デジカメ競馬日記(重賞プレイバック)

私が撮影した競馬のレース写真を紹介しながら、過去のレースを振り返ります。たまに予想も。

スプリンターズSメモリアル(マイネルラヴ)

2005年09月29日 23時56分20秒 | 中山競馬場
引退式を控えたタイキシャトルが最後の最後に3着敗戦。
マイネルラヴが大金星で「競馬に絶対はない!」という格言を思い知らされました。

1998年12月20日 中山競馬場
第32回 スプリンターズS(G1)芝1200m 良 15頭
1着…10マイネルラヴ 牡4(55吉田豊)1:08.6 7人気
2着…3シーキングザパール 牝5(55武豊)アタマ 2人気
3着◎13タイキシャトル 牡5(57岡部)クビ 1人気
単3,760 馬15,920

タイキシャトルは帰国後もマイルCSを圧勝して、ここが現役最後という引退レース。当然「有終の美」を飾ると思われたタイキシャトルが単勝1.1倍という断然の支持を集めましたが、まさかの3着敗戦。「競馬に絶対はない!」という格言を改めて実感したレースでした。

レース終了後にはタイキシャトルの引退式が行なわれるだけに、バツが悪い感じもしましたが、それでも国内外で活躍した功績は偉大。まさに敵なし、のタイキシャトルでしたが、最後の最後で世代交代、後輩(マイネルラヴ)に引導を渡す格好となりました。

その勝ったマイネルラヴは秋初戦、当時芝1400mのセントウルSを武豊騎手で勝ちましたが、その後のスワンSでは単勝1.8倍の1人気に推され7着敗戦。マイルCSは回避し、ここ1本に備えましたが、前走の敗戦が響いてか人気ガタ落ちで、吉田豊騎手も気楽に乗れたのが勝因かもしれません。

2着は帰国後、マイルCSをひと叩きしたシーキングザパール。正攻法ではタイキシャトルにはかなわん、と武豊騎手決めウチのシンガリ一気の追い込み作戦。タイキシャトルも岡部騎手渾身のムチで必死に粘りますが、最後の最後、初めての3着敗戦。シーキングザゴールド産駒のワンツー、この組み合わせでも馬連は万馬券でした。

マイネルラヴ 牡 1995年 3月 8日生 青鹿毛 稲葉隆一厩舎 23戦5勝
父:シーキングザゴールド
母:ハートオブジョイ(母父:リィフォー)
主な勝ち鞍:スプリンターズS(G1)、セントウルS(G3)、シルクロードS(G3)

スプリンターズSメモリアル(フラワーパーク)

2005年09月29日 23時55分00秒 | 中山競馬場
本当に長~い写真判定の末、フラワーパークが春秋スプリントG1連覇。
わずか「1cmの差」だとか。ハナ差、というより「ハナ毛の差」ですね。

1996年12月15日 中山競馬場
第30回 スプリンターズS(G1)芝1200m 良 11頭
1着…11フラワーパーク 牝5(55田原)1:08.8 1人気
2着○8エイシンワシントン 牡6(57熊沢)ハナ 3人気
3着△7シンコウキング 牡6(57岡部)5馬身 6人気
単230 馬750

遅めの3歳秋デビューのフラワーパークが翌春に1200mに変更された最初の高松宮杯を勝ってG1ウィナーの仲間入り。前哨戦だった中京のCBC賞を勝ったエイシンワシントンと人気を分け合っていました。他では2年連続2着の◎ビコーペガサス、前年の覇者…ヒシアケボノなどが人気になっていました。

先行していた▲ニホンピロスタディが故障で3角からズルズル後退し競走中止。すぐ後ろにいた◎ビコーペガサスが下がってくる馬に乗りかかるような大きな不利を受け、ここで馬券は終了。直線入口から田原騎手のフラワーパーク、熊沢騎手エイシンワシントンの2頭のマッチレースで、併せ馬のままゴールイン。

ゴール直後、馬上で「どっちが勝ったのか?」と両騎手が顔を見合わせる場面が印象的でした。10分以上にわたる長~い写真判定で、ウィナーズサークルでは2頭ともグルグル周回させながら待機。なかなか判定が出ず場内もざわめき、同着か?と思われた結果、フラワーパーク(11番)が掲示板の1着のところに点灯。

検量室での両騎手の対照的な表情がテレビ画面に映し出されていました。1km以上(1200m)走って、わずか「1cmの差」は今でも名勝負として語り草となっています。

フラワーパーク 牝 1992年 5月 8日生 鹿毛 松元省一厩舎 18戦7勝
父:ニホンピロウィナー
母:ノーザンフラワー(母父:ノーザンテースト)
主な勝ち鞍:高松宮杯(G1)、スプリンターズS(G1)、シルクロードS(G3)

スプリンターズSメモリアル(ダイタクヤマト)

2005年09月29日 00時47分29秒 | 中山競馬場
16人気という最低人気のダイタクヤマトが逃げ切り勝ちで大波乱。
江田照男騎手直筆サイン入りの写真は宝物です。

2000年10月 1日 中山競馬場
第34回 スプリンターズS(G1)芝1200m やや重 16頭
1着…15ダイタクヤマト 牡7(57江田照)1:08.6 16人気
2着▲9アグネスワールド 牡5(57武豊)1馬身1/4 1人気
3着○2ブラックホーク 牡7(57横山典)ハナ 2人気
単25,750 馬25,700

伏兵中の伏兵。単勝も最低人気だったダイタクヤマトが、やや重の馬場も味方したか?誰もがアッと驚く逃げ切り勝ち。

春にオープン入りし、前走セントウルSでは7着(7人気)でしたが、0秒4差に粘っていたことを考えれば、今回の16人気は人気なさすぎ、という見方もできますが、それも後の祭り。2走前は函館SSをタイキトレジャーの2着の実績がある程度でしたが、重賞レースをステップに、着実に力をつけていたんですね。

スプリンターズSはフロック視する声もありましたが、続く京都のスワンSでも8人気と低評価ながら59キロを背負って勝利し、2度ビックリした覚えが。そしてマイルCSでも直線一旦は先頭に立つ見せ場十分の競馬で、アグネスデジタルの4着と、真の実力を証明しました。

馬場が悪化すれば、昨年のカルストンライトオの逃げ切り勝ちがあり、良ならブラックホークやデュランダルの差しが届く、という過去の傾向から、馬場による位置取りの有利不利が見えてくると思います。

江田照男騎手が所属している、草野球チームの「ヘリオス」さんと野球で対戦をさせてもらった時に、グラウンドでサインをお願いしたら快く受けてくださいました。今でも、決して他人に譲ることができない宝物です。

ダイタクヤマト 牡 1994年 3月13日生 黒鹿毛 橋口弘次郎→石坂正厩舎 40戦10勝(海外1戦0勝含む)
父:ダイタクヘリオス
母:ダイタクブレインズ(母父:テスコボーイ)
主な勝ち鞍:スプリンターズS(G1)、スワンS(G2)、阪急杯(G3)

スプリンターズSメモリアル(タイキシャトル)

2005年09月29日 00時24分16秒 | 中山競馬場
タイキシャトル、初の1200mも問題なく圧勝。
「マイルCSとスプリンターズS連覇は皆無」というジンクスも全く関係なし。

1997年12月14日 中山競馬場
第31回 スプリンターズS(G1)芝1200m 良 16頭
1着○16タイキシャトル 牡3(55岡部)1:07.8 1人気
2着△3スギノハヤカゼ 牡4(57田島裕)1馬身3/4 7人気
3着◎12ワシントンカラー 牡3(55柴田善)1馬身1/2 4人気
単190 馬1,130

当時のスプリンターズSは12月に行なわれていて、有馬記念の1週前でした。マイルCSまで7戦6勝という破竹の勢いの3歳馬タイキシャトル。

「マイルCSとスプリンターズSを連覇した馬はいない」という過去の嫌なジンクスもここでは全く関係なかった。同じ3歳馬ワシントンカラーを本命にしたのも、ジンクスを嫌ってのものでしたが、圧勝のレースぶりを見たら脱帽でした。

大外枠ながら好スタートから楽々好位を確保すると、直線入口で楽々先頭に立って突き放す一方。1200mが初めてとは思えない危なげないレースぶりで、これでユニコーンSからスワンS、マイルCSに続き、秋の重賞4連勝。

「恐ろしい4歳馬!」という実況(フジテレビAアナ)にもあったように、これからの期待が膨らむ勝ちっぷり。翌年はフランスに遠征し、ジャックル・マロワ賞制覇という快挙も達成し、短距離界では無敵の強さを誇りました。

「当然勝つ」と思われていた引退レースでは、マイネルラヴの強襲に遭い、惜しくも3着に敗れましたが、それまでの「重賞8連勝」は今でも語り草。引退レース当日に引退式を行なった、というのも馬のことを第一に考えた藤沢厩舎ならではで、当時はビックリしたものでした。

タイキシャトルの仔が今年のスプリンターズSにゴールデンキャスト、テイエムチュラサンと2頭が出走予定。香港2騎は強敵ですが、セントウルS、アイビスサマーダッシュと、ともにステップレースを勝っての参戦。父譲りのスピードがG1の舞台でも見られるか?

オールカマー・神戸新聞杯予想

2005年09月25日 13時25分53秒 | 直前予想
弥生賞を勝ったディープインパクト。
今思えば、かなり毛ヅヤの悪い状態だった。今日はいかに?

中山11R オールカマー
 ◎5エルノヴァ3着
 ○8ヴィータローザ
 ▲4カナハラドラゴン
 △10ホオキパウェーブ1着
 △6チャクラ

都合が変わって中山に行かれるようになったが、どうもメンバーがイマイチなので観戦回避する。◎エルノヴァは春の東京だけ走れば上位争い、状態も確実にアップ。他では▲カナハラドラゴン。中山で切れる印象だが、血統的には馬場悪化は歓迎。七夕賞のような先行なだれ込みに期待する。逆に…グラスボンバー、…コイントスは力の要る馬場が不安なので狙いを下げた。

阪神11R 神戸新聞杯3連複2,150円的中!
 ◎4ストーミーカフェ
 ○9ディープインパクト1着
 ▲6アドマイヤジャパン
 △13シックスセンス2着
 △5ローゼンクロイツ3着
 縁起の悪い話だが、単勝1.1倍のディープインパクトが負けるとしたらココかも?その日、それまで絶好調だった武豊騎手が落馬(1人気ノーリーズンの菊花賞)という例もある。そこで未対決の◎ストーミーカフェの逃げ切りに期待。皐月賞は本命候補だったわけで、今日はディープ以外の単勝を買って遊んでみる。他のシルシの馬は、ストーミーが逃げバテで、ディープが早め先頭に立った後にゴール寸前に突っ込んでくる展開で。

中山10R 茨城新聞杯
 ◎13ボタンフジ
 ○11シンボリエスケープ
 ▲3マリアージュシチー
 △6スプレッドスマイル

オールカマーメモリアル(ホッカイルソー)

2005年09月24日 23時29分10秒 | 中山競馬場
ホッカイルソーが脚部不安を克服して3年半ぶりの勝利。
ダイワオーシュウ、また重賞2着で「ハナ差」に泣く。

1999年 9月19日 中山競馬場
第45回 産経賞オールカマー(G2)芝2200m 良 9頭
1着○7ホッカイルソー 牡7(58江田照)R2:21.0 3人気
2着▲4ダイワオーシュウ 牡5(57柴田善)ハナ 2人気
3着△5ダイワテキサス 牡6(58蛯名)2馬身2/1 1人気
単800 馬1,400的中

昨年の1~3着馬が揃って出走し上位人気を独占。他には上がり馬セイウンエリア、九州帰りのグランスクセーなども出走していました。昨年大逃げで3着のサイレントハンターは、今年もグランスクセーと2頭で玉砕覚悟の大逃げ。

離れた2番手グループのダイワの2頭をマークしたホッカイルソーが4角で絶好のポジション。先頭に立ったダイワオーシュウとの一騎打ちを制して、レコード勝ち。ダイワオーシュウは絶好の重賞勝利のチャンスでしたが、わずかハナ差でまたまた2着でした。

ホッカイルソーはサクラローレルの天皇賞春以来、脚部不安で3年近い休養期間がありましたが、前走の新潟記念2着で復調気配。脚部不安を克服し、昨年の1~3着馬を退けて、久々の勝利の美酒。関係者の苦労が報われた瞬間でした。

競馬を始めて最初のクラシックで注目していた馬で、弥生賞でフジキセキに詰め寄ったあの脚が忘れられません。

ホッカイルソー 牡 1992年 5月 2日生 黒鹿毛 田中清隆厩舎 28戦5勝
父:マークオブディスティンクション
母:ホッカイラブリー(母父:ホッカイダイヤ)
主な勝ち鞍:日経賞(G2)、オールカマー(G2)、ジュニアC(OP)、府中3歳S(OP)

オールカマーメモリアル(ダイワテキサス)

2005年09月24日 23時24分42秒 | 中山競馬場
ダイワテキサスが5連勝で、この時点では天皇賞・秋の有力候補に。
しかしこの後、脚部不安で回避。勢いのあった、あの時期ならG1制覇も夢ではなかったかも?

1998年 9月20日 中山競馬場
第44回 産経賞オールカマー(G2)芝2200m 良 13頭
1着○5ダイワテキサス 牡5(57武豊)2:13.6 1人気
2着…6ダイワオーシュウ 牡4(57菊沢徳)1馬身1/2 4人気
3着◎13サイレントハンター 牡5(57吉田豊)クビ 2人気
単240 馬1,100

関屋記念で重賞初勝利の上がり馬、ダイワテキサスに武豊騎手がスポット参戦とあってレースぶりが注目されました。札幌記念でエアグルーヴの2着だったサイレントハンターが2人気。5月の京都4歳特別以来ですが4連勝中の外国産馬ミラクルタイムが3人気。

サイレントハンターが得意のハイペースでグングン逃げて、向こう正面で大逃げ。直線に入ってもセーフティリードでしたが、さすがにあと200mで失速し、ダイワテキサスが一気に抜き去り、重賞連勝し一躍、天皇賞・秋の有力候補に。武豊騎手はゴール寸前、余裕のガッツポーズも。

2着はゴール寸前でダイワオーシュウが突っ込み、逃げたサイレントハンターは粘れず3着。人気どころで決着しましたが、3角では大逃げで「追いつかないかも?」と場内を沸かせたレース展開には見応えがありました。

ダイワテキサス、ダイワオーシュウはこの後もオールカマーの常連。このレースを含め、ともに3度出走して、いずれも人気を分け合っていました。

ダイワテキサス 牡 1993年 4月 2日生 栗毛 増沢末夫厩舎 53戦11勝
父:トロメオ
母:ローブデコルテ(母父:ノーアテンション)
主な勝ち鞍:オールカマー(G2)、中山記念(G2)、関屋記念(G3=1999年、2000年)、新潟記念(G3)

オールカマーメモリアル(メジロドーベル)

2005年09月24日 23時21分25秒 | 中山競馬場
名牝の道はここから。
メジロドーベル、初の古馬相手でも問題なく逃げ切り勝ち。

1997年 9月14日 中山競馬場
第43回 産経賞オールカマー(G2)芝2200m 良 9頭
1着◎6メジロドーベル 牝4(55吉田豊)2:16.6 1人気
2着△8ヤシマソブリン 牡7(57坂井)1馬身1/2 4人気
3着…2ホウエイコスモス 牡7(57大西)1馬身1/4 7人気
単210 馬730

オークス勝ちのメジロドーベルが秋華賞へ向けて、距離&余裕のある日程を考慮して、異例の古馬G2に挑戦。迎え撃つ古馬に抜けた馬がいないために単勝2.1倍の1人気に。スタートこそ後方でしたが、1コーナーでかかり気味に先頭に立ち、場内ざわめく。直線に入っても口を割る独特の走り方で後続を引き離し、余裕の逃げ切り勝ち。逃げ切りとは以外な展開でしたが、無理に抑えすぎたチューリップ賞での3着敗戦の教訓が活かされたか?秋華賞に向けて順調なスタートを切りました。

秋華賞では逃げるキョウエイマーチを豪快な差し切り勝ちで春のリベンジ。翌年のエリザベス女王杯ではキッチリ折り合い「上がり33秒台」で天敵エアグルーヴを差し切る、という離れ業で真の女王の座に輝いたメジロドーベル。翌年のエリザベス女王杯も連覇で、引退レースを飾った時は、吉田豊騎手も派手なガッツポーズもなし、有終の美を飾った涙のインタビューが印象的でした。

東京競馬場の競馬博物館でかつて開催した「メジロドーベル展」で関係者宛てにメッセージを投函したら、吉田豊騎手のサイン色紙を贈ってくれたことも思い出に残る出来事です。

メジロドーベル 牝 1994年 5月 6日生 鹿毛 大久保洋吉厩舎 21戦10勝
父:メジロライアン
母:メジロビューティー(母父:パーソロン)
主な勝ち鞍:オークス(G1)、エリザベス女王杯(G1=1998年、1999年)、秋華賞(G1)、阪神3歳牝馬S(G1)、オールカマー(G2)、府中牝馬S(G3)

セントライト記念・ローズS予想

2005年09月18日 00時18分08秒 | 前日予想

春に阪神で見たコンラッドvsフサイチアウステルが再戦。
2着フサイチの写真(1周目)があったので掲載します。

2005年 4月 3日 阪神競馬場
第5R 3歳未勝利 芝2000m 良 15頭
1着☆15コンラッド(56横山典)2:05.0 3人気
2着☆14フサイチアウステル(56藤田)1/2馬身 2人気
3着…3サンエムトラスト(56武幸)3/4馬身 8人気
単540 馬1,080 3連10,310

コンラッドは過去記事↓で紹介済み
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/d919debdac97a2c7301268d99fcc9a74

中山11R セントライト記念
 ◎13ニューヨークカフェ
 ○7フサイチアウステル2着
 ▲12トップガンジョー
 △10マルブツライト
 △9コンラッド
◎ニューヨークカフェは中山で2勝。春に期待を裏切って、秋に人気薄で勝つ、という兄(マンハッタンカフェ)のパターンが浮かんでの◎だが、よく調べたら兄はここで4着に敗れた後、菊花賞、有馬記念を連勝している。○フサイチアウステル、▲トップガンジョー、△マルブツライトの3頭は古馬相手に夏の1000万を勝った馬。最後…アドマイヤフジと迷った末の△コンラッドは、今夏人気の横山典を無印にして痛い目に遭っている(ラジオたんぱ賞と関屋記念)ので追加。

阪神11R ローズS 3連複1,250円的中
 ◎9エアメサイア1着
 ○10ラインクラフト2着
 ▲14エリモファイナル
 △7シンシアー
 △12ライラプス3着
◎エアメサイアと○ラインクラフトで大丈夫だと思うが、波乱の主役を…エイシンテンダー、…サンレイジャスパーとするのはちょっとつまらないので一捻りしたい。まずは春にいい脚を見せていた▲エリモファイナル。定年を迎える大久保正陽師に最後のクラシックを、と期待して名づけられたとか。マルブツライトとともに、G1に向けて権利を取ってほしい。△シンシアーはSS産駒、成績はサッパリだが「走るのは先々だが、素質はある」とのコメントを信じて先物買い。春も期待した△ライラプスは脚質が読めないが、人気2頭が競り合うところ、漁夫の利的にゴール寸前突っ込んでくるイメージで。


北斗賞メモリアル(レッドアリダー)

2005年09月16日 00時25分57秒 | 札幌・函館競馬場

岡部騎手とともにカナダにも遠征したレッドアリダーの最後のレース。
8月に岡部幸雄さんと再会、という今日の新聞記事を見て、急遽過去のアルバムから引っぱり出してきました。

1997年 8月 3日 札幌競馬場
第10R 北斗賞(4歳上900万)ダ1000m 良 12頭
1着7レッドアリダー 牡7(56岡部)0:59.6 3人気
2着4ファンドリオボッコ 牝4(53南井克)1/2馬身 7人気
3着1マチカネカゲボウシ 牝5(55横山典)9人気
単620 馬4,240

主にダート短距離戦で活躍した藤沢厩舎のレッドアリダーが引退後、門別のファンタストクラブで乗馬として繋養されているそうですが、今年引退した岡部元騎手が、かつてのお手馬に再会(騎乗)した、という新聞(サンケイスポーツ)記事を見つけ、過去のアルバムからレース写真を探してきました。詳細は来週20日発売のギャロップに掲載されるとか。

関連記事(サンスポHP)
http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200509/ke2005091510.html

 1着だったこの北斗賞がくしくも最後のレースで、当時の北斗賞は900万のダート1000m戦でした。今では見かけない「千屋レッド」の勝負服(大樹系?)も時代を感じさせます。今週末(月曜)偶然にも北斗賞が札幌競馬場で行なわれるので、急遽アップの運びとなりました。

レッドアリダー 牡 1991年 6月20日生 栗毛 藤沢和雄厩舎
父:アリダー
母:Fanfreluche(母父:ノーザンダンサー)
22戦4勝(海外1戦0勝含む)主な勝ち鞍:北斗賞

今週末の3連休は、各場で開催日が異なる変則開催に加え、月曜には盛岡競馬場でダービーグランプリ(3歳G1)が。騎手の移動も大変で、例えば武豊騎手は土・日・月曜を「札幌→阪神→盛岡」とまさに日本列島縦断と大忙し。野球は移動日がありますが、競馬には移動日がありませんね。 出走馬名表を見ると他にも非開催日に主戦場を飛び出して遠征する騎手も多く見られるので、騎手の動き&勝負度合いも馬券作戦のポイントとなりそうです。