大地震から2週間経った3月26日、独りで車で福島県二本松市に行きました。
二本松市は、避難が求められている原子力発電所から30キロ圏内のすぐ外側です。
私の行き先は、父の実家です。
そこには、中学2年生と小学4年生、二人の女の子がいます。
彼女らは、地震以来、学校には行っていません。
屋内退避を指示されているので、ずっと家にこもっています。
春休み期間に入りましたが、いつから新学期が始まるか予想がつきません。
農家なので、米や野菜はあります。
でも、ガソリンが手に入りにくくなっています。
満足に買い物に出ることもかないません。
農業用に灯油の買い置きはあるのですが、節約していて、家の中は寒いです。
せめて子どもたちだけでも連れ出そうと考えました。
心配したのは、自分の車が、途中でガス欠になることでした。
そこで、20リットル携行缶2個にガソリンを入れて持って行きました。
このガソリン携行缶は、ホームセンターでは売り切れですし、ネット通販でも同様です。
運良く、当社の工事部隊が持っていたので、それを借りました。
東海北陸道で富山に抜け、北陸道に乗りました。
サービスエリアなどには、「給油は緊急車両優先です。一般車両への給油は制限しています。給油ができないことがあります。」という標示がありました。
道路脇にも、ところどころに早めの給油を促す電光掲示板がありました。
もともと北陸道は、給油できるサービスエリアが多くありません。
そこで、まだ20リットルくらいしか減っていないのに、給油しました。
そしたら、スタンドのお兄ちゃんが、ニコニコして、
「北陸道は給油制限していませんよ。その先の磐越道はわかりませんが。」
ちょっと安心!(^_^)
磐越道に入る直前でも、また20リットル給油。
これで、福島県内で給油できなくてもかまいません。
磐越道では、何台ものタンクローリーとすれ違いました。
杞憂だったかな?
と思ったら、大間違い!
二本松市内では、ガソリンスタンドに長い列!
あとから、「4時間並んで、2000円分しか給油できなかった。」なんて話も聞きました。
福島県内は、まだまだガソリン不足状態でした。
で、携行缶のガソリンはなによりのお土産。
たいへん喜ばれました。
福島県民は、本当に大変なんです。
県知事が、全農家に農作業の中止、田植えの延期を要請しました。
それがいつまで続くか、わかりません。
西側の会津地方は、放射能汚染されていないのに、巻き添えになっています。
今回の震災の報道で、東北人のガマン強さに感心しました。
それを言うと、合併前に町会議員だったことがある年配の従兄は、
「みんなで東電に押しかけようなんて声も上がらず、歯がゆいんだ。」
と言っていました。
1晩泊まって、昨日27日、子どもたちを連れて帰ってきました。
今日、彼女らは、大阪に住む私の姉の家に向かいました。
二本松市は、避難が求められている原子力発電所から30キロ圏内のすぐ外側です。
私の行き先は、父の実家です。
そこには、中学2年生と小学4年生、二人の女の子がいます。
彼女らは、地震以来、学校には行っていません。
屋内退避を指示されているので、ずっと家にこもっています。
春休み期間に入りましたが、いつから新学期が始まるか予想がつきません。
農家なので、米や野菜はあります。
でも、ガソリンが手に入りにくくなっています。
満足に買い物に出ることもかないません。
農業用に灯油の買い置きはあるのですが、節約していて、家の中は寒いです。
せめて子どもたちだけでも連れ出そうと考えました。
心配したのは、自分の車が、途中でガス欠になることでした。
そこで、20リットル携行缶2個にガソリンを入れて持って行きました。
このガソリン携行缶は、ホームセンターでは売り切れですし、ネット通販でも同様です。
運良く、当社の工事部隊が持っていたので、それを借りました。
東海北陸道で富山に抜け、北陸道に乗りました。
サービスエリアなどには、「給油は緊急車両優先です。一般車両への給油は制限しています。給油ができないことがあります。」という標示がありました。
道路脇にも、ところどころに早めの給油を促す電光掲示板がありました。
もともと北陸道は、給油できるサービスエリアが多くありません。
そこで、まだ20リットルくらいしか減っていないのに、給油しました。
そしたら、スタンドのお兄ちゃんが、ニコニコして、
「北陸道は給油制限していませんよ。その先の磐越道はわかりませんが。」
ちょっと安心!(^_^)
磐越道に入る直前でも、また20リットル給油。
これで、福島県内で給油できなくてもかまいません。
磐越道では、何台ものタンクローリーとすれ違いました。
杞憂だったかな?
と思ったら、大間違い!
二本松市内では、ガソリンスタンドに長い列!
あとから、「4時間並んで、2000円分しか給油できなかった。」なんて話も聞きました。
福島県内は、まだまだガソリン不足状態でした。
で、携行缶のガソリンはなによりのお土産。
たいへん喜ばれました。
福島県民は、本当に大変なんです。
県知事が、全農家に農作業の中止、田植えの延期を要請しました。
それがいつまで続くか、わかりません。
西側の会津地方は、放射能汚染されていないのに、巻き添えになっています。
今回の震災の報道で、東北人のガマン強さに感心しました。
それを言うと、合併前に町会議員だったことがある年配の従兄は、
「みんなで東電に押しかけようなんて声も上がらず、歯がゆいんだ。」
と言っていました。
1晩泊まって、昨日27日、子どもたちを連れて帰ってきました。
今日、彼女らは、大阪に住む私の姉の家に向かいました。
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