イタリアの街は多くの都市で路面電車が走っています。軌道は電車以外にタクシーやハイヤーなど営業車両は軌道上を利用することが出来て渋滞を避けて移動出来ます。
フィレンツェ市内を運行するトラムはほとんどがJAPAN日立製です。車両にはHITACHIの文字。イタリアの都市フィレンツェで2022年に蓄電池駆動トラムの試験運行に日立が成功しました。
2021年2月、既にフィレンツェで運行されている日立が製造した「Sirio」に蓄電池を搭載して、蓄電池駆動で走行しました。電柱などで支えられた架線が要る従来のトラムは、その設置のために多大な費用がかかり、街の景観にも影響する。そこを蓄電池駆動トラムにすれば、架線の設置にかかる費用が削減し、フィレンツェのような美しい歴史的な通りや街並みの景観への影響を軽減。都市の中心部において大容量の公共交通移動を実現できることになります。
つくば市議会、公共交通調査特別委員会の委員長として今後も調査研究を重ねて参ります。