▲梶ヶ森は、以前に何度か撮影で訪れたことがあるが、山頂周辺にもう少しクルマの停められる駐車場があった記憶があった。
その場所も電波塔に占領されてしまったようで、山頂周辺にはほとんどクルマを停められそうもなかった。
今や電波塔の乱立は、展望の良い山の証、宿命とも言うべきであろう。
朝方目覚めると、ガスが急に動き出し、期待の雲海ショウーが始まった。
<もうすぐ日が上がります>
<日の出のクライマックスです>
<天狗の鼻の岩峰部分>
日が昇るとショウーも終わり、秋の青空のもとこれから進むと思われる439号線方面が雲海の中に消えていった。
<四国中央部は雲海の中です>
ここまでクルマで来てしまえば、山頂には徒歩一分とかからない。
<▲梶ヶ森山頂からのパノラマ>
<西側は雲海の中です>
お決まりの撮影してから、少し下にある天狗の鼻へ行ってみた。
<遠くに▲三嶺方面が望めます>
ここにはトイレ、炊事場と施設が整った立派なキャンプ場があった。
元々▲梶ヶ森は、テントが似合う山として有名であったのを思い出した。
やはり学校登山なのか、何処からか子供らの声が聞こえたりしていた。
折角なので、天狗の鼻の先端まで歩いてみた。
短い道筋の中でも、小さな花がたくさん有りました。
ほどなく天狗の鼻の岩峰部分最上部に到達です。
<岩峰の最上部から▲梶ヶ森山頂を眺める>
<▲梶ヶ森山頂>
<東祖谷落合集落と同様、集落が山腹にへばりついています>
<右側に見えるのが梶ヶ森山荘です>
その後、昼食に少し下にある梶ヶ森山荘に向かった。
<きれいな梶ヶ森山荘>
ここにも以前に宿泊したことがあり、大きな望遠鏡施設を覗いた記憶があった。
山荘の方と旅の話をしていると、面白そうな企画ですねえと言っていた。
地域の風呂や食堂のことを聞いてみたが、東祖谷から大豊にかけては、ちょうど空白地域で何もないとのことでした。
ここも火曜と水曜が定休日で、今では冬場も採算が合わないので閉めているらしい。
そして食後には、登山口にもなっている龍王の滝に寄ってみた。
ここでも、二組の家族連を見かけただけであった。
大豊町は、全く閑散とした古き良き田舎と言った印象であった。
そして大歩危方面へ向かい、サンリバー大歩危で入浴した。
ここまで来ると多くの観光客が行き交い、次々と県外の宿泊客がやって来ていた。
<舟下りの舟着き場>
夕方には、久々のコンビニで今後の食料調達と生産ゴミの処理をした。
今やコンビニ無しには、自分のような旅は成り立たないのである。
そして暗くなってから移動にかかり、次の予定の立川工石山の北登山口へ向かった。
長いダート道をゆっくり走り、そこで車中泊にしました。