原発由来の放射性物質と健康被害について考える－その13－おまけ

昨日は終日でしたが、今日は雲一つない。
お盆になり、実家に帰省されている方も多いことでしょう。
私も明日あたりに墓参りをしようかと考えているところです。

さて、前回は北海道で食品などの検査情報を提供しているプロジェクトを紹介しましたが、これでは片手落ちかなと思い、全国の市民測定所を探してみました。
さすがネットですね。一覧を作っている方がいました。

「全国市民測定所リスト」というＨＰです。

http://shimin-sokutei.net/list/all.html（全国市民測定所リスト）

貴方の街にも、既に市民放射能測定所が組織されているかもしれませんね。
これらの組織は普通、カンパで運営されていますので、ろくでもない税金に使われるより自分たちの生命に関わる資金としてお金を利用したほうが有効だと思います。
税金からはカンパ代を差し引いて支払ってあげましょう。

最近、復興予算15兆円のうち余った予算が約６兆円あり、そのうちの約１兆円を天下り法人に配分したという記事を目にしました。

http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-6605.html（「ふざけるな!!復興予算1兆円 天下り法人がピンハネ」－「日々担々」資料ブログ）

復興予算は新たに税金を国民にかけてねん出した資金であり、災害を受けた東北の復興資金とするものですが、約６兆円も余したうえ、その資金を天下り法人に分配するなど言語道断な行為です。
災害を受けた東北地方の復興はまだまだ進展していないのにです！
何故、復興予算が消化できないのかは、予算に国から使用対象などの縛りがあるからです。
地方自治体に一括で予算措置を取れば、実状に合わせて資金を使えるのですが、国がいちいち使用対象を決めて資金付けするため、地方の使用したい資金の実状と合わず、結局、使われないというわけです。

国の地方支配という制度上の問題が、今回の大災害にも影響しているのです。
そうした実情を知らないで、地方自治体が働いてないと批判している人がいましたが、とんでもない無知による批判です。
折角、ネット社会に居住しているのですから、何故？という疑問を抱いて、その原因を調べてみることが大切です。

さてさて、話題が外れてしまいましたが、ここで福島県（福島市）にある市民による放射能測定所の情報を貼り付けておきます。

http://www.crms-jpn.com/（市民放射能測定所）

この中から、福島産品の”汚染状況と汚染されてない状況”がみてとれます。
福島産品が全て汚染されているわけではありませんね。

国がしっかりと食料品の検査をし、その安全性を証明するシステムを構築していたならば、いわゆる”風評被害”など存在しないわけです。
ほとんど放置していながら、”風評被害”を喧伝するのは国民の命の安全性を阻害し、しかも食の安全性も確認しないで”食べて応援”とか”絆”などという感性的表現で国民の命を危険に晒す行為は厳に厳しく罰せられなければならないと思います。

お盆につき長々とは書きませんが、今日は”おまけ”を追加させて頂きました。


また、お会いしましょう。


一刀斎は全ての原子力発電所の即時廃止を支持します！


＜おまけのおまけ＞

○行政が発表している食品の放射能検査結果

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002hbls-att/2r9852000002hbpl.pdf