虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

秘密の開示

2006-11-04 03:00:51 | 宗教
今日もらしい。

少しの間、書くことを休んでいましたが、現実的な問題やらその他のことがあって休んでおりました。

さて、竹内氏の次に何を書くかは、既に決まっているのですが、12月に入らないと書くことができません。

そこで少しの間、繋ぎとして雑多なことを書こうと思います。
今回のテーマは、秘密の開示です。
宗教の本を読んでいると、不思議とまず”神”について、それは何かなんて書いていませんね。
何故なら、それは、余りにも恐れ多く、不可触、不可侵な存在だからでしょう。
しかし、私はアッケラカンと、神とは何かについて書いてきました。
現代とは、そういう時代だと私は認識しているからですし、神について”ああだ、こうだ”と書いたところで非難されるわけでもありません。

過去の時代では、様々な制約があり、そうしたことについて詳しく論証することはタブーだったようです。

例えば、ある宗教の奥義は特定の人(一定の修行をした人)のみに口述でのみ教え、それは秘密とされてきたようです。
現代でもそうしたことはあるようで、どうもお金に換算されるようです。

この間まで読んでいたローム太霊の疑問を記述してみましょう。

「この人間の生活に重要な背後霊の存在を、釈迦やイエスなどの大宗教の開祖が知らぬ筈はないのに、その教えの中でなぜ詳しくこのことを説かなかったのかと不思議に思っておられるのである。」

その時代、時代において人々が信じているベースに、新たな発想あるいはアプローチによる教えは、ある程度その時代の人々の生活基盤、心情などを考慮にしつつ提示されるものだろうと思います。

もう一つは、原理的な部分は話すが、具体的な部分は提示しないというのが、これまでの宗教だったのではないでしょうか?

もう一つの理由は、その秘密を獲得することにより、人間の欲の部分を増長することが多々あるからです。
現代では、「貴方も億万長者になれる○○の法」とか「金持ちになれる何とかの法則」といった本がずらりと本屋に並んでいます。
これらは、その秘密の部分的な応用なのですね。
まぁ、皆が億万長者になったとたんに、皆がただの人になるのが経済法則ですけど・・・w。

既に、秘密はそこら中に開示されているのです。
ただ、それが何処からくるものかは知らないだけです。
TVが何故映るのかは分からなくても、TVは確かに映るのと同じように、秘密は分からなくても、こういうことを信じて懸命に実践し、行動すると確かにそうなるのでしょう。

ローム太霊の話は、そのような時代背景を踏まえて語られるわけで、過去において<時代の限界>であったことを一気に乗り越えるわけです。
現代に、秘密は既に存在しません。
何故なら、開示され、どの道を進むかの選択の時代だからです。

では、また、お会いしましょう。