深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
粘土でキャラドールの首をつくろう!
箱模型もつくろう!

やせいのおうこく

2010-07-29 19:14:29 | ZOIDs
ほいで、ブレードライガーに、色をつけてみました。
アニメ準拠のカラーリングはブルーにホワイト、外にも、赤白ってのも、ラインナップされてるので、
どうにかそれ以外ので・・・・・ってわけで、白/濃緑で、塗ってみますよ。

最近流行の「多パーツ系 色プラキット」を、絶望せずに、仕上げるコツとか。

いったん、組み上げた状態で、エアブラシが届く範囲でざっくりと下地吹きします。
その後、はめ込みで、ばらせるパーツは、丁寧に全てバラシます。
コトブキヤのキットとかになると、大概っプリに木っ端ミジンコに分解できてしまいますので、パーツを無くさないにように、しっかり管理しながらばらしましょう。
当然、表から色付けしてだけなので、ブラシが届かなかったとことか、装甲の裏とかは、塗れてませんから、一パーツ一パーツ、じっくりと黒吹きします。
最初に、ざっくり塗ってる場所を、手で持つことができるので、手早く塗り上げていけます。
全てのパーツの下地吹きが終わったら、バラバラのパーツを、色事に、きっちりと分けます。<大事
それぞれのカラーパートごとに、忘れ物をしないよう、流れ作業で、グラデーションをかけていきます。
その後、組み立てれるところを、暫時組みながら、筆で、コツコツと細かい塗り分けをしてゆきます。
フレームが組みあがった時点で、ウエザリングマスターとかパステルを、水で溶き、墨入れと、ウォッシングをしてゆきます。
更に、装甲なんかの最終組付けをすましたら、全体的にウェザリングをかけ、雰囲気で、細かいとこを更に塗りこんでいって出来上がり。
うんざりしそうだけど、分解したパーツの管理をしっかりすれば、無駄に、いったりきたりする事も無く、確実に仕上がってゆきます。

ってなわけで、白いブレードライガーが塗りあがったんですがーーー

「なんかこれ、初期ゾイドシリーズのコマーシャルカラーじゃんか!!!!」

まいっか、これでいいのだ

増加装甲と、パイルバンカー付きのサブブレードユニットを装備した、ブレードライガー
「エクスカリバー」完成

拵えるのは、少々骨だけど、出来上がってみると、大迫力で、すこぶる格好いい!!!!!
細かいディティールに、筆をいれれば入れるほど、出来上がりが映えるので、
時間つぶしには最高です。

なんというか、「つくってよかった!」と思える、好アイテムなのは、間違いないです。

ぼこぼこにされて、最後に逆転するジャッキーチェンの映画とか、水戸黄門の印籠とか、
力道山の空手チョップのような、カタルシスに溢れる、コトブキヤ ゾイドシリーズ

やり始めると、登山とか、ランニングに似たなんとも言えない快感があるので、
お店で見つけたら、小さいのでいいかから買って袋を破いて、コツコツ作ってみてください、あたしも、しばらく続けるのでね!!!

超本格 ロボプラモ

2010-07-23 08:35:44 | ZOIDs
えっと、「ZOID第二段に挑戦㊥」

前回のコマンドウルフ、組み立ても大層面白く、出来てからも、新鮮で格好いい動物ロボな折満足度が非常によろしい。

なんというか、木彫りの熊だとか、宿屋に置いてある、剥製のような、躍動感で、人型ロボとは、また違った趣があったりするわけです。

とりあえず、中型ゾイドで、身体を慣らしたあとは、個人的に、「ZOIDはやっぱこれだよな」って、マストアイテム、ブレードライガーに挑むのです。

ここんとこのパターンなら、「ほいできました」的に、いきなり完成写真を貼ってたりするわけですが、正直ちょっと、ナメテマシタ、

つよいわーーー! 大型ゾイド つよいわー!!

久しぶりに、組んでも組んでも出来上がらないプラモの醍醐味ってやつを、味わいましたよ。

組み上げで、こんだけ歯ごたえあったプラモって、何年ぶりだろ・・・
<確信犯的に、そういうの作ってないせいもあるんだけども

パーティングラインと、湯口処理と、平面出しを律儀にこなしつつ、組み立てるだけで、
正味3日程かかったきがします。

ちなみに、コマンドウルフは、組一日 弄り一日 塗装一日 仕上げ一日の、合計4日程で、「カスタムまで出来とる」わけで、そこに2000円ほど上乗せしただけで、こんだけ遊べるキットをリリースしてくるとは、なにげにコトブキヤ・・・・凄まじい・・・・
<もちろんコマンドウルフクラスでも、充分に「プラモの醍醐味」は味わえるわけですが

もちろん、合いが悪いとか、組みにくいとかいったネガティブな要素は極小で、
くどい位の、緻密な分割で、今時の「塗らない人」の要望に、真摯に答えたり、型の加減で、再現を諦めたような箇所は皆無・・・というか、別パーツ化することで解決する部分は全て別パーツになっとると・・・・

ハリウッド映画のように贅沢な設計の、バンダイキットとは似て非なる凄みがある・・・

そんで、ブレードライガーのキットですが、シリーズ一作目の、シールドライガーのアップデート版故、最新作に比べて、可動範囲と組みやすさで少々水をあけられてるとのことですが、根気さえあれば、だれにでも、とてもとても格好いい勇姿が組みあがります。
頭組むだけで、一仕事ってか、その後凝ったつくりの胴体が組みあがった時
「このあと、足4本組まないといけないのか!!!!」などと、ひとりごちること請け合いです。

「オレはそんなマゾじゃない」って貴方には、BGVとして、アニメZOIDsを、流しつつ作業する事をお勧めします。

リアルタイムで、(たぶん途中から)観てたんですが、改めてみてもすこぶる面白い。
最近のアニメに無い何かが、みっしりとつまっとります。

もちろん一番大事な、「オレのゾイドが欲しくなる」要素も、十二分

ちなみに、13話までは、ふつうにYOUTUBEで見れますし、それ以降は、無料アニメ検索サイト「アニメスクープ」なんかで検索かけて、隣の国のパンドラTVなんかを利用するとよろしいかと<プレミアムに入ってないと、回線混雑で動画が止まったりするけど、10秒後くらいに回復するので、ゆったりと、プラモしながら見てる分には、許せる範囲かと・・・・

「60話以上もあるゾイドのアニメに嵌りながら、少々組んでも終わらないゾイドプラモする」アニメキット好きには堪えられない至高のひと時・・・・

なんか、褒めすぎだけど、この感覚は、素直に「イイ」と思います。

ほんで、「オレのブレードライガー」は、整流効果を向上させる、追加装甲とか、後方掃射用のバルカン砲とか、サブブレードユニットを前足に追加したりとかして、「オレ専用観」を向上させておりまして、けっこうイケテルんじゃないかと、一人喜んでおります。
つかーーー コマンドウルフ比 かなりデカイ!!!作ってよかった!!!

予告編の、NEXTヘビーメタルのシルエット風に、下地の真っ黒状態で、とりあえず、貼ってみます。

お色の方も、いろいろ思案してますが、「次はどのゾイドキットにヤラレテミヨウカ」なんて思っていたりします<でも、ライガー系は、しばらくかんべんな! 読:Mr T

@おまけ 「このクラスのキットを組む時は・・・」
ランナー数が大小併せて30枚に近くなると、探すだけでもツマラナイストレスになります。
だもんで、18mmくらいの、色つきマスキングテープで、タグを付けて、マジックではっきりとランナー名を、書き込みましょう。

もちろん各ランナーには、アルファベットがモールドされてますが、これやっとくと、探す手間が全然違います。

MGクラスのガンプラにも有効なので、おためしくだしーーーーー

ゼンマイ→電池→プラモ

2010-07-17 17:54:51 | ZOIDs
さて、次のマイブームは・・・・・・・・

「ZOID‘s ON!!!!!!!!!!」・・・・・これで・・

えーっと あたしとか、ゼンマイでのこのこ歩く吊り下げパッケのゾイドの世代なんですが、
バンと、フィーネの、ゾイドアニメシリーズも、結構楽しみにしておりました。
ただし、まぁ当時のゾイドは、乾電池でノコノコ歩く「これはこれで凄い」ものだけど、
立体物としては、やっぱ、物足りない無い・・といった状況。
その後のスラッシュゼロ オンエア後に、ほぼ理想のTOY「可動王 ライガーゼロ」なんかが発売されて、たいそう喜んだものだったり。
なんやかんやと、それからのシリーズは観てなかったわけですが・・・・

さて21世紀も10年過ぎると、凄いプラモが発売されとりますな、
でもそれ、このシリーズさ、凄い情報量・・・というかパーツ数で、お客を圧倒してくださる・・・
もちろんあたしも、尻尾巻いて逃げてたわけですが、最近暇すぎだし、ボーダーブレイクも二個作って、根性ついてきたし、そろそろやってみる刻

内容相応とはいえ、その価格はそれなりにお高い物なんですが、某C模型店で払拭しとると、
「コマンドウルフ 3000円」これ、イイじゃん!!!!!
なんというか、コンバットさんと、おなじ値段とは思えない密度で、お得感爆発!!!!
アイテム的にも、格好良い!
といったわけで、拵えましょうそうしましょう

えーっと、キットは、初期アイテムで、組みにくい所があるとはいえ、文句の付け所のない出来。
世間で言う、ゾイドカスタムってのは、あり物の武装とか、装備を組合して楽しむのが主流なんですが、それだけで、満足するのも、つまんない、

ところが、こいつとか、そこそこ弄っても、それなりに嵌ってる人にしか、わからん気もする・・・

「・・・だがやる」それも、元ネタの風味を見失わず。。。。それが、あたしのファイティングスタイル 

ってことで、設定満載の、親切なインストに目を通し、YOUTUBEで、流れてるアニメを観つつ、足りない分は、隣の国の動画サイトに頼りつつ、己の脳をゾイド脳に変化させていきます。

もたもたと、密度の高いキットを消化し、コマンドウルフの形になった1分後には、カスタムスタート。

イメージは、突撃仕様として、前面防御力を増して、増速機を追加した感じにしよう。
まず、なんとなく気に入らないキャノピー、攻撃ヘリみたくスパルタンな感じになるように、キャノピーフレームを組み立てます。

現用兵器じゃないけど、ビジュアル的に、防弾機能を増した感じになった気がするのだ。
ほいで使えそうなパーツをいろいろ物色します、
えーと、ギャプランの羽に、レッドミラージュの装甲、ザクのエンジンブロックに・・・
たしか・・・・・お、あったあった、昔買ったライガーゼロのオプションパーツ。
イエーガーユニットで組んだ残りが、一掴みほどのこっとる。

コマンドウルフ・・・なんか、犬にみえてしかたないので、キャノピーを弄った頭に、Eシールド発生器をくっつけて、赤頭巾ちゃんに出てきた狼みたいに狼らしい狼に改装
前足の脛と、後ろ足に、余りパーツで装甲強化
小型のEシールドと、合わせて突撃に備えるとしよう!!!

ブースターっぽいパーツも、でてきたんだけど、旧TOMY製では、精度が甘すぎるので、ばらしてがっちりと組みなおし、スタビライザーっぽい羽をくみつけてみる。
ついでに、尻尾にも、羽をつけようか!!!
つぎは主武装の二連50mmなんだけど、これはこれで良いんだけど、ガンナーコックピットがかっこうわるい・・・
これ、ゼンマイゾイド時代の記憶によると、他のゾイドの頭なんだよね・・・・・
コックピットのかわりに、ミサイルランチャーと、サイトシステム兼用のマウントをこしらえて、50mmを再装着
ついでに、掃射用に、3連バルカン砲をこしらえて、首に、くっつけてみる。

これらの加工で、一回り立派に成長したので、こんどは、色塗り

「今回は、オレンジ系で塗ってみよう!!!!!」
一見面倒くさそうだけど、バイク塗るのと良く似た快感があるので、わりと楽しいのだ。
ちゃっちゃと塗って、組み立てて、俺ゾイド一号完成

仮称「スーペリア ウルフ」

コトブキヤ製ゾイドキット、出来といい組応えといい、けっこう、面白かったので、いくつか連作してみようかな。
<その後、フィーネ人形もつくる・・・っと

@おまけ
ニコニコ動画で、感心したのがあったので、ご紹介。
稲川ファンは必見だぞ!!!!!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11339881

威力偵察型

2010-07-10 16:45:41 | キャモデル (いろいろ)
えっと、界隈でおなじみの、模型店クラフトマンさんで、
「ボーダーブレイク格好いいのに、あんまし作られてないよねー」と、
こないだ拵えた、クーガーⅠを持参して、のたまってみる。

まぁ、ガンダム以外のロボは、やっぱマイノリティーなんだよなーーー・・ってか、
「デザインだけで買っていったお客」も、居たそうだけど、作ったという話はあんまし聞かないなぁ・・・・みたいな???

ネタが、ゲームセンターなわけで、それで遊ぶ人と、コアにプラモする人の、交錯点が限りなく少ない・・・・
逆に言えば、よろこんでプラモするお年寄りは、もうゲームセンター行かない・・・そんな感じの話

まぁ、「ちゃんとわかってプラモする」のが自然なんだけど、ココはひとつ、「ボーダーブレイクを良く知らない人のボーダーブレイクプラモ競作」とかを、細々と声掛けしてもらおう!という流れになりました。

そういや、ガンダムプラモが、世間にぽっかり現れた当時、「ガンダムは良くわからないけど、買って作ったAFVとか、飛行機プラモの人」が、居たわけで・・・
そういう模型があっても、悪くないといった、お話し。
幸いインストには、数ページ簡単に、ボーダーブレイク世界のお話と、機体説明が載ってます。
「与えられる情報はこんだけ」で、ボーダーブレイクと、ブラストランナーを各自理解して、作ろう!みたいな?

まぁ、言いだしっぺなので、わしもまだつくるよぅ!ってわけで、「シュライク」を買って帰る・・・そんな感じの話

えーっと、こないだのクーガーは、わりとあっさり作ったので、今度は、少々手を入れてみます。
「ブラストランナーのザク」に当たる、クーガーに対して、このシュライクは、軽装高速型のランナーとのこと。
しばらく、思案して、「まいどおなじみの強行偵察型」に改装してみましょう そうしましょう。

えーっと、まず、クーガーのほうが組みやすいです。
デザイン上、関節の耐久性も劣るし、しっかり組むには少々工夫が要るかもしれません、
それはともかく、格好いいシルエットそのままに、立体化されとります。
デフォルトの素組みシュライクは、コトブキヤの宣伝ポスターなんかをみてもらうとして、
今回は、威力偵察仕様ということで、思案します。

まず、目玉の、追加武装として、3銃身回転機銃ユニットを拵えます。
わりと「それっぽく作る」のは、得意なので、そのへんのジャンクパーツを組み合わせ、
キット付属の、リペアユニットのマウントを改造して、取り付け。
この火器には、でっかい弾装が要るので、無人偵察機が入ってるらしい、キットのコンテナを、そのままつかって、ゴム絵でつくったベルトリンクで、接続しとこう。
標準装備のショットガンと、この制圧火器が有ったら、有事の際の火力は十二分とし、
次は、偵察風装備
右脇に、オプションのシーカーユニットを吊り、頭には、オプション風の、増設センサーポッドをくっつけます。
センサーポッドには、補助カメラと、指向性集音マイクと、通信アンテナがセットになっとるとしましてヘッドユニットに有線で接続といった面持ち
背中に、刀を装備するためのマウンターがついてて、刀がないので、
衛星通信用の大型ブレードアンテナと、対地振動センサー風なものを組み合わせた物体を
かわりに、くっつけます。
あとは、各部に、ガードバーとか、冷却穴を追加し、パイピングしてタフっぽいイメージになったらおおよそ完成。

お色の方は、グレー系のツートンカラーとして、渋くぬってみました。

「ボーダーブレイクを知らない人の、ブラストランナーカスタム」
世界観をあんあまし踏み外さずに、わりと格好良いマシンになったきがしてきたので、
とりあえず一件落着。

きみも 「ボーダーブレイクを知らない人のボーダーブレイクプラモ作り」にチャレンジしないか!??


あ、写真とか、背中の通信アンテナユニットと本体の接続ケーブルがつながってないわー
まいっか・・・・・
<追加オプションと本体は、すべてケーブルで接続するイメージとして作ったらしい

それは、湾岸戦争の頃・・・

2010-07-08 09:56:25 | キャモデル (いろいろ)
やろうやろうと思って、出来てなかった作業シリーズを、やってみる・・・・そんな感じの話

「ツクダホビー製 1/35 カトリーヌ」

えーっと、ナディアって、もう20年ほど前のお話になるんですねぇ・・・・・・

いまだもって、私的最強アニメと、信じて疑わないこのアニメも、オンエアは、今を去ること、ふた昔も前、
湾岸戦争で、放送中断になったのも今となってはいい思い出ですよ、はい

えーっと、この20年の間に、控えめながらも、関連立体アイテムがリリースされとりましてー
新しいとこでは、合金製の、ノーチラス号とか・・・

バンダイの「ノーチラス号付 ナディア」のキットの小ささと、出来の寂しさに、がっかりしていたファンのココロの隙間を埋める
嬉しいアイテムなのですがーーーーーー

「合金じゃなくていいので、1万円以下で発売してください」以上の感想が浮かばない。。。。寂しい・・・

当時、ツクダから、メカ物数点がソフトビニール製キットとして発売されとりまして、
これがまた、サイズ、プロポーションとも、スマッシュヒットだったりしたのです。

マスプロ製で、ソフビ材質ってことで、
当然物足りない部分はあったものの、大迫力サイズのノーチラス号とか、グラタンが、(適価で)発売されたのは、
普通に嬉かったわけで、発売直後に、購入して、へたくそに仕上げておりました。

ノーチラス号は、大分前に、仕上げなおしたのですが、グラタンは、ほっちゃらかし。
気に入ってるアイテムだし、出来の方も、絶妙だとおもってたので、そろそろ仕上げなおしてみよかと手にとってみます。

えーっと、ソフビの組み立ては面倒臭いのですが、当時に組んでるので、こんどは、簡単なディテールアップと、リペイントするだけ。

改めて、みなおしてみると、画面によって、粘土のように形をかえたグラタンを、上手に立体化されております。
サイズも1/35で、20cmほどと大満足。
ソフビのわりには、「鋳造だったら、本物もこれくらいならヒヅンデルだろう」くらいに、歪みも抑えられとります。

ただし、サスアームもソフビ製なので、経年劣化というか自重で、ハの地シャコタン化しとりますが、
本物もハイドロサスってことで、圧の抜けた駐機状態なら、これで正解だろうといった面持ちだな!!!!

畳んだ前足に隠れた、口だとか、砲塔後ろの、吸入ダクトとか、後ろの噴射口とかいったあたり、「穴が空いてるだけ」なので、
メッシュ張ったり、ルーバープレート入れたり、ノズルパーツ入れたりと、さっさか加工、これだけで、ずいぶんと今風レベルに近づきます。

あと、搭乗ハッチですが、開閉選択式で別パーツになっとりまして、閉鎖状態だと、どうにも治まりがわるい・・・・
ので、パテで、埋めて整形しときますよ。

搭乗ハシゴとかも、取り付けたりて、もの足りないソフビぽさを、多少解消・・・・・

ほんで、このでっかくて丸いだけの物体を塗装することを考えるのですが、ぺたっとぬったら、物足りない・・・
擬似パネル風に、マスキングで塗りわけてもいいんですが、せっかく1/35なので、パネルラインを彫り足すことにしました。

適当に、思いつくまま、彫って、リベット穴もあけときましょか。

あとは、いつもどうりに塗ってドライブラシするだけーーーーーーー

ま!こんなもんだろう!!!w

「乗用車」なので、ぴっかぴかに塗ってもよかったけど、やっぱり、迫力があるほうがいいよな!

たしかこれ、ほかのモードにも、選択式で組み立てれたよな思い出があるので、
割安で、叩き売られてたら、保護してもいいな。

つかぁ、変形玩具とか、発売してほしいな・・・・・・・・・・

「もちろん1万円以下でな!!!!!!!!!!!!!!」<インジェクションキットでも可! 

リテイクに想う

2010-07-03 20:49:16 | キャラドール
えっと、プラモというか、模型というか、その他いろいろなもんを拵える時、
皆それぞれに、いろんな、セオリーとか、工法を持ってると思います。

ひとつの目標に対して、いろんなアプローチの作戦があって、自分が持つ作業レパートリーの中で、おそらく最善と思う方法で、取り掛かって完成させるわけですな。

当然レパートリーが多いほど、最善の方法も増えて、作戦を完成させるのが容易になるわけだし、そのレパートリーの密度が、増す事で、最善をならずとも、多少の横車を押しつつ、作戦完了を目指す事ができるわけだと思います。

あたしとか、さすがにこの歳になってくると、極端なルネッサンスとか新工法など望めず、いままでやってきた方法論を、合理化したり、深化させたりするのが精一杯なわけです・・・・

・・・・・うーん・・・なんか偉そうな話しですが、自分と、目標に合った工法をチョイスする事は大事だな・・・・と、つくづく思った・・・・そんな感じの話し

あーーーー 前に拵えた少佐人形、なんか、いろいろ、クリティカルヒット感が感じられなかったので、常々、再挑戦してみたかったので、やってみたんですな。

前(といっても数ヶ月前ですが)に拵えた時は、タミヤ速乾エポキシパテの作業性に嵌って、思いつくままやっつけ作業した感じ。

このパテ、滑らかで、とても作業性に優れてて、正直「嵌る」作業感。

この勢いで、ここ数点やってきたのですが、ここにいたって、
「やっぱ“向き不向き”が、あるなぁ・・・・・・」と、当たり前の事に行き当たったのです。

今回の少佐は、初心にもどりつつ、ココ数点で得た、作業内容を加えて、再処理するのが、目的。

とうぜん、先に「叩き台」が、できてるので、「ここはこの方がイイ」とか、具体的なイメージが頭に出来上がってるので、あんまし資料と首っ引きにならずに、思いつきのアドリブもできるわけです。
特に少佐(というか、9課の面々)は、作画さんの加減で、びっくりするくらいお顔が違うので、ここは迷わず「自分が一番好きな少佐の顔(と髪の処理)」のイメージを、叩き込んで作業スタート。

「手軽に首スクラッチがしてみたい」という人の為に、少佐首を題材に、いつもやってる首つくりの、作業内容を改めて書き出してみます。

焼いて固める樹脂粘土、スーパースカルピーを、棒のさきっぽに、適量くっつけて、指でもぐもぐと、お面を作ります。
ある程度、どの角度からみてもそれなりに見えるように、凹凸つけながら、ドールサイズになるように、お面をととのえ、鼻までできたら、ヘラで、唇まで、形作ります。
<スカルピーは、開封後しばらくたって、溶剤成分が揮発し硬くなってきたころが作業しやすいですな。

お面ができたら、カッターで、棒から切り離し、オーブントースター(温度調節ダイヤルがついてたら安物でOK)を、135度にセットし、陶器のお皿にのっけ、直火に晒さないよう、アルミホイルをかけるか、金属性ケーキ型をかぶせて10分ほど焼きます
<粘土に接触しないように。

焼きあがった粘土を水にさらし、荒熱が取れたら、さらに盛り付けて、お面から、目の無いハゲアタマに出世させます。
ラッカーシンナーを塗ると、焼きあがったスカルピーへの盛り足しが上手くいきます。
<盛り継ぎ部分が、重合します。

これが焼きあがった時点で一旦サフェーサーをかけ、ヒヅミとか、歪み、凹み、傷を、出来るだけ処理してしまいます。

いろんな角度に耐えれる、きれいなハゲアタマができあがったら、漫画描くみたいに、ボールペンで慎重にアタリをとり、目を描き込んだら、刃物で、丁寧に掘り込んで、いきます。

ここで更にサフェーサーをかけて、「お、けっこう似てるジャン!」となったら、次は髪のもりつけ。

髪は、二種類のエポキシパテを使い分けて拵えます
まず、ツムジから、うなじにかけては、タミヤエポキシパテ。

ヘラでいきなり流れをモールドしやすく、出来上がりが硬いという特徴を生かし、あるていど、生硬化させて、腰がでたころを狙って、一気に形作ります。

出来たシリから、自分で潰す傾向がある人は、少しづつ盛り分け硬化させがら作業するといいですな。

ここで出来た後頭部の髪をアタリにして、横の髪をこんどは、セメダインプラスチック用エポキシパテ(青キャップ)で、盛り付けます。

このパテは、ヘラでモールドするのが困難な半面、硬化後もあるていど弾力があり、壊れにくいといった特徴があり、遊んで壊れない人形首には、もってこいです。

更に、このパテには、あまり知られてない「すばらしい特徴」が有ります。

混合後、腰がでるまで生硬化させたあと、髪の流れに沿って、シラスジャコのように伸ばした房を、イメージ通りに貼り付け、ヘラで整えて、直感的に、「絵どうりの形」にくっつけて整髪していきます。

正面、横からみても、なるべくバランスが良い様に、跳ねや、捻りをつけたり、盛り重ねしたりして、イメージに近づくまで、じっくりやっていきます
<慣れないうちは、少しずつ何回かにわけて、硬化させるといいかも・・・

当然、手で丸めたシラスジャコは、もっさりとしており、とてもシャープとはいえないものですが、ここで、このパテの隠された特徴が、役に立つのです。

このパテは、房にわけて、もりつけたシラスジャコ状の髪パーツを、硬化引っぺがし、盛り付けラインから、綺麗に、バラバラのシラスジャコに分解できるのです。

むさんこに分解すると、どこがどこのパーツかわかんなくなるので、きちんと並べてバラシ、少しずつ分解し、一本一本240番くらいの木工ペーパーで、シャープに削りあげます。

なんだか手間がかかるようですが、複雑な、髪のパーツを一体で、削りあげ、仕上げるより、断然簡単で楽、ニコニコ動画とか見ながら、ゆたーーーりと単純作業に浸れます。

シャープに削ったシラスジャコを、恰も土器の復元のごとく、元どうりにアロンアルファで、組みなすと、自由な流れの髪型のまま、シャープなラインのでた、素敵なカツラが出来上がります。

何パーツかに分けた、カツラを、頭にアロンアルファの点付けで、仮止めし、パーツ間を、タミヤのエポキシで補いつつ、全体を整えたら、およそ完成。

再度サフをふり、表面仕上げをすました時点で、塗装となります。

仮付けしたカツラパーツを引っぺがし、あとは、出来合いのガレージキットのように塗れば出来上がり。

今回は、一晩置いたあとも、目だったリテイク箇所は目立たず、わりと、自分の嗜好に合った少佐に出来たような気がします。

複雑な婦女子ヘアーは、やっぱし、この方式がイイと、改めて思い、冒頭の書き出しとなる・・・・・・・・・そんな感じの話でした。