深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
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どこまで、オーパーツ

2014-07-26 19:40:53 | キャモデル (いろいろ)
で、水中ザク以降、お休みしている

・・・・・・と、見せ掛け、ゆっくりと、また、作り物は、しておりました。

ここ暫く、ずっとガンダ模だったので、ほぼゼロに近い在庫の中から、ちょっと色物を・・・

いわゆるこれ「ウィンガル ジー」

「ウィンガル」でも、「ウィンガル ジー ハイシャルタット専用」でもなく、ウィンガル ジー
おそらく、当時に購入して死蔵したもようです。

説明書は入っていない(ぉぃ・・・)けど、キャンペーンシートは、入っていますよ!

実はコレ、近年拵えようと、画策はしたようで、これまた、ちゅーーと半端に、組み立てた形跡が・・・・
「半端に組むなら、ばらせねぇプラセメントは、やめろよ俺!」ってな具合に、自分を呪いながら、作業スタートした、7月・・・

「そして俺はまた、当時のタカラSAKの底力を知る」

いくらタカラとはいえ、そのまんま組むと、「残念なプロポーション」になるのは、自明の理、
しかし、驚くべきは、胴、手足、頭それぞれが、良く出来てる事。ぴょろぴょろにも、薄っぺらくも、箱細工にもないっていない!

すごい!

しかるに、ちじこまっている、プロポーションを、伸びやかに、するだけで、もし、WA○Eとか、○AXファクトリーが、新金でリリースしたらば、こうなるだろう・・・って感じに仕上がる可能性がある。

これって、凄いことじゃないでしょうかね。


とにかく、ざっくり下から、組んで行きますよ。(あんまし資料は、ありませんねん)
ちなみに、パーツ全体的に、薄く脆い・・・・・・・・危険だ


飛行形態に変形可能!
ってわけで、つま先と踵は、ポリキャップで、スムーズに可動!さらに足首(と、股間)には、ボール形状のポリキャップまで、採用されている・・・・どこまで、オーパーツなんだよ・・・・
モナカに、真っ二つなおり、どうにも、処理しきれないパーティングラインがはっせいする、ノズルの取り付け部、なんかに、プラ板を貼り込んで、すっきりさせるだけで、
足首は、OK

ドッシリ感を表現する、幅増しも、ありですが、飛行兵的に、ランディングギアな、足首はシャープでいいとおもいました!

ただし、オーパーツな、ボールポリキャップを使う、脛との接合は、後嵌めとか、すっきりシルエット獲得のために、ざっくり割愛、
社外品のABSボールジョイントで、かっこういいクリアランスを吟味しながら接続

そんで、脛から上は、キットのままだと、あまりに貧相にすぎるので、1.2mmプラ板2枚をサンドイッチして、がっしり幅増し。
これまた驚いた事に、膝が、二重関節になっているだけにとどまらず、スライド伸縮するギミックまで・・・・・
とうぜんここらも、ライブのまま、すべて、一様に幅増しするのことです。

太ももに取り付く装甲も、付け位置を、調整して、3mmプラ棒で、接続。


腰には、これまた驚き、飛行形態と、立ち姿を両立するために、股間軸が、回転可動するのです。

「あんたは、MGガンダ模か!!!!」

でも、まぁ、上に回すと、ちんちくりんなので、下(ちょっと前気味)に固定しちゃいます・・・・
胴と腰との接続は、回転可動のみなので、前後にチルトできるように関節を組んで、これまた2mmほど伸ばして接続しときます。


それなりに、ジーしてるので、問題ないですが、額当て、下嘴を、パテとか、プラ板で、再整形して、しゅっと男前に・・・
胴との接続は、変形を見越して、当時の粋をこらした、不思議伸縮機構が盛り込まれてるんですが、一部ポリキャップをオミットしているプラステーが、
内部に入っているスが原因で、木っ端さんになってまったので、現代の技術の粋をこらした、フルポリキャップ&ABS関節にやりかえ・・・
スムーズになったけど、目立たない・・・・くっ


胴との、接続は、これまた、ABSボールでスイングを確保
手首が廻らないデザイン上、キットのままでは、残念な、ポーズしか出来ない肘は、大幅に作り直し、リボルテックジョイントで、接続

そして、驚くべき事に、ミトン状の、指がひらいたりとじたり、可動するんですわ。

当時の薄いプラで、接着後、がっつり広げて、はめ込む肩装甲とか、現在の技術でも怖い・・・
セメント接着&完全乾燥でも、つらいので、裏から、エポキシで補強しています。

バックパック 羽
とんでもなく処理しにくい、パーティングラインをがんばって処理できれば、バックパックはOK
ウイングは、羽先の伸縮機構を、延命させる為に、ポリ軸を摩擦させるように、小細工
バックパックとの接合部には、.5mmプラ板を差し込んで、合成をアップ!

最後に、社外パーツをじゃっかん張り込み、思いつきで、パイピングをはやかし、リベットを、打ち直でば、ウインガル ジー 大完成

FF14しながらのニッチ作業の折、加工で、燃え尽きた折、お色のほうは、捻りなく、本編に準じた配色を基本に塗りわけを増やしております。

アクセントになっている、腕の赤い部分は、イメージより、もっと、鮮やかかな感じとし、エングレービングのゴールドとあわせて、「合格達磨」の雰囲気を目指しております。

ガリアン登場前は、歩兵を踏み散らかすくらいしか、仕事が無さそうな、飛行兵・・・

バトルダメージは、控えめに、ドライブラシと、ウォッシング、エナメルの、タッチだけで、多少重みを増したくらいとしておきました。

しかし、タカラはすごい・・・いや、すごかったのう・・・<惜しい






↑飛行形態で飾れるように、微妙な感じの、飾り台もついてる(なんと、ボールジョイント接合)んですが、重量バランスかわっちゃって、巧く乗らないのw




↑ 地に足ついたアクションはあんまし似合わない、ウィンガルさん