深度計予備回路

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白い粉

2011-01-11 13:50:43 | キャモデル (いろいろ)

年末に取り掛かってた、1/35 MGダンバインとか、出来上がりました。

先述の通り、プロポーション可動範囲共に良好な、スマッシュヒット!!!

・・・・・ですが、結果的に、「修理しながら作ってた」わけで、
丁寧な作業が日常な人であるか、修理スキルに長けた人じゃないと、
ダンバインのジャンクが、転がるか、バンダイに部品注文する事になるか、
固定モデルとして完成する事になるんじゃないかとおもいます。

とりあえず、ざっと組んでみた具合とか。

問題の「ゴムパーツ」に、関しては、いまんとこ、然程の問題は出てませんですよ。
ざっとした塗装もできるし、可動が、やらかさに頼ってない分、剥げる事もすくないかと思います。

問題は、ABS製のフレームのほうかも・・・・・
ビスで組むんで、保持性は高いんですが、遊んでるうちに「捻って」破損します・・・・・

経年劣化と、溶剤の加減もあるのかもしれませんが、「一級アラート」で作業する事をお勧めします。

「そんなん気にしてられるか!」とか、「もう折れちゃったよ!」って人に、耳寄りなお話。

「アロンアルファーと、メリケン粉で修理(補強)しましょう!」

メリケン粉と流し込みタイプのアロンアルファを組み合わせると、
高速且つ、強力な、強度が実現できます。

もちろん、酷いパーティングラインの、スピーディーな処理にも、ばっちりつかえます。

およそ、プラリペアに似た使い方でまちがってません。

患部にメリケン粉盛って、接着剤をポタポタしてもいいし、
パーティングラインに、流したアロンアルファに、粉を擦り込んでもOK!

「メリケン粉って有機物だよ?」って人もいると思いますが、
だまされたと思って、台所から、大匙一杯、くすねてきてください。

メリケン粉の粒子に染みこんだ、アロンアルファは、ある程度体積を保ったまま、
あっという間に、硬化し、その強度は、ミニ四駆の自作ボディの裏打ちに使ってもへこたれない。

小麦粉内の、水分と反応するので、「専用硬化促進剤」なんか無くても、ぜんぜん問題なし!!切削性も良好なのです。

おまけに、「地球にやさしく低コスト」 子供が舐めても安心です。

ダンバインの場合、幸いゴムカバーとのクリアランスはあるので、肉抜き部分に粉を詰めて固め、
ABSのフレーム断面以上に、メリケン粉化合物を盛りつけることで、かなりの強度アップが出来ます。
破損してからでも、丁寧にやれば、「破損する前より丈夫になります」

今回、遊んでううちに3箇所骨折・・・・・うち一箇所は、ハネの基部・・・・<工事停止レベルの重要箇所ばっかし

全て、メリケン粉と、ABSの軸撃ちで、補修しました・・・・・

ちなみに、足ツメも一個、飛ばしちゃって、スカルピーで、レプリカする嵌めになりましたとさw

まー こういった具合に、「押し寄せる萎えの波」を凌ぎながら、組み進んだわけですが、
キット自体、別段「弄らないとまづい」ほど、気になるとこもなく、速やかに仕上げにうつります。

とりあえず、オーラバトラーなんで、セオリーどうり、溶きパテを平筆つかって、テクスチャーつけながら、
甲殻部分を、コーティングしとくのこと。
ただし、鍛冶で、作ってそうな、口とか、肩の取り付き部分、鞘とかは、加工しません。
<ヒジ ヒザのパッドは、どっちにするか悩むとこなんだけど。

お色の方は、アニメ通りの藤色もつまんないので、一旦白系に仕上げから、パステル使って、
「オーガニックな風合い」の、色ツケする事にしました。

足爪は、怪獣調、羽はクリヤーのグラデーションと、ロボ一個で、いろいろ試せるのが、オーラバトラーのイイトコ。

ちなみに、コックピットのクリヤーハッチは、透明部分を、塗り残しながら、緑で吹きあげました。
<透けて見えるヒンジがかっこわりーよねw

あとは、てきとに、もごもご塗ってできあがり。

でもこのロボ、空飛んでるイメージが強いんで、スタンドで飾らないと、冴えないなぁ・・・・と、おもうの候

いろいろリスクもあるけど、俯瞰で言えば、イイキットなので、売れ残ってたら、ぜひお買い上げくださいませ。

↑艶っぽく写ってますが、ザラザラですよ・・・・

↑最初期のキットを買った人には、すさまじく感慨深い出来かとおもいます・・

↑羽先は、カッターで、カットして、シャープにすると雰囲気いいかも・・・

↑強いて言えば、握り手が欲しかったかなぁ・・・
       <ポリ調の手首パーツも、溶きパテコートしたら、塗装問題なしでした