見出し: シンナーで失明、 いま盲学校の先生
が載っていました。佐賀市の むた せいじさんです。
むたさん、母校の先生になったのですね。
要約しますと こんな内容です。
中学卒業まで9ヶ月教護院に入院しました。
高校受験に失敗し、職業訓練校でも訓練生をなぐり2週間で
退学。少年鑑別所に3週間、少年院に1年間入院。
警察、施設でずっと殴られ「普通の まっとうな人生はもう無理。この道でとことんやる、と思いました」。
しかし、父親は失明すぐのむたさんを盲学校の高等部普通科 へ入学させました。
むたさんを少し ずつ動かしたのは、丸ごと受け入れてくれた先生と、自立に向け夢を持っている
生徒たちでした。家族も社会もむたさんを
見捨てていなかったのです。人の心のあたたかさも感じ始めます。
1年後、シンナーを吸っていて失明の時と同じように苦しい
体調になりました。「目だけでも大変なのに耳や脳までいって
しまったらと恐ろしくなった。心の底では体も大事、生きたいと望んでいたから」。
やめる決意をします。
そのことで新しい世界が見えてきました。「逆境の中でがんばる人が強いとわかったんです。現実から逃げたとしても幸せに つながらない」
理療(=あんま、はり、きゅう)実習で患者さんから
「おかげさんで楽になれました」と声をかけられました。
「感謝されるっていいもんです。一生見えなくても、理療で
生きていけると思いました」
~~戸惑いながらも教師をめざした むたさんは1日10時間
の猛勉強。先生たちが入れ代わり受験の特訓をし、母も受験
対策本を読み上げ録音してくれました。 ~~~~~~
31歳で結婚。3歳と4歳の子の父親となりました。
「パパと呼ばれると、感動する。だから一瞬でいいから
二人の顔がみたい」 ~~~~
むたさんは県内外の170校でシンナーなど薬物の害について
講演をしています。~~~~
「人間、だれでもどんなに失敗したとしても、命さえあれば、そこから はい上がることができるんです」。伝えたいのは
そのことです。
悪がきにも載せました。1万文字以内で少し割愛しました。祝・昨日のコメント数=24件でした。感謝申し上げます。皆さん別嬪になりましたね。
kokoroさん06.1.13に常連紹介あり。セブは、ドンパパ勤め先だじょ!
昨日のタイトル者からは、メールが来ました。有難う!