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北海道議会議員 沖田清志の‘ON’と‘OFF’

延長戦

2019-12-06 17:30:43 | 日記

昨日から始まった、道議会‘予算審査特別委員会’は、

建設部・水産林務部・農政部所管事項の審査が終わり、

今日は「経済部」の審査がおこなわれました。

 

午後一番で出番があり、当初の予定どおり「IR」一本を取り上げました。

 

  

不明瞭・不明確な多くの課題に対し、改めて一つひとつ質しましたが、

希望的観測の良いことばかりを並べ立てた答弁。

更に問い詰めると、結局はなにも決まっていないことが多過ぎです。

 

特に、人口減に伴う税収減を補うための新たな財源確保策をして、

期待する声が多いですが、国からの交付税算定の基礎となる基準財政収入額に、

カジノ収益からの納付金が、算入されるかされないのかは決まっていません。

 

仮に算入されることになれば、その分が交付税から減額されるだけで、

元々のパイは変わらず、プラスαの増収とはならないことが明らかになりました。

 

その他にも、候補地である市街化調整区域の開発行為には、

計画変更のため千歳市を含む協議会での承認が必要ですが、その同意も得ておらず、

事業がたちいかなくなった場合の事業継承も、協定だけでは担保できるものではありません。

 

そのことを地域説明会で正しく伝えていないことや、

そもそもこれだけ大きなプロジェクトであるにもかかわらず、

庁内検討会議は形骸化し、当然予想される問題を真剣に議論していないことは、

全庁一丸となって取り組む姿勢ではなく、組織としても問題です。

 

このような中で、なぜ判断できたのか理解に苦しむところであり、

道庁の意思決定機関のあり方も含め、週明けの総括質疑では、

改めて知事に直接質していく予定です。

 

 

ちなみに、お昼休みの会派内の打ち合わせで、質問者に指名されました。

 

他の保留事項も併せておこなうことになり、

これでまた、しばらく気を休めることができなくなった。。

 

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