芝路線に変更し5歳になって本格化したカネツクロスが重賞2連勝。
明け5歳の注目馬を尻目に、33秒台の上がりで圧倒的な逃げ切り勝ち。
1996年 1月21日 東京競馬場
第37回アメリカJCC(G2)芝2200m 良 9頭
1着◎4カネツクロス 牡6(58的場)2:15.0 1人気
2着…3ダンスパートナー 牝5(55蛯名正)2馬身 4人気
3着▲8ウインドフィールズ 牡6(57東)1馬身1/2 6人気
単210 馬690
この年は福島競馬場改修の変則開催のため、東京での正月開催。コース脇をよく見ると、ダート変更があった前日の雪がまだ残っていました。
アメリカJCCは9頭立てでしたが、菊花賞にも挑戦した牝馬ダンスパートナー、ケンタッキーダービーに挑戦して以来の実戦だったスキーキャプテンなど明け5歳の注目馬の他、2連勝中のマイネルブリッジ、古豪ロイスアンドロイスもいて個性的なメンバーが揃いました。
レースはカネツクロスがウインドフィールズに譲った先手を再びで奪い返し、そのままマイペースに持ち込む逃げで、上がり33秒9でまとめる完勝。スローペースとはいえ、冬枯れの芝で33秒台の逃げ切りに、当時は相当驚かされました。
前残りの展開で唯一脚を伸ばしてきたのは、内を伸びてきたダンスパートナー。テン乗りの蛯名騎手でしたが、さすがメンバー中唯一のG1馬、貫禄を示しました。真っ白い馬体のスキーキャプテンは後方のまま見せ場なし。この後骨折が判明して登録抹消、短い競走生活でしたが、結果的にこれがラストランとなりました。
ダートを勝ってきたカネツクロスが、オープンでは芝路線に変更し、5歳になって本格化。これで暮れの2500mの鳴尾記念に続き重賞連勝。この後は日経賞2着からG1路線でも期待されましたが、テレビ馬的な存在で、残念ながら掲示板確保することはありませんでした。
カネツクロス 牡 1991年 3月18日生 鹿毛 西塚安夫厩舎 28戦 9勝
父:タマモクロス
母:マウントソブリン(母父:ラッキーソブリン)
主な勝ち鞍:アメリカJCC(G2)、鳴尾記念(G2)、エプソムC(G3)
明け5歳の注目馬を尻目に、33秒台の上がりで圧倒的な逃げ切り勝ち。
1996年 1月21日 東京競馬場
第37回アメリカJCC(G2)芝2200m 良 9頭
1着◎4カネツクロス 牡6(58的場)2:15.0 1人気
2着…3ダンスパートナー 牝5(55蛯名正)2馬身 4人気
3着▲8ウインドフィールズ 牡6(57東)1馬身1/2 6人気
単210 馬690
この年は福島競馬場改修の変則開催のため、東京での正月開催。コース脇をよく見ると、ダート変更があった前日の雪がまだ残っていました。
アメリカJCCは9頭立てでしたが、菊花賞にも挑戦した牝馬ダンスパートナー、ケンタッキーダービーに挑戦して以来の実戦だったスキーキャプテンなど明け5歳の注目馬の他、2連勝中のマイネルブリッジ、古豪ロイスアンドロイスもいて個性的なメンバーが揃いました。
レースはカネツクロスがウインドフィールズに譲った先手を再びで奪い返し、そのままマイペースに持ち込む逃げで、上がり33秒9でまとめる完勝。スローペースとはいえ、冬枯れの芝で33秒台の逃げ切りに、当時は相当驚かされました。
前残りの展開で唯一脚を伸ばしてきたのは、内を伸びてきたダンスパートナー。テン乗りの蛯名騎手でしたが、さすがメンバー中唯一のG1馬、貫禄を示しました。真っ白い馬体のスキーキャプテンは後方のまま見せ場なし。この後骨折が判明して登録抹消、短い競走生活でしたが、結果的にこれがラストランとなりました。
ダートを勝ってきたカネツクロスが、オープンでは芝路線に変更し、5歳になって本格化。これで暮れの2500mの鳴尾記念に続き重賞連勝。この後は日経賞2着からG1路線でも期待されましたが、テレビ馬的な存在で、残念ながら掲示板確保することはありませんでした。
カネツクロス 牡 1991年 3月18日生 鹿毛 西塚安夫厩舎 28戦 9勝
父:タマモクロス
母:マウントソブリン(母父:ラッキーソブリン)
主な勝ち鞍:アメリカJCC(G2)、鳴尾記念(G2)、エプソムC(G3)