むぎわらぼうし通信。筑波農場の常陸小田米づくり。

(株)筑波農場の社長です。
常陸小田米の生産と農業ブランドへの取組みや政治活動報告します。

4升釜を追加購入しました

2014年08月26日 | 筑波山縁むすび

筑波山縁むすびですが、盛況頂いて炊飯が間に合わない為、4升釜を2つ追加購入しました

他の2釜を炊いている間に、お米を洗米し浸漬することが出来て、効率良くなることでしょう

まつりつくばなど各種イベントのおむすび注文にも対応できそうです 

 


まつりつくば2014ねぶたパレード準備中です

2014年08月26日 | 地域のこと

今年も30、31日に開催予定の「まつりつくば2014」ねぶたパレード開催に向けて、製作準備中です

まつりつくばオフィシャルサイトHPはこちら

当日まで数日、製作も大詰め2台目の台上げが終わりました

ねぶた師に指導いただきながら、つくば青年会議所の現役やOB、筑波大の皆さんで製作中ですねぶたパレードがスタートして16年かぁ 

 


つくば市議会の議員勉強会に参加しました

2014年08月26日 | 政治

つくば市議会の議員勉強会に参加しました

講師は、会津若松市議会の前議長の目黒議員にお越し頂きました

会津若松市議会の議会改革の取り組みについて、ご講演いただきましたつくば市議会も、現在、議会基本条例の制定に向けて協議を進めております

 


炊飯方法についてご説明します

2014年08月26日 | 筑波山縁むすび

お米は炊飯でご飯の焚き上がりが変わります以前にも、書きましたが再度投稿します

炊飯作業とは、①保管 ②計量 ③洗米 ④浸漬 ⑤加熱 ⑥むらし⑦ほぐし ⑧保温 ⑨盛りつけ までを指します。

①保管
お米は、生物。呼吸をしています。ですが、その呼吸によりお米の脂質が酸化(老化)してしまいます。したがってその呼吸を抑制することが、お米の鮮度を保つ事となります。
比較的、湿度の低い涼しい場所で保管して下さい。高温多湿になるキッチンは最悪の条件です。冷蔵庫で保管する場合は、乾燥と臭い移りをシャットアウトさせる為、密封して出来れば野菜室で。2ヶ月間は精米したての鮮度を保てます。15℃以下の保管は取出しの際、結露に注意して下さい。最適なのは、湿度70%気温20℃の環境です。こめびつに入れておく場合は、古い物は使い切り、内部のヌカ等をふき取りしっかり乾燥させてから、新しい物を入れるように。常温では、冬場で2ヶ月夏場で1ヶ月が限度です。

②計量
お米の計量は計量カップで正確に。容量より重量で量る事をお勧めします。(カップ1杯の重量を量る)水加減は釜の線にたよらず同じく重量で。釜の線を目安にするとバラツキやすくなります。水の量が1%変わればごはんの味が変わります。水加減はお米に対して1.4倍(お米が420g《3合》なら水は588g)が基本ですが、お好みにより増減して下さい。
大切なのは、いつも同じ量で炊飯する事です。浸漬後、水きりしてから加水する場合は、浸漬米の重量と同比が基本ですので、浸漬前のお米の1.24~1.28倍の水を加えます。

③洗米
現在の精米技術は格段に向上しているため、昔のようにゴシゴシ研ぐ必要はありません。逆にお米が割れてしまい炊飯を妨げ食味に影響します。先ず、釜に水を入れそこにお米を入れます。1回目は素早く手指でかき混ぜ、直ぐに水きりをする。(お米は水に触れたとたんに吸水を始めます。
最初の汚れた水は吸水させずに捨てるように。)2回目以降は水を入れ手指で米をすすぐ様に洗い、3・4回繰り返します。
洗米水がきれいになったらOKです。

④浸漬
炊飯・加熱中の熱伝導と浸透力を高める為に重要な行程です。始めの30分で急速に吸水し含水率約14%のお米が約26%に、その後の30分で約30%になります。この状態を膨潤といい、それ以上は吸水しません。水温5℃(冬場)では120分、水温20℃(夏場)では30分必要です。この行程が不十分になると、炊きあがったごはんに芯が残り硬くなってしまいます。しっかり浸漬してから炊くと、冷めても柔らかいごはんになります。朝、ごはんを炊くのに前日から浸漬する場合は、水温が18℃以上になると約4時間で釜内での細菌が繁殖するので、ラップをしっかりかぶせ、冷蔵庫に。翌朝冷蔵庫から取り出し、釜底の水気をしっかりふき取り、炊飯器にセット。チルド水(3℃)で120分以上の浸漬がお米の旨味を最大限に引出すと言われているので、この方法が手軽で一番かも?釜底が濡れていたり炊飯器の内底にある熱伝導体(釜をセットすると釜底が当るデベソみたいな所)が汚れていたりすると、炊飯トラブルになるので要注意。
『ザル上げ』(浸漬後、水切りをしてザルに上げておく事)は、やめて下さい。昔の硬いお米の場合は、ザル上げし、わざとお米に亀裂を発生させ、吸水を促進させましたが、現在のお米では、その必要がありません。逆に割れてしまい細米が発生し、炊飯トラブルにつながります。

⑤加熱
『炊飯』とは、「煮る」→「蒸す」→「焼く」の複合加熱の事。それにより、澱粉がα化し含水率62~63%のごはんになります。火力が強く釜底の肉厚が厚いほど、釜内の対流が盛んで沸騰部分の幅も広がり気泡が細かく熱伝導も高まり米粒の立ち上がりがよくなり、美味しいごはんが炊けます。
電気式炊飯器ならマイコン入りの2度炊き方式。電磁式(IH)炊飯器は、おまかせ炊飯でOK。ガス式ならカロリーの大き炊飯器を。

⑥むらし
『むらし』は『うまし』と言い、その時の温度管理がごはんの美味しさを左右します。炊飯時の加熱では105~106℃になり、炊飯直後は98℃。その後、米の中心まで水分を含水させ、ごはん粒中の水分を均等にし、釜内全体の炊きムラを解消するために、穏やかに95℃まで下げる事を『むらし』といいます。むらし温度が低いと水っぽいごはんになり、むらし過ぎると「釜がえり」現象が起きて、蓋に付着した水滴がごはんの上に落ち、表面澱粉を糊にしてしまい、ベチャッとしたごはんになります。
現在の炊飯器は、この行程まで完了してからスイッチが切れます。(炊飯器の説明書をご確認下さい)うまくいかない場合は、炊飯直後、再度炊飯スイッチを入れます。2~5分ぐらいでスイッチが切れますので、これでOKです。

⑦ほぐし
ほぐしとは、ごはん粒に冷気を当て、米粒表面の余分な水分を飛ばし、歯ごたえを作る行程です。ほぐしのタイミングは95~90℃なので、むらし直後なるべく早いタイミングで行って下さい。素早く、軽く、優しく、ごはんを切る様に釜内のごはん全体を混ぜる様に行います。

⑧保温
炊飯機内での、保温・保管は乾燥が進みα化した澱粉がβ化(もとの米の状態)してしまうので、3時間が限度です。
それ以上保管する場合は、おひつに移し布巾をかけておくか、ラップでくるみ冷凍庫へ。

⑨盛りつけ
お茶碗にふんわりと、ごはん粒を立てる様に空気を含ませながら盛りつけます。決して押しつけない様に
艶と甘みと香りが楽しめ、適度な粘りとコシが生まれます。

 


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