高山昭和館

１月３日、社員の家族の葬儀に参列するため、ＪＲで高山市に行きました。
最寄りの荒尾駅から乗車し、大垣駅、岐阜駅と乗り換え、特急「ワイドビューひだ」に乗りました。
６両の内１両だけある自由席には空席がたくさんありました。
高山本線で高山まで行ったのは、生まれて初めてだったかもしれません。
清流・飛騨川を右に左に見下ろして進む車窓からの景色がすばらしい！
新緑や紅葉の季節に、また乗りたいと思いました。

下呂駅あたりから、だんだん雪が多くなってきました。
高山市内は、すっかり雪で覆われていました。

全く準備不足でも往きはよかったのです。
ところが、帰りは失敗。
セレモニーホールからタクシーで正午過ぎに高山駅に着きました。
そこで、帰りの指定席を取ろうとしました。
特急ひだは、ほぼ１時間に１本あります。
しかし、正午代、１時代、２時代の列車はすでに満席。
一番早く取れるのが午後３時半頃出発の列車です。
立って帰る元気はないので、それを取りました。
３時間も、どうやって時間をつぶしましょう？

まず、駅前近くで、名物・高山ラーメンを食べ、スマホで近くの観光名所を調べました。
なんども来てるので、たいていのところは知っています。
目にとまったのが「高山昭和館」。
そんなのあったんだ！

行ってみました。
こんな外観です。




「昭和３０年代にタイムスリップ」というキャッチフレーズです。
「三丁目の夕日」の世界ですね。
私が生まれたのは昭和３１年。
ですから、すべてを懐かしく思えるわけではありません。
しかし、じゅうぶん堪能できました。

路地に置かれたミゼットは乗車ＯＫです。




そうそう、小学生のとき、こういうアルマイトの食器で給食食べました。
左下の３点セットで、コッペパン（か食パン）、おかず、そして脱脂粉乳でした。




大好きだったのは、天地真理、山口百恵・・・




アンドレ・ザ・ジャイアントやハルク・ホーガンは強かった！




鉄腕アトムの白黒アニメも上映中。




昔の映画館で「君の名は。」ではなく、「君の名は」を上映していました。
さすがに、この世代ではありません。




東京の「台場一丁目商店街」よりコンパクトですが、モノ売りではなく、展示中心なので見応えがあります。