深度計予備回路

どこまで行けるか模型生活!
粘土でキャラドールの首をつくろう!
箱模型もつくろう!

「ご存知・・・・

2009-11-19 21:00:19 | キャラドール
・・・・飛騨の白影さんじゃいっ!!!!!」

ガヤルド作りサボってコレ作ってました。

アルフレックス製赤影シリーズの白影さん。
WFで、発表になったときに「買うぞ」と決めて、アナウンス後、即予約しました。

当然、赤影さんも買ってます・・・が、やっぱ、白影さんが好きなんだなー!
<青影は、総ソフビ製で、白影さんのオマケについてます

この手の品物は、皆、コレクションアイテムとして、箱に入れたまま、保存するんでしょうけど、わしゃぁそんな、つまらないこたぁしないのぜー

セットには、黄金の仮面とか、ギヤマンの鐘とか、大凧とか、オプションてんこ盛り。
さらに、忍者刀は、ロケット砲オプションもついててガンガン遊べるぜ!

だがな・・・・イマイチ似て無いんだ・・・・・

坂口さんは、仮面してるせいもあるんだけど、しゅっとしてて、結構似てるんだけど、大好きな白影おじさんが・・・・いまいちこう・・・

「白影さんだって言われると、そんな感じもするかなぁ・・・・」ってかんじ?

未塗装で、ソフビ肌だから、ある程度はしかたないんだけど、なんだかぁ~切なぁい・・・・

「くそぅ!どうにかならんのかい!!!!!」と、本編の、牧さんの声で、嘆くのです・・・・・・

”暗いと、不平を言うよりも 進んで明かりをつけましょう”

と、いったわけで、遠慮なく作業にはいるのだ。

種を明かせば、これ結構長いこと弄ってまして、なかなか良い結果が出なかったのです。

まず「リペンイントだけ」したんですが、もともと女の子人形担当で、リアルオジサンの顔とか、塗り付けないせいもあって、なかなか似ない・・・・

気がつくと、宮尾すすむになったり、仁鶴になったり、伊東家のお父さんになって、「ニン!」とか・・・・・・

とくにソフビが緩んで横に膨らんでたせいもあって、やってもやっても似ない・・・・・

そしてそのまま放置・・・・・・

その後、また取り出し、色落として、今度はドライヤーで、やらかくして、スリム顔にして、
ふっとい(この手のシリーズは仕方ないんだけど)首を、削って、多少すっきりさせました。

そして塗り治すと、「ちょっと良い感じになったかも・・・でも、もうちょっと・・・・うーん・・・・」<赤影DVDを、激しく鑑賞・・・

なんていうか~ ソフビ一発もんだから仕方ないんだけどぉ~髪型が~寂しいんだよな~・・・・ってとこで、また封印・・・・・・

そして三度コレを取り出したとこからが、今回の作業。

まず、アクションの時とか、「ビン」の、髪の毛が、ほつれて、”
サリーちゃんのパパ”みたいになってるのを、パテで手早く再現して、前髪も丁寧にボリュームアップ。

さらに、お顔に筆を入れ、優しくて厳しい白影顔に多少でも近づくように頑張ります。

「よし!わりと良いかもしれない!」<イメージは、第4部の魔風編くらいかな。

さーーここでなぁ・・・・大問題・・・・・・

「アルフレックス社の素体は、恰幅が良過ぎなんですよ」
どいつもこいつも、萬屋錦之助とか、里見浩太郎みたいな体型に・・・

専門が時代劇マンなので、これで良いっちゃぁ良いんだけど、
本編の白影さんは、もっとスリムで、頭がでっかく見えるんだ。

とはいえ、切った貼ったで、すむレベルじゃないので、オビツのスリム男性素体(前に買ってた ブリーチ 一護のやつ)を試しに当ててみると、及第点っぽ。

どうにかこうにか、頭を接続する、工夫ができたらば、今度は衣装合わせ。

激しくブガブガなので、ど根性で、縫い物して、とにかく合わす・・・・
手甲も、ズボンも、帷子も、上着も、ベルトも全部加工します。

そして改めて着せてみると、

「ちょっと足が長いけど、良い感じだ!こんな感じが欲しかった!!!!!!」

最後に、主武装の、「鎌槍」が、長すぎるので、4cmほど切り飛ばし、刃を研ぎなおし、シルバーで塗ったらば、出来上がり~
<ちなみに、忍者刀は、背負いバージョンと腰刺しバージョンがある・・・

しかし、これで、全てが終わったわけではない・・・・・
後には、赤影と青影が、残っているのだから・・・・・・・・・

「いつの日か、こいつらもやっつけて、3人並べて飾るぞぅ!!!!!!!!」

@@@@赤影のおもひで
「仮面の忍者 赤影」って、実は、わしよりちょっと上の年代がジャストミートなのです。
今思えば、ちゃちなセットだったり、薄暗いフィルムだったり、なんともたまらないSEだったり、その画面の全てが、小学校低学年の頃の脳裏に焼きついてる・・っていうか、それくらい気に入ってたんだと思うのです。

当然、西遊記だったり、戦隊物だったり、該当年代の番組にも、好きなのは一杯有るんですが、刷り込み効果の如く、別格に好きだったと思うのです。
<世評はともかく、魔風編に思い出が多い気がします・・・・

とにかく、時を経て21世紀の今、 
   亡き、牧 冬吉さんに、ささぐ、精一杯の白影人形
      
     「たのしい夢と、思い出を、ありがとうございました」