東日本大震災から10日余り経つが余震はまだ続いている。
福島原発の事故による放射能漏れを心配し、友人の多くの外国人は早々に帰国してしまった。
震災被害は想像を絶する。岩手・宮城、福島3県から被災者が3万人も県外に避難。
官房長官は記者会見で、福島・茨城産の牛乳、ほうれん草から放射線が検出されたと発表したが、他の野菜等は大丈夫なのか?
酪農家や農家は影響を受けない地域もあるが、この発言で消費者は過剰反応をしてしまうのでは・・・官房長官の会見は原発事故は当初過小評価していたが、被害は進んでいる。
はっきり見極めてから真実を述べてもらわないと!
首相も自民党総裁に副総理の入閣要請をあっさり拒否された。思いつき人事や視察のパホーマンスをやめ、腰を据えて復興に総力をあげる時ではないか・・・結局天候不良のため視察は中止!
大震災の11日以来燃え続けていたコスモ石油コンビナートの火災はようやく鎮火したとの連絡が市役所からあった。
庭のハクレンは近年になく花芽が多かったので白い大輪を空一杯に咲かせている。
勇気を貰える!
愚妻の生徒から二年前に頂戴したシンビは、一年間休息していたがお守りの甲斐あって今年見事に花開いた。
大地震の11日に咲き始め・・・満開になる頃には地震も収束に向かうであろか?
3月11日14時46分頃三陸沖に観測史上最大のM9.0の大地震発生。
この時小生、鉄筋コンクリート造3階建住宅の1階で打ち合わせを行っていたが、突然の激しい揺れに、ばたばたと飾り棚から置物が落下。外では民家が大きく左右に揺れており恐怖を感ずる。
30分位するとまたも激しい揺れ、建物、樹木も大きく動いている。交通機関もすべてストップ状態ゆえに帰宅できず。翌日は何とか電車で帰路に向かったが、車内は身動きもできない。ホームは人でごったがいしていた。
帰路、車窓から海岸方面を見ると、昨夜から消化活動が続いている石油コンビナート火災は鎮火することなくまだ黒煙をあげていた。
4時間かけようやく帰宅。アメリカ、ニュージランド、中国の友人から安否を気遣う電話をもらう。
地震、大津波、放射能漏れ、続く余震で、まだまだ恐怖の日が・・・
今回の大地震は犠牲者10万人を超えた関東大震災以来の大惨事!
14日(月)6時20分から東電は計画停電を実施、今夜からコンビニではネオンを消し節電に努めるようだ。
夕方、町に買い物に出かけたがスタンドは給油を待つマイカーが長蛇の列、スーパーではパンがすべて売り切れ。オイルショック時の光景を思い出す。
各国からも支援部隊が到着しているようだが、すべての国民が復興に協力しなければならない。多くの不明者の安否が気になる。犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます。
啓蟄の今日は風もなく暖かな一日であった。
政界は外相がメール問題、八ッ場ダムの混乱、他人の批判等数々の騒動を起こし、脇の甘さを指摘されていたが、今回は外国人からの違法政治献金の受領を認めて辞任に追い込まれた。
次から次と起こる諸問題に政権維持も厳しく、この開花している豊後梅が実を結ぶ頃まで持続しているだろうか?