リビア作戦容認決議を否決=大統領への批判反映-米下院
【ワシントン時事】米下院は24日の本会議で、北大西洋条約機構(NATO)が主導するリビア軍事作戦への米軍の限定的関与を1年間の期限付きで認める決議案を反対多数で否決した。過半数を占める野党共和党の大半のほか、採決に加わった民主党議員の4割近くが反対に回り、議会の承認を得ず軍事行動に入ったオバマ大統領への批判が党派を超えて広がっている現状が浮き彫りになった。
決議案は民主党議員が提出した。上院では、ケリー外交委員長(民主)やマケイン軍事委員会筆頭理事(共和)といった超党派の有力議員が同様の決議案を提出しており、来週審議する予定。しかし、下院の否決により議会が今回承認を与える可能性は極めて低くなった。(2011/06/25-12:12)
【ワシントン時事】米下院は24日の本会議で、北大西洋条約機構(NATO)が主導するリビア軍事作戦への米軍の限定的関与を1年間の期限付きで認める決議案を反対多数で否決した。過半数を占める野党共和党の大半のほか、採決に加わった民主党議員の4割近くが反対に回り、議会の承認を得ず軍事行動に入ったオバマ大統領への批判が党派を超えて広がっている現状が浮き彫りになった。
決議案は民主党議員が提出した。上院では、ケリー外交委員長(民主)やマケイン軍事委員会筆頭理事(共和)といった超党派の有力議員が同様の決議案を提出しており、来週審議する予定。しかし、下院の否決により議会が今回承認を与える可能性は極めて低くなった。(2011/06/25-12:12)