再び訪れた雪の白川郷。
時の流れはこの地ではを全く通用しない。
静寂だけが時を刻むがそれがたまらない魅力として、心を駆り立たせるのである。
異常な寒さの中、行った甲斐があった。
この厳しい寒さに耐え生活している人々に思いを馳せた時、大横綱「大鵬」が常に好んだ
「忍」と「夢」の言葉は心に強く響く。
厳寒の北の大地で少年期を過ごした納谷氏は、二所一門の荒稽古をもろともせず躍進。
常に稽古あるのみと日頃から口にしていたが、残念ながら日本人力士の心には伝わらず。
その大鵬も逝ってしまった。
場所後に彼が育った二所ノ関部屋、3月には間垣部屋も閉鎖される。
今日、高見盛も引退発表。
振分親方として後進の指導にあたるが、その前に基本のファンサービスに励まなければ強い力士は育たないだろう・・・