても、考え、行動することが多い年でした。
下記の文章は、今年の夏に開催した教室発表会のプログラムに載せたあいさつ文です。「今年の自分」が感じていることが端的に表れていると思うので、転載して今年の締めくくりとしたいと思います。
本日はご来場くださいましてありがとうございます。
この教室の発表会は、まだ人数がそれほどでもなかった頃、
お蕎麦屋さんの座敷を借りての「おさらい会」から始まりました。
今年で5回めの発表会となります。
過去のプログラムを見る時、生徒の皆さんの成長ぶりに驚きもし、
また、お箏を学ぶ仲間が増えたことを本当にありがたく思います。
習い事を続けていくというのは、実は簡単なことではないな、と実感しております。
子どもたちは進級・進学などで生活ががらりと変わりますし、大人もまた、家族や仕事などの状況は変わっていきます。
それでも続けていく、その先には何があるのでしょうか?
お免状をとる、師範になる、というのはもちろんその成果ですが、それは目に見える「形あるもの」。
目には見えないけれど自分の中に蓄積されていくものもまた、あると思います。
音と向き合い、感性を磨いていくこと。誰かと共に音楽をつくる喜び。果てのない世界を追究していくワクワク感。
進めば進むほどに、それは自分をより豊かにしてくれる「確かなもの」になっていくと思います。
近道はありません。でも急ぐ必要もありません。時々迷いもするかもしれませんが途中休憩も「あり」です。これからも生徒の皆さんと、散策を楽しむように 箏の世界を一緒に歩んでいきたいと思います。
なんだか盛りだくさんな1年でした。月並みな言葉ですが、改めて皆々さまに感謝申し上げます。
演奏する者としても、教える側の人間としても、考え、行動することが多い年でした。
下記の文章は、今年の夏に開催した教室発表会のプログラムに載せたあいさつ文です。「今年の自分」が感じていることが端的に表れていると思うので、転載して今年の締めくくりとしたいと思います。
ご挨拶
本日はご来場くださいましてありがとうございます。
この教室の発表会は、まだ人数がそれほどでもなかった頃、
お蕎麦屋さんの座敷を借りての「おさらい会」から始まりました。
今年で5回めの発表会となります。
過去のプログラムを見る時、生徒の皆さんの成長ぶりに驚きもし、
また、お箏を学ぶ仲間が増えたことを本当にありがたく思います。
習い事を続けていくというのは、実は簡単なことではないな、と実感しております。
子どもたちは進級・進学などで生活ががらりと変わりますし、大人もまた、家族や仕事などの状況は変わっていきます。
それでも続けていく、その先には何があるのでしょうか?
お免状をとる、師範になる、というのはもちろんその成果ですが、それは目に見える「形あるもの」。
目には見えないけれど自分の中に蓄積されていくものもまた、あると思います。
音と向き合い、感性を磨いていくこと。誰かと共に音楽をつくる喜び。果てのない世界を追究していくワクワク感。
進めば進むほどに、それは自分をより豊かにしてくれる「確かなもの」になっていくと思います。
近道はありません。でも急ぐ必要もありません。時々迷いもするかもしれませんが途中休憩も「あり」です。これからも生徒の皆さんと、散策を楽しむように 箏の世界を一緒に歩んでいきたいと思います。