深度計予備回路

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それは素敵なラプソディ

2013-07-21 20:20:56 | ガンダム
で、お次は、「ニコイチで、MG旧ザクVer2を作ろう」の巻

しゅっとしてカッコウイイジャニーズみたいな、ゼータガンダムから一転、ごつく 汗臭く 立ち姿に男の哀愁さえ感じる、
ジュニアヘビーのプロレスラーのような、ザクを作るわけです。

MGの旧ザクは、以前、Ver1ザクと、同じフォーマットのキットを組んで、
「ザクのプロポーションとしては、こっちのほうが、大河原立ち絵的に、理想値なんじゃなかろうか!?」といった、お話しをしたような気がします。

手足、頭のバランスだとか、若干とはいえ、ありえない方向にちゃんと曲がるひじ関節だとか、ちょっと、うるさ過ぎるパネルモールド(と、アレンジ)を、
のぞけば、これはこれ、一種の到達点だとおもいました。

しかし、旧キットと比べ、確かに広い可動範囲(というか可動の可能性)を、持ちながら、驚くほど、ポーズが決まらない。
イイのは、イイのですが、遊んでりゃ、勝手にポーズが決まる、Ver2のシリーズを先にみちゃうとね・・・・・
「気が付きゃ、結局”素立”で、飾っちゃう」あたりに、正直な限界を感じるわけで・・・<まぁ股間に喝いれんと、「キオツケ」も、いまいち決まんないなんだけどね・・・・

一方、コレはこれでカッコウイイ半面、大河原立ち絵には、あんまし似ていない気もしているVer2ザクなんだけど、
TVアニメに出演なさっている「粘土のようなザク」の、「人間が着ぐるみ着た様なアクション」を、プラスチックで、やり遂げた、頑張りは、それを補って余りある物かとおもいます。
<アニメイメージにイットウ近いのは、TOYの、可動戦士ザクだとは思いますがww

実際「Ver2は、ポーズつけて飾っちゃう」

ほんでま、「ガキンとポーズつけて遊べる、旧ザクがほしい!!!!!無けりゃ作れ!」・・・・そんな感じの話。

つか、MSVに移行する目に、何で発売されなかったのか??いっそ、疑問でもあります。

準備するのは、Ver2のF系ザク(今回はマインレイヤー)と、MG旧ザク

Ver2のザクを、さっくり組んだら、コンバート開始

胸から、腹にかけたパネルは、旧ザクキットのものを、削りあわせたり、延長したりして装着、実に簡単。

頭は、ちょい大き目の、旧ザクキットを乗っけるのが良いかともおもったんですが、ここはそれ、Ver2ザクと並べられるプロポーションにしたいのと、
Ver2で、頭部と連動するモノアイのスイングギミックが、あまりに秀免だったりするんで、ザク頭を、旧ザクに作り変えることにしました。

モノアイレールを、ハスに削って、アニメ旧ザク風に、ちょいっと広めにみえる小技とかを織り交ぜつつ、旧ザク化していきます。

脚周りは、パイプの納まる穴を埋め、Ver1旧ザクでも、差別化が、忘れられてた、裾の後ろをまるく削りこむ加工をするだけ!

うむ!簡単!

スパイクアーマーは、ザクのトゲをオミットして穴を埋めるのが、機構的に楽なのですが、「ちゃんと丸く、ひとまわり小さい」MG旧ザクの肩アーマーを、チョイス
マシンガンも、ボリュームのある、Ver2のパーツを主体にして、組みかえておきます。

ほんで、旧ザクには、肘の装甲が無いんですが、これ端折るとなぁ・・・連動可動するひじ関節が冴えないしなぁ・・・
ってわけで、そのまま・・・・<Ver1旧ザクとかにも、普通に付いてるし・・・・

あと、今回へんな色気だして マインレイヤーをベースにした分、通常のランドセルパーツが丸ごと付属してない(ケチ!)んで、
旧ザクのパーツを加工して、取り外しが効く、ノーマルランドセルも拵えときますよ!<薄く加工ね!

しかしま、このあたりは、Ver2ザクの真骨頂、ユニットごと換装することで、大戦末期の寄せ集め風味満点な、「旧ザクキャノン」とかも、素敵に再現できちゃいますヨ!!!

気が付きゃ、旧ザクのパーツ、そんなに使ってないんで、通常のVer1ザク(と、旧ザクの中間もデル)が、ほぼ組めそう。。。。。
更に、Ver2ザクの、シールドと、スパイクアーマーが、一そろえ残ったんで、今後ザク系MSを拵える時の「良い肥やし」になってくれそうです。

しかしなんといいますか・・・・

ベースキットに隔世の感があるとはいえ、「ザクを旧ザクにする加工」の、一工程一工程が、
「当時の人間」にとって、なんともいえずノスタルジックな作業で、「初恋の味カルピス」のような、甘酸っぱい感覚が蘇ってまいります。

旧ザクのキットすら発売されていない(というか、発売されるなどとはおもっていない)当時、ザクを切り張りして旧ザクをつくれば、
結果の如何を問わず、「たいした偉業」として、地域コミュニティーの間で、ささやかな英雄になれたでしょう・・・・

30年の時が過ぎた今では、それは、さしたる偉業でもなく、思い立ったらダレでもチャレンジ出来るお手軽改造

昭和は遠くなりにけり・・・・

カラーの方は、どうにも恋焦がれて止まない、アニメ指定でも良かったのですが、MSVハンドブックに掲載されていた、
カーキXブルーX黒の「リアルタイプカラー(登録商標」に、決定。

ありあわせの、デカールを張り込み、定番のハゲチョロをカキコミ、ブラシで塗装ヤレを吹きつけたら、パステルさっさ

「モビルスーツの鮒」MS-05 Ver2 出来上がり!!!




机の上に立つ、無駄にカッコウイイ 旧型ザクを、ぼんやり眺めて、素敵なタイムリップ感を味わってみたり・・・・
暑いさなか、自転車漕いで、玩具屋ハシゴして、ガンダ模さがしまわたったっけ・・・

「プラモ飽食の時代」の今日でも、一年戦争版のガンダムプラモをつくると、どことなくココロがそぞろになります。

ドムの紫に・・ズゴックのグレーに・・・ゴッグの黄色・・・・・・それはそれは 素敵な狂想曲・・・・











やはりかっこういいぞ

2013-07-15 09:31:59 | ガンダム


で、忙しそうなフリをしているこの頃、プラモはおやすみ・・・・してたわけじゃなく、
ぼちぼちと、マイペースに、拵えてはおりました。

総じて、時間が少ないので、作るのが精一杯で、アップロードできてないだけ・・・そんな感じのお話です。

とりあえず、前回途中のまま貼ってた、ゼータガンダムは、格好になっております。
ただまぁ、毎度お馴染みの、「濃いウエザリング」は、やってないんですが・・・・・

ハゲチョロゼータも、面白そうなのですが、うちだってたまには、さっぱりしたのもあっていいんじゃなかろうか?
といった、提案??提案なんか???まぁ、ゼータガンダムって、そういうアイテムな気はしております。

ただまぁ、前述のとおり、ちょっと、塗りわけを多めに・・・デカールワークも程ほどに・・・といった具合であります。

で、キット付属のフライングベースに乗っけてみると・・・・

うむ!無難ではあるが、十二分にカッコウイイではないか!
なんせ、いっとう初期の、1/100可変ゼータとかの世代。。。。。。

「どういう魔法を使ったらこんなにカッコウイイ物体になるのか!!!」なんてな!!!

まぁ、欲を言えば、もうちょっと、足が太く短いほうが、アニメっぽくていいよねってなもんですが、
「そんなあなたには、PGでも買っていただきましょうか」といった流れになるようです・・・はい

で、このキットに興味があるけど、いまだに買ってない、あるいは組んでいないお客様が、気になっているであろう
差し替えなし完全変形のゼータは、変形させてあそべるんか?だとか、緩々じゃないのか?あるいは、キチキチで、ぶっ壊れるんじゃないのか?
といったあたりの、正直な感想を、「素組み」で済ませた今回の「値打ち」といった具合でヨロシク!

足が細めで腰高なのと、「股間の位置」になんとなく違和感を感じるとはいえ、期待値程度に、よく動きスマートな、MS形態から、
ウエーブライダーに、一瞬の可変!!!・・・とは行かず、ヨチヨチと・・・・ね

後に、デルタプラスに盛られたものの原型とも言える、凝った機構が満載されており、上半身の可変から、腕の収納にかけては、デリケートではあるものの、巧いことできとります。

ただし、折りたたみ式の「角」が、胴をくぐるクリアランスが、かなりギリギリで、一歩間違えば、破損に繋がる恐れがあります。
ほんの少し、短く削るか、変形のときは、首抜いたほうが安心かも知れない感じ・・・・・
あと、わき腹の折りたたみ機構の連続ヒンジの「嵌め」が、甘く、一回ごとに、外れかかって、残念な感じに。。。。。
デルタプラスになっても、ここは、相変わらずだったわけで、今回もCクリップ部分を真鍮線でクローズする加工をしておきました。
<肩の六角形プレートの可動ヒンジも同上・・・

ほんで、これまた、大胆な動きをする、股関節なんですが、このあたり、1/100ってサイズの限界なんでしょうか・・・・・
ロックを外すと、だらーんとなるので、変形中に気を使うというか・・・

組みあがるとそれなりに、収まるんですが・・・・・デルタプラスで、「取り外し式の固定パーツ」が用意されたのはしかたないトコかも知れませんです。

で、よく言う「こんなもん色塗って、変形させたら、剥げてOUTだろ」ってお話しですが、思ったほど、ダメージは出ません。

出たら出たで、剥げた部分は、そのまま、ハゲチョロ塗装にしたろうかと思ってたのですが、剥げなかったので、ハゲチョロやめたといった状況でもあります。



そんで、各関節は、きつすぎも緩すぎもせず、わりとイイカンジ、
遊ぶ派としたは、太もものスイングパーツに、いくばくかの、華奢さを感じはしますが・・・・・・・・・・・・

とにもかくにも、息抜プラモ MGゼータガンダムは、一旦こんただ具合で、一件落着!

後日また、気が向いたら、薄汚く色付けするかもですが、「そういうお遊び」は、次の、旧ザクで、存分にやったらいいではなかろうか?といった気持ちがしないでもないのです はい!