桜花賞2着から挑戦の牝馬ウオッカが末脚爆発で頂点。
父タニノギムレットと父娘でのダービー親子制覇。
2007年 5月27日 東京競馬場 10R
第74回 日本ダービー(G1)芝2400m 良 18頭
1着3ウオッカ 牝3(55四位)2:24.5 3人気 33.0
2着16アサクサキングス 牡3(57福永)3馬身 14人気 34.9
3着14アドマイヤオーラ 牡3(57岩田)1馬身3/4 4人気 33.7
4着12サンツェッペリン 牡3(57松岡)クビ 9人気 35.0
5着8ドリームジャーニー 牡3(57蛯名)3/4馬身 8人気 33.1
単勝1,050 馬連54,470 3連複248,790 3連単2,155,760
ダービーデーらしく、皇太子さま、安倍総理大臣、織田裕二さんがゲストに来場し盛り上がりました。しかしレースは、断然人気だったフサイチホウオーが、かかり気味で末をなくし、騎手乗り替わりがあったアドマイヤオーラも追い込み届かず3着。
人気馬が苦しむなか、伸び脚がよかったのが牝馬ウオッカ。素晴らしい末脚で3馬身差の圧勝。牝馬がダービーを制覇したのは64年ぶり。日本の競馬史に残る牝馬の活躍、挑戦した勇気が素晴らしいと思いました。
牧場で出産した時「牝馬はオークス」という今までの常識が覆るか、というくらいこれから牝馬の挑戦が増えてきそうな気も?父タニノギムレットも3番枠での優勝。黒い馬体は父によく似ているように見えました。
残り17頭の牡馬は3馬身以上離されるという、ある意味情けない?敗戦。昨日今日、先行有利だった傾向どおりアサクサキングスが逃げ粘り2着。力はあると思いましたが、皐月賞、NHKマイルC大敗で巻き返しは難しいと思っていました。
フサイチホウオーは道中かかって7着。今までのレースぶりを考えると「普通に回ってくれば勝てる」と思っていましたが案外。毎回普通にレースできるほど競馬は甘くない。伏兵も多彩だったので、馬券は難しかった・・・。