この引っかき傷の様なのは、弾丸暗渠排水を施した後です。麦や大豆は、田んぼを畑として使うということになる。その為には、「水を溜める為の田んぼ」として成り立っている土壌構造を、「水はけが良く空気を通す畑」に改良していかなければならない
弾丸暗渠とは、田畑の土中に下水管の様な穴を作ることで土中の水を排出し、土を乾きやすくする技術です。
トラクターの後ろに付けたサブソイラの後ろに、分銅のような円錐形の金属が付いていて、土中に突き刺し分銅をひっぱることで土の中に排水管の役割を果たす空間を作っていくのです。地表部からではただの割れ目ですが、地下に、穴が出来ているはず。その穴を水が流れて行く訳です