初場所千秋楽は大関把瑠都が涙の初優勝で幕を閉じた。
来場所は横綱挑戦となるが12日目の新大関稀勢の里戦で、安易な立会いの変化で勝った一番の評価は芳しくない。
この日元関脇栃乃洋(37歳)が現役に終止符。
年寄「竹縄」を襲名。
場所前は気合の入った稽古をしていたが、以前のような粘り強さは影を潜めていた。
これからは部屋付きの親方として後進の指導にあたる。
関取は石川県七尾市出身で拓殖大学相撲部から平成8年初場所初土俵。
幕内在位81場所は歴代7位。
金星は12個を挙げ史上2位タイ。
春日野部屋の力士は彼の胸を借りて伸びて来た。
16年間の土俵生活本当にご苦労様でした。
昨年5月場所の取り組み後。
一番印象深い取り組みは平成13年春場所3日目に横綱貴乃花に勝った一番と語っていた。