温泉大好き

趣味で ”うたごえ・喫茶”を行っています。
皆さんで 楽しく 大きな声で歌いましょう!

実盛2

2006年09月07日 06時02分49秒 | うたごえ
それでは、その詩は 文部省唱歌 昭和5・6年の6年生用です。


        斉藤実盛(さねもり)

   1 年は老ゆとも しかすがに
     弓矢の名をば くたさじと
      白き鬢鬚 墨にそめ
       若殿原と 競いつつ
        武勇の誉を 末代まで
         残しし君の 雄々しさよ

       2 錦飾りて 帰るとの
         昔の例 引き出でて
          望みの如く 乞い得つる
            赤地錦の 直垂を
              故郷のいくさに 輝かしし
                君が心の やさしさよ

しかすがに:そうは、いうものの
♪弓矢の名をばくたさじと♪どこで区切るのか 全く意味が分からず
 ネットで調べましたら「弓矢の名をば くたさじと」と区切りが
有りました。

くたさじと:下さい見たいな意味なのでしょうか?
(殿下 夫妻 分かりますか?)

若殿原(わかどのはら):若い武士たち

<平家物語より>
平家軍は 義仲 追討ちのため 実盛公の生まれた故郷の北陸に向かう。
故郷に錦を飾るという 言葉に従い、実盛から 頂いた大将の”赤い
錦の直垂”を着て(直垂=布製の上衣)

年老いた武士とあなどられないように白髪を黒く染め、篠原(石川県
加賀市)へ出陣した。

 急に涼しくなりました。過ごし易くて良いですね。