〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20180616 眺望はガスでホワイトアウト〔▲栗駒山③〕足元ではワタスゲやイワカガミが咲き乱れる

2018-06-16 | 〔2018東北南部エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

昨夜も少し寒かった。

オホーツク高気圧が張り出し、東北地方にヤマセを起こしている。

こうなると雨が降らなくても奥羽山脈はガスに覆われてしまう。

スッキリとした梅雨の晴れ間が全くないのが残念である。

今日から南下し、まずは三度目になる▲栗駒山を目指し、岩手県の須川温泉に向かった。

[豊富なブナ林に貯えられたブナの水で給水した]

 

今日も辺りはガスって余り見えない。

今日も展望は諦めて、花の見学と撮影が目的になる。

三度目になる▲栗駒山を目指して、須川温泉付近の駐車場を出発した。

[足元にアカモノ]

 

[須川温泉周辺に漂う硫黄臭を嗅ぎながら進む]

 

[目先には、朝露に濡れたウラジロヨウラク]

 

名残ヶ原に出ると、一面にワタスゲの白い穂がガスに浮かぶ。

[ガスに煙るワタスゲの穂]

 

[ミツガシワの縮れた花]

 

[あちこちに散らばるピンク色のイワカガミ]

 

[ワタスゲの中にピンク色のイワカガミが目立つ]

 

沢を渡り、残雪を通って火口湖の昭和湖に到着した。

ガスが無ければ、エメラルド色の昭和湖が間近に見られたのであるが、今日は残念だった。

[昭和湖周辺に取り付けられたガスの測定器]

 

昭和湖を過ぎるときつい登りが続いて、ようやく稜線に出た。

ここで左側に登って行けば▲栗駒山の頂上に到着する。

[イワカガミの花でいっぱい]

 

狭い稜線を登って行くと、▲栗駒山の頂上に到着した。

[ガスでホワイトアウトの▲栗駒山の頂上]

 

ここの山頂も晴れていれば大展望が期待出来ただけに、今回は残念である。

ガスの天候にもかかわらず、次々と登山者が集まってきたので、軽食後早めに下山した。

[花開くマイズルソウ]

 

[残雪付近からはショウジョウバカマ]

 

[イワカガミとアカモノのコラボ]

 

再び、名残ヶ原付近に帰ってきた。

帰路は、賽の河原を経由で駐車場に帰ることにした。

[新緑に映えるワタスゲの白い穂波]

 

[地塘も見られた]

 

[地塘の付近に白く輝く]

 

[大群落のイワカガミが見られた付近]

 

[ピンク色のイワカガミがあちこちに散らばる]

 

この辺りは、散らばったイワカガミで地面が赤く染まった様相であった。

[今が盛りのイワカガミ群落]

 

[ここまで多くのイワカガミ風景は初めてである]

 

この風景だけでも、こちらに回って帰った値打ちがあった。

下山後は、車中でカップラーメンを食べて休憩した。

 

その後鳴子温泉方面に南下し、再び超ぬるぬる温泉の中山平温泉「しんとろの湯」で入浴し、隣接のゆの駅で車中泊にしました。



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