〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20180620 倒木と渓流渡渉に戸惑い〔▲オボコンベ山〕降雨と予想外のヒルによる襲撃多数により撤退

2018-06-20 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日の天気予報は、昼前後から雨模様とのことだった。

今までなかなか登る機会が無かった奇峰▲オボコンベ山の岩峰に、一か八かで向かった。

準備を終えた頃、クルマのフロントガラスにポツポツ雨が落ちてきた。

まあ登頂は無理でも、オボコンベ山の岩峰だけでも見れればと思って出発した。

[▲オボコンベ山の登山口]

 

最初は登山靴で出発したが、直ぐの沢が渡りきれず、スパイク長靴に履き替えて再び出発した。

[水量が多く、登山靴では渡り切れなかった最初の沢]

 

[こんな時はスパイク長靴が役立つ]

 

その後も滑らかな沢歩きが続いた。

[最初は、滑らかな沢歩きが続いた]

 

[沢際を行ったり来たりした]

 

[所々にある赤テープを頼りに進んで行く]

 

だんだんと倒木や土砂崩れが多く、赤テープ無しにはルートが分からない状態になってきた。

[踏み跡ははっきりしていたが、障害物が多い]

 

この頃、腹の周辺に違和感を感じてきたので、シャツをめくって見ると、何と丸々太ったヒルが食い付いていた(*_*)(゜ロ゜)(*_*)。

慌てて振り払ったが吸盤が引っ付いて中々取れない。

[何とか取った跡から、今度は流血が止まらない]

 

[この沢周辺には、こんなヒルがいっぱいだ]

 

 

腹回りや指を確認したら、6ヶ所から出血しており、出血が止まらない。

[ヒルによる出血に染まったシャツ]

 

[指の間の出血も止まらない]

 

この辺りで、登山道も分からなくなってきた。

雨もだんだん強まって来たので、もうギブアップで引き返す事にした。

[やっと小さな標識を見つけたが、もう時既に遅しである]

 

帰りも迷いながら、赤テープを頼りに何とかクルマに戻って来た。

 

流血を拭いても中々止まらないので、リバテープを貼り付け止血を待った。

着ている服も濡れてしまったので、ヒルの確認と共に全部着変えた。

靴下にも4匹ほどいたのを確認した。

結局、10匹のヒルと6ヵ所の出血を確認し、もうグッタリである。

この山のガイド本等ではヒルの情報が無かっただけに、最初にシャツをめくって驚いた次第である。

そろそろこの旅もお仕舞いが近いのかなとも思い出した。

 

その後は、山形県高畠町でラーメン店を経営する旅友を訪ねて、白石市方面から高畠町に向かった。

途中でコインランドリーに立ち寄り洗濯も済ませた。

 

年配のご夫婦が経営するラーメン店だけに、果たしてやっているだろうか?と不安に思いながら走り、灯りを見てからは安心して入店した。

店に入り少し話すと、年配の奥さんが直ぐに思い出して、しばらく振りの再会に話が弾んだ。

 

食後は、これまた常連客になっている高畠駅構内でやっている温泉「太陽館」に入浴した。

ここのオジサンも四国から度々来ていると言うと、ポイントの判子を気前よくポンポンと押してくれた。

今日のヒルによる汚れを綺麗に洗って、何時ものように駅前の駐車場で車中泊にしました。



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