
【はじめてのPPF】初級者研修(6) 切り込みのコツ。「切る所、切らない所」。そしてシワを散らして、綺麗な施工を(プロテクションフィルム施工の仕方をわかりやすく解説)
【解決】プロテクションフィルムにシワができる原因と対策
こんにちは。今回は「プロテクションフィルムのシワ」について解説します。
車のボディを傷や飛び石から守ってくれるプロテクションフィルム(PPF)ですが、貼り付け後にシワやヨレが出てしまうというトラブルが発生することがあります。
このシワ、放置しても大丈夫なの?どうしてできるの?その疑問にお答えします!
シワができる主な原因
1. 施工時の水分・空気の残り
プロテクションフィルムは、貼り付け時に専用の液剤(スリップ液やタック液)を使って位置を調整します。
このとき、水分や空気がうまく抜けていないとシワの原因になります。
2. 貼り方・テンションの問題
フィルムは立体的なボディに対して、熱を加えながら引っ張って貼る必要があります。
このテンション(引っ張り具合)を間違えると、縮みやヨレが発生し、最終的にシワになります。
3. 曲面やエッジ部分の難易度
バンパーやドアノブまわりなど、複雑な曲面部分はシワができやすい場所。
これらの部位には高度な技術が必要で、経験不足の施工者が作業するとシワが出るリスクが高まります。
シワができた場合の対処法
● 軽度のシワ → 時間経過で消える場合も
施工直後で軽いシワやヨレであれば、時間が経つにつれて自然に落ち着くことがあります。
特に自己修復機能があるフィルムなら、日光の熱でなじんでいくケースも。
● 明らかなシワ → 再施工を検討
フィルムが折れていたり、どう見ても「これは直らないな」というシワの場合、その部分だけ再施工が必要になります。
貼り直しには部分的なフィルム交換や熱処理での調整が行われます。
シワを防ぐにはどうすればいい?
✅ 信頼できる施工店を選ぶ
シワのトラブルを避けるためには、経験豊富で実績のある施工店を選ぶことが最も重要です。
施工技術だけでなく、使用するフィルムの品質も仕上がりに大きく関わります。
✅ 施工後のチェックも忘れずに
施工が終わったら、その場でしっかり仕上がりをチェックしましょう。
気になる部分があれば、納車前に修正を依頼するのがベストです。
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