両国からの櫓太鼓が自分を呼んでいると・・・
そんな錯覚すらする相撲熱は褪せることなく続いている。
九州、大阪へのオッカケは無理だが、せめて両国はと・・・常に情熱を降り注いでいる。
午後からの打合せの前、名門春日野部屋訪問と洒落込む。
早朝7時着。
静寂の中、緊張感漂う部屋。場所中は調整の為の稽古であるが各力士は真剣そのもの。
師匠・親方衆の迫力に満ちた檄にも、力士は素直に受け入れ見ていても清々しい気分だ。
縦社会の規律が重んじられる中で親方・兄弟子の心温かな気持ちが弟子や見学者に伝わって来る。
何処かの得体の知れない親方もこちらの門をたたいたらどうか?
そんな気持ちを持ちオフィスに向かう。
ほろ酔い気分で夜帰宅すると、相撲界の黒いニュースが報じられていた。
「暴力」?「しつけ」?線引きは難しい!
間垣親方(古参理事)が不祥事を謝罪後、今度は愛弟子の若ノ鵬が勝負に負けご乱行とは・・・
夏場所千秋楽結びの一番、勝負がついた後ダメ押し、これに怒り右肩で反撃、両者土俵上でにらみ合い・・・喧嘩が始まるのでは・・・そういう雰囲気だった。
一部の外国人力士また支度部屋で談笑する力士、一握りの協会幹部に品格などを求める方が土台無理な気がする。
若い貴乃花親方に真の改革を期待