虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

北朝鮮の人工衛星輸送ロケットを検証してみる

2012-12-15 09:09:55 | 社会
前回の記事は、「北朝鮮にミサイルを供給しているのは米国のレイセオン社です」というツイートの信ぴょう性を追ったものでしたが、証拠は見つかりませんでした。

しかし、carurosさんから、「今回のロケット打ち上げ関連製品を(レイセオン社が)販売、或いは北朝鮮が輸入している証拠を挙げて(示して)いただけませんか。」というコメントをいただきましたので、もう一度調べてみることにしました。

さて、北朝鮮がもっているミサイルはどんなものかから検討してみましょう。私もよくわからないので・・・。

よく名前の聞く北朝鮮のミサイルに”ノドン”とか”テポドン”というものがあります。
この北朝鮮製のノドンとかテポドンは旧ソ連が開発した”スカッド”を輸入し、自国で開発したものとされています。
下記の資料によると、スカッドBというミサイルを1981年にエジプトから輸入したそうです。
それを改良し、大型化し、今回の人工衛星用運搬ロケットにしたということになっています。

http://www.mod.go.jp/j/approach/defense/bmd/20090515c.pdf(参考資料(PDF:410KB))


【北朝鮮のミサイル&ロケット】

●スカッド:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%89(スカッド)

●ノドン:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%89%E3%83%B3(ノドン)

●テポドン:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%9D%E3%83%89%E3%83%B3_(%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB)(テポドン)

●銀河3号:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B33%E5%8F%B7_(%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88)(銀河3号)

●人工衛星:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%98%8E%E6%98%9F3%E5%8F%B72%E5%8F%B7%E6%A9%9F#cite_note-21(光明3号2号機)


さて、今回打ち上げに成功した北朝鮮のロケットは、日本や韓国では大陸間弾道ミサイルとされていますけど、日本や韓国が騒ぐ必要はなく、アメリカが騒げばいいだけです。
なにせ、韓国も日本も飛び越えていきますからね
韓国と北朝鮮は宇宙開発用ロケットで競争しているらしく、北朝鮮の人工衛星用ロケットの成功は相当ショックなようです。

日本が騒ぐのは、危機感を煽って軍事費を増やしたいということと、アメリカから軍需品を買えという命令によるものでしょう。
危機もへちまも、もう日本向けのミサイルは北朝鮮が充分配置しています。
原発に向けて発射すれば、核兵器なんていりません。
核施設は日本に充分あるのですから、原発に当たれば、ハイ、終わりです
騒ぐ人は、自分たちのお金になるから騒ぐのですねw。

ミサイルか人工衛星運搬用ロケットかの違いを横井氏が詳しく説明していますので、ご覧ください。

「さてテポドン(銀河のことです:一刀斎)は果たしてロケットなのかミサイルなのか?無知で不勉強の代表である我が国マスコミを始め、世間ではこの区別が出来ない人が多い。
一般に人工飛翔体の推進方式には次の3種類がある。
    1)レシプロ推進
    2)ジェット推進
    3)ロケット推進
1)レシプロ推進は一番一般的な、ガソリンエンジンでプロペラを廻して、揚力を得て飛ぶ方式である。
2)ジェット推進は前方から空気を取り込み、これを高圧に圧縮し、燃料(一般にはケロシン)と混合し、燃焼させジェット噴流を作って後方に噴射し、推力を得る方式である。
3)ロケット推進は機体内の燃料を燃焼させ、高温高圧のガス体を作り、それを後方に噴射して推力を得る方式である。
以上から1)2)は大気圏内でしか飛翔出来ないが、3)は大気圏外でも飛翔できるという特徴を持つ。
これらの内、3)ロケット推進方式で、用途を軍事(兵器)目的に限定したものを、特にミサイル(飛び道具)と呼ぶ*。
つまり、ロケットか否かは推進方式の区別であり、ミサイルか否かは用途による区別である。
さて、テポドンはどちらかであるが、推進方式からはロケットに間違いない。しかし、用途は未だ不明な点が多く、ミサイルと断定するには難点がある。一つは図体が大きいことである。あんな大きい機体では、レーダーに容易に捉えられるので、ミサイルとしては非常に使い難い。また、液体燃料ロケットというのもミサイル的ではない。液体燃料は腐食性が強いから長時間タンクに貯めておけない。通常は発射直前に注入する。しかも注入に数時間以上という長時間を要する。更に燃料に点火して機体が上昇し出しても、所定速度に達するのに結構時間が懸かる。モタモタしている間に敵の攻撃を受けたらイチコロだ。だから現代では、ミサイルは固体燃料が主流で、液体燃料ロケットなど使わないのである*。無論、米ソとも初期のICBMは液体燃料を使っていたが、大体60年代頃には固体燃料に採り変わっている。北朝鮮だってそれぐらいは知っているし、事実ノドンのような中距離ミサイルは固体燃料だ。長距離弾道ミサイルの開発が目的なら、始めから固体燃料ロケットを使っているはずである。と言うわけでテポドンをミサイルと断定するのは早計である。無論北朝鮮内部に、将来の固体燃料型ロケット開発の意図がないとは云えない。その場合はミサイルと呼んでもよいだろう。
なお日本では、東大が開発した宇宙研のMDロケットや、その後継で現在日本のJAXAー三菱重工が開発中のイプシロンロケットは固体燃料方式だから、これは何時でも長距離弾道ミサイルに転用出来る。むしろ北朝鮮・中国・ロシア・アメリカはこれを警戒するだろう。先日発見された三菱重工PCへのハッカー浸入事件は、これに関連するものと考えて良いだろう。
*古くはジェット推進方式のミサイルもあったが、今では全く使われていない。(12/12/02)」(横井和夫氏のHPから引用しました。)

*現在の弾道ミサイルは、西側諸国では固体燃料が、東側諸国では液体燃料が主流となっており、調べてみると横井氏の説明は必ずしも正しくないようです。一方、ウイキペディアによる西側諸国、東側諸国という使い方も現状では変な表現ですね。

一応、北朝鮮のミサイルおよびロケットについては分かりましたが、レイセオン社が北朝鮮に部品を売った証拠ですが、これは多分見つからないでしょう。ミサイル関連部品は北朝鮮に対する禁輸品ですので、アメリカ第一のミサイル企業といえども直接売ることは絶対にできない相談です。売ったとすれば第3国経由で北朝鮮へ流れることになります。その第3国はどこか?という点が問題になるでしょう。

北朝鮮のロケット打ち上げにイランが技術支援をしてるような論調もありますけど、これはデマでしょう。イランにそんな技術力があるなら、とっくに大陸間弾道ミサイルを打ち上げています。あるブログではロシアが技術支援していると疑っていました。確かに、ロシアは韓国の人工衛星用ロケットの第1弾目を提供し、何度か打ち上げに失敗してるのですけど、こっそりと北朝鮮へ技術指導して打ち上げに協力したなども考えられなくもない訳です。
逆に、ロシアが韓国のロケット支援をするなら、CIA当たりがこっそりと北朝鮮に部品を売るなども考えられます。
ま、この辺は闇の中!

「銀河3号ロケットは3段式で、1段と2段は長距離弾道ミサイルのテポドン2改そのものです。弾頭ペイロード部分を第3段ロケットと人工衛星に置き換えて宇宙ロケットとしています。今回の打ち上げでは第3段ロケットの点火後にドッグレッグ・ターンを行い進路を変更している事で、北朝鮮のロケット制御技術が格段に進歩している事が分かります。」(「北朝鮮が人工衛星打ち上げに成功」週間オブイェクト 2012年12月12日)

「このようにロケット上昇中の飛行経路を曲げることはドッグレッグ・ターンと呼ばれている。日本などの成熟した技術を持つ国の打ち上げでは飛行経路上の人口密集地域や重要施設を避けるために一般的に行われている操作だが、実施には高度な誘導技術が必要不可欠である。」(光明3号2号機のウイキペディア説明より)

この”ドッグレッグ・ターン”は「高度な誘導技術」らしいのですが、この技術をどこから北朝鮮は仕入れたか!?ということが鍵になりそうです。
尚、日本のロケット技術では、既にこの程度の技術は実証済みです。
案外、セキュリティー意識の低い日本から流れてたりして

あっちだ、こっちだと色々探し求めて、こんなHPにぶち当たりました!

http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/tepoyuda.htm(「テポドン・ミサイルの発射ボタンは、N.Y.のユダヤ老人が押す。」)

http://www15.ocn.ne.jp/~oyakodon/newversion/futuunokaiwa.htm(「北朝鮮のミサイルの脅威を悪用してロックフェラーの丸儲けMD計画」世界の闇を語る父と子の普通の会話集)


これらの情報によるとどうも北朝鮮へ技術情報を流失させているのは、我が日本のようですね。

レイセオン社のパトリオットミサイルも日本は大量に購入していますから、北朝鮮へ秘密裡に流れてしまうのでしょう。
無論、その黒幕は親分のアメリカさんなんですが、金儲けのためには脅威を煽(あお)って両方で儲ける筋書きであることは充分わかりました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB(パトリオットミサイル)

あちこち探しまくったわりには、当たり前の結論に至りました。
その陰には、某宗教団体が密接にかかわっているようです。

長々と書きましたが、証拠などでてくるはずはありません。
なにせ、表の顔はミサイル部品は”禁制品”ですからね。
CIAが麻薬取引を仕切っていたように、裏の顔は”禁制品”であろうが、なんであろうが売れちゃうのです。
それが、世界の現実であることをお忘れなく!


また、お会いしましょう


一刀斎は、原発の即時廃止、TPP参加阻止、反消費税を支持します!



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