見ごろ

2009-04-26 23:31:40 | Weblog



誘いを受け知人宅に牡丹の観賞に出かけた。

風雨に耐え凛としているこの姿もあと僅か・・・

「牡丹散って うちかさなりぬ 二三片」  与謝蕪村





平家物語に出てくる武将・熊谷次郎直実が背負っていた母衣に
見立て名づけられた熊谷草の異様なまでに豪放な姿に圧倒された。

これぞ自然の造形美!

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重要文化財

2009-04-19 20:01:02 | Weblog


4月17日に文化審議会は文部科学省に高島屋東京店他7件の建造物を重要文化財に指定するよう答申した。

百貨店の重要文化財は初めてである。

高島屋は1933年完成。設計は高橋貞太郎、施工は大林組。その後、建築界の大御所「村野藤吾」により改造が行われた。

外壁は1・2階は重厚な石張り、3階から7階までは柱型で分割された3連の縦長窓を軽快に連続させたタイル張り、最上階は3連アーチ窓と腕木で支えられた出の大きい庇からなる白壁の建物である。

日本橋のシンボル的建物でこの時代の建築の特徴的デザインでもある。




この界隈も歴史的建物が次々に解体されて行く昨今だが、重文指定は建築に携わる小生にとっても嬉しい限りだ!

鉄筋コンクリート造、地上8階地下3階建。
当時坪当たり最高額の建設費投じ、百貨店初の冷暖房装置を導入。

三井本館とともに贅を尽くした2大建築物といわれたが、戦後、屋上で像を飼っていた時期も・・子ども達に大人気だったが、その後上野動物園に寄贈。

三井本館、日本銀行本店(いずれも重文)また、ルネサンス様式の三越本店など日本橋周辺は名建築が多い。



戦後建築された建造物で重文指定は1954年「村野藤吾」設計の広島世界平和記念聖堂と、1955年「丹下健三」設計の広島平和記念資料館の二つである。
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花梨の花

2009-04-13 22:21:32 | Weblog


結婚記念日にはるばる花小金井から我が家に宅配便で輿入れしてきた花梨は、今年で丸10年経つが今年も愛くるしい可憐な花を咲かせている。

当時直径2cm程の幹だったとは誰が想像しよう!

この様に花木は立派に成長しているが、しかしいまだ結実には至らず残念!

今年こそはと期待しているが・・・



この花木の生地は愚妻の「書友」の実家で、カリフォルニアからブルーベリーの苗を初めて日本に持ち込んだ農園でもある。

大勢の兄弟は広大な畑で楽しく語らいでいるだろうに・・・
当地で一人根を張り頑張っている姿に逞しさを感じる。



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春爛漫

2009-04-12 22:46:38 | Weblog


初夏の到来を思わせるような陽気となったこの数日、「染井吉野」は天空に花吹雪を・・。

代わって薄緑色の「御衣黄桜」とピンク色の「八重桜」のコントラストが実に美しい!



山門を覆うばかりの萌黄色の山モミジは光り輝いていた。
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満開

2009-04-07 02:06:41 | Weblog


春うららかな一日。ポカポカ陽気に誘われて自宅近辺の公園を散策。



池の中では春を待ちわびていたであろう鯉の集団が、足音を聞いて寄ってきた。

枯れ草の間を鴨の親子が長閑に戯れている。



散策を早めに切上げて、千葉中央郵便局向う。

用事を済ませ県立美術館を訪れた。

玄関先の碑は来館の折に小生を温かく迎えてくれる。

この碑は知人の御尊父の作である。



満開の桜の下では「親父バンド」がナツメロを奏でていた。
迫力満点!

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