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原点回帰計画22

2020年05月24日 | カプリオーロレストア記
つづき



リアブレーキロッドに関しては、メッキに出したら単に錆びてしまっただけのような仕上がりで
気になってしかたないが諦めて塗装にしようかと思ったけど



最近覚えたすずメッキしてみました

一番の難関がケース、ロッドが50cmもある
かといって深いのだと凄い溶液の量が必要になるし・・・
使用したのは娘が小学校の時使ってた引き出し、これが何かと役に立ちます

サンポール1に対して水4の比率は変わりませんが、今まで使ってた溶液を再利用し
足りない分をつぎ足しましたが、50度のお湯でなくとも出来たし段々面倒になり水で

ハンダ線の量は、長物だけに50cm以上必要でした
足りなくなると反応が止まります、無論電池も弱まると反応止まります
電池はマンガンの単一か単二を一本で十分、1つで二時間ぐらいは使えます



結果はこのとおり♪
これにはかなりニヤっとしました



塗装しなくてよかった~これは感動した
取り出し乾いたタオルで磨きました



大体わかってきたので、一気に進めます
サンポールで錆びとメッキを落として(15秒ぐらいでOK、きついのはワイヤーブラシで)

メッキしたいものをマイナス側、メッキの材料をプラス側につける
当然ですがプラス側とマイナス側は触れないように設置
触れても乾電池ですので何ら問題はないですが、メッキされません



メッキしたいものがマイナスで通電していればOKなのでこんな感じでやりましたが
容器が大きければザルに入れてすると簡単で良いと思う(プロはこれでしょう)



まるでダメだったこれもハンダ線でのすずメッキでこの通り
肌荒れは隠せませんが、全体にメッキがのったので良し

この手のをサンポールするときはビニール袋にいれてすると
少ない量で上手くできました(コロコロ袋の中で転がす感じ)



結果これが



こうなり(わざわざ元の写真と見比べて同じようになるよう並べたマメ男 笑)



「ほぼメッキがかかってない」っと泣いてたのが



ほぼメッキがかかった状態になり(やはりマメ男 爆)



セルフメッキでここまで出来ました

これをしてて思い出したのは、僕は理科の実験が大好きだった
苦労というのはなく、どんどん変化してゆく過程と結果が楽しく、仕事終わってから丸2日
寝る前までこれに費やし、朝起きてすぐ撮影してました(夜だと綺麗に撮れないから 爆)



で、終わりの予定が
ユニクロメッキとすずメッキのがあるのは変じゃないか?
っていうよりすずメッキの方が風合いが良いじゃないか!ってことで



綺麗なユニクロメッキのをすずメッキして(画像はメッキ後中和中)
ユニクロメッキの上からすずメッキのらないって書いたけどのりました



全てセルフすずメッキで色が揃いました♪
ここまで予測出来てた人は居ないんじゃないかな?