敷金・原状回復用語

2008-07-06 15:36:04 | Weblog




道行く人のタオル片手に汗をぬぐっている光景は梅雨明けを思わせる。
連日気温は更新。
そんな中、ADR(裁判外紛争解決)の敷金・原状回復の講習と効果測定のため渋谷に向かった。


敷金・原状回復の関連用語を簡単にまとめた。


RC:Reinforced Concreteの略。鉄筋コンクリートのこと。

RC造は、圧縮力に強いコンクリートと引っ張り力に強い鉄筋を組み合わせた構造。強度が強く、住宅、ビル、中高層マンション等に広く使用されている。

SRC:Reinforced Concreteの略。鉄骨鉄筋コンクリートのこと。SRC造は、強度が強くビル、高層マンション向け。


違約金:不動産売買契約時に定められるもので、債務不履行によって契約が解除された際に支払われる金銭。売買価格の20%が一般的。


建蔽率:敷地面積に対する建築面積の割合の上限。都市計画区域内では、建築物の日照や通風などを確保するために、用途地域によって建蔽率の最高限度が制限されており、建蔽率と容積率により、建築できる建物の大きさが規定される。

建蔽率=建築面積/敷地面積×100%

容積率:建築延床面積/敷地面積×100%
例えば建築延床面積100㎡、土地面積200㎡なら100/200=0.5
容積率50%である。


用途地域:都市計画法で建築できる建物の種類が定められた地域のこと。

建物の種類に基づいて第一種低層住居専用地域~工業専用地域まで12種類の地域がある。
用途地域内においては、建築の種類に応じて建蔽率、容積率などの建築制限が定められている。


サブリース:一般とは異なり賃料保証をして、入居者の有無にかかわらず。一定の家賃を一定期間支払う契約のこと。不動産契約のひとつ。


敷引き:契約当初に支払った敷金(保証金)のうち、退去時に「修繕費用」や「破損費用」の名目で差し引かれる金額。(主に関西地方で使用されている)


手付金:特に規定の無い場合は「解約手付」を意味する。
契約後でも、相手側が契約に向けて具体的な手続き等を始めていなければ、買主は手付金を放棄することで解約でき、売主は手付金の倍額を払うことで解約がでる。不動産業者が売主である取引の場合は、金額は売買価格の20%以下である。



仲介手数料:宅建業者が、不動産の仲介をした際に依頼者から宅建業者に支払う手数料。

次のように上限が定められている。

・200万円以下の金額・・・5.25%
・200万円を超え400万円以下の金額・・・4.20%
・400万円を超える金額・・・3.15%


定期借地権:契約期限が来た時に契約の更新がなく、建物を取り壊して、更地にして返還する必要がある借地権のこと。
新築住宅、マンションの供給では、契約期間が50年以上の一般定期借地権のタイプが一番多い。

リノベーション:通常の修理よりも大規模な工事。


リロケーション:転勤者の留守宅を一定期間賃貸すること。


レインズ:不動産ネットワークのこと。


ビルの谷間の梅雨晴れ(銀座)









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