デジカメ競馬日記(重賞プレイバック)

私が撮影した競馬のレース写真を紹介しながら、過去のレースを振り返ります。たまに予想も。

大阪杯メモリアル(サイレントハンター)

2005年03月30日 00時30分30秒 | 阪神・京都競馬場
1999年 4月 4日 阪神競馬場
第43回 産経大阪杯(G2)芝2000m 良 11頭
1着○3サイレントハンター(57吉田豊)1:59.9 1人気
2着▲6マチカネフクキタル(59佐藤哲)クビ 2人気
3着◎11ミッドナイトベット(58熊沢)アタマ 3人気
単290 馬870的中

 成績だけを見ると、一見人気通りで決着したように見えますが、このレースの主役は実はグラスワンダーになるはずでした。

 前年の有馬記念を制し、明け4歳の初戦に大阪杯を選択。あくまで状態次第での出走、ということでしたが、調教も動いて水曜に正式に出走を表明。しかしレース2日前の金曜日、左目部裂創(れっそう=ひっかき傷)のため馬番確定前の出走取消となってしまいました。

 グラスワンダーの今季初戦を応援しようと阪神遠征を決意し、予約手続きを行ったが、まさに空振り。おまけに前日は19年ぶりのきゅう務員ストで開催中止というダブルパンチ。
 その他にも登録段階では、ダイワテキサス、エモシオン、エリモエクセルなどもいましたが、軒並み回避(エリモエクセルは出走取消)して寂しいメンバー構成でした。

大阪杯メモリアル(番外編)

2005年03月30日 00時12分40秒 | 写真(その他)
1999年 4月 3日 阪神競馬場 ストで開催中止

<<当時の競馬メモから抜粋>>
 4月3日の中山・阪神・中京競馬は日本調教師会ときゅう務員組合の春闘交渉が解決に至らないため、中止となった。
 中央競馬での春闘による開催中止は、昭和55年4月19・20日、東京・新潟競馬以来19年ぶり。関西エリアでは昭和51年4月24日京都競馬以来。
 3日に予定されていた阪急杯(G3)は、10日の阪神競馬の11Rに組み入れることになった。

撮影メモ(ニコンD90)
11時半頃撮影。これはある意味「お宝」か?
関東在住につき「阪神競馬場」というのがミソ。

午前5時のニュースで開催中止を知るが、しかたなく羽田7:45発=関空行きの飛行機に乗り機上の人に。とりあえず電車を乗り継ぎ、阪神競馬場に駆けつけたが、門は閉められ、開催中止のお知らせ表示が。門には対応に当たるべくJRA職員がいたが大きな混乱もなし。そのまま甲子園球場へ移動しました。

大阪杯メモリアル(マーベラスサンデー)

2005年03月29日 23時57分43秒 | 阪神・京都競馬場
1997年 3月30日 阪神競馬場
第41回 産経大阪杯(G2)芝2000m やや重 9頭
1着◎7マーベラスサンデー(58武豊)2:02.0 1人気
2着…6ユウトウセイ(58四位)1馬身1/2 4人気
3着▲4ロイヤルタッチ(56岡部)クビ 2人気
単150 馬530

 秋の天皇賞4着、有馬記念2着とG1には一歩届かなかったマーベラスサンデーですが、G2のこのメンバーでは負けられない1戦。体重プラス16キロは驚きましたが、それでも単勝1.5倍の断然1番人気。
 レースは楽な手応えで抜け出し快勝しましたが、ゴール寸前にファンが投げたマークカード(紙吹雪)に馬が驚き内に斜行し、武豊騎手がブレーキをかけながらのゴールイン。レース後に武豊騎手からもファンに注意を呼びかけるコメントを発表。このレースをきっかけに、JRAも注意を呼びかけるようになって、ゴール前に紙吹雪を投げる習慣も少なくなりました。
 飛ぶ鳥を落とす勢いで臨んだ春の天皇賞はマヤノトップガンの強襲で3着に敗れましたが、一息入れた大阪杯と同じ舞台、宝塚記念ではキッチリ結果を出し、悲願のG1タイトルを奪取しました。

撮影メモ(ニコンFE2)初めて阪神遠征(土曜はシンコウフォレストの阪急杯)、日曜は朝、甲子園球場に寄って春の選抜高校野球を見てからの参戦となりました。ラチ沿いからの写真ですが、スタート地点が見えるということは、坂の下あたり、ゴールから随分離れたところで撮影したようですね。

マーベラスサンデー 牡 1992年 5月31日生 栗毛
父:サンデーサイレンス
母:モミジダンサー(母父:ヴァイスリーガル)
15戦10勝 主な勝ち鞍:宝塚記念(G1)、大阪杯(G2)、京都大賞典(G2)、
朝日CC(G3)、札幌記念(G3)、エプソムC(G3)

大阪杯注目馬

2005年03月29日 02時13分13秒 | 次週注目馬
大阪杯 ☆サンライズペガサス1着
 G1・G2馬は59&58キロか、と思いきや大阪杯勝ちのあるサンライズペガサスは57キロで前走から据え置き。さすがにアンカツ騎手は確保できなかったが、少頭数のこのメンバーなら馬券の対象にもなりそう。 サイレントディールは岩田康騎手確保のようで、扱いが難しくなってしまった・・・。

ダービー卿C.T. ☆フジサイレンス
 こちらのほうが面白いメンバーが揃った。先週も触れたが、中山マイルはベストパフォーマンスの舞台で大崩れがないだけに。55キロの据え置きもありがたい。
ハンデ次第ではダイワメジャーと思っていたが57.5で微妙。デムーロが乗ってくれれば。

今週の「あっぱれ」

・ドバイWC、アジュディミツオー6着
 脚質的にもかなり楽しみにしていましたが・・・。早めに現地入りし、ステップレースも回避。これだけ入念に仕上げた例もなく、価値のある6着。

今週の「残念!」

・落馬事故多数 後藤・宗像・大庭・石橋脩・上野・田中亮が療養中
 このところ毎週のように落馬事故が起きています。おととし秋は井西騎手、昨年はデビューしたばかりの竹本騎手が落馬事故でお亡くなりになったのは記憶に新しいところです。そういえば皐月賞のマイネルレコルトの鞍上は決まりましたか?早く治してターフに復帰してほしいです。

↑訂正!井西騎手は交通事故でした。しかも2002年のような気も。合掌。

・クラシック有力馬続々リタイヤ
 スプリングSを目指して調整していたエキゾーストノート、キングストレイルが相次いで骨折。おまけにデムーロ騎手も40度の熱発で出走取消し。北村宏騎手に急遽乗り変わったヴァーミリアンが全く競馬にならず。皐月賞はディープインパクトをはじめ弥生賞組で決まりか?

高松宮記念結果

2005年03月28日 23時06分24秒 | レース結果
中京11R 高松宮記念(G1)芝1200m 良 18頭
1着△18アドマイヤマックス(57武豊)1:08.4 4人気
2着…15キーンランドスワン(57四位)2馬身1/2 6人気
3着○プレシャスカフェ(57蛯名)クビ 1人気
単1,180 馬6,880 3連4,010 3単47,120

 注目馬
  ◎6タマモホットプレイ(8人気=7着)
  ○12プレシャスカフェ(1人気=3着)
  ▲4ウインクリューガー(5人気=10着)
  △13カルストンライトオ(3人気=4着)
  △18アドマイヤマックス(4人気=1着)

 投稿されてすぐ見た方はお判りだが、あと1頭をアドマイヤマックスとキーンランドスワンで迷っていた(と掲載した後アドマイヤマックスと修正した)だけに、その時点でハズレ。
 △アドマイヤマックスは武豊騎手では別馬のような活躍をするだけに最後の押さえに指名。昨年3着のキーンランドスワンも捨てがたかったが・・・。この後京王杯SC→安田記念というプランにも期待が持てるが、ハットトリック&ダンスインザムードと武豊騎手の先約ありそうな馬も出走表明しているだけに買うかは前述鞍上次第。
 ◎タマモホットプレイは直線ジワジワ延びるが村田騎手の…ナイキアヘッド(5着)に競り負けるようではまだまだ。今後短距離のローテはローカルのOP特別か王道の京王杯SCだけに、一息入れて北海道の1200m戦あたりが狙い目か?
 ○プレシャスカフェは内を回ったのはよかったが、出遅れ&向正面で脚を使いすぎたのが響いたか?
 ▲ウインクリューガーは後方から。どこを走っていたかも確認できず。やはり狙い目は前走だったか?
 …メイショウボーラーは4番手から見せ場なし。3~4角でムチが入る手応えの悪さで16着大敗。もちろん芝がダメというわけではないが、さすがに2匹めのドジョウとはいかず、この後は休養か?

中山11R マーチS(G3)ダ1800m 良 16頭
1着△11クーリンガー(57.5和田)1:52.0 6人気
2着…9サミーミラクル(56田中勝)クビ 8人気
3着△3ユートピア(59安藤勝)1馬身1/4 3人気
単930 馬8,250 3連22,570 3単155,660

 注目馬
  ◎8ハードクリスタル(5人気=10着)
  ○16サカラート(2人気=4着)
  ▲1タイキエニグマ(1人気=12着)
  △3ユートピア(3人気=3着)
  △11クーリンガー(6人気=1着)

 結果的に単勝人気が入れ替わり、勝った△クーリンガーは単勝6人気。季節実績があり、前売りの時点で「8人気はオイシイ」と思って追加したが、前売り3人気くらいだった…サミーミラクルは「人気しすぎ」とバッサリ切り捨てたら逆に8人気だった。どちらにしてもハズレだったことには違いない。
 △ユートピアは59キロでもいちおうの見せ場は作った格好。もっと脚抜きの良い馬場がよかったか?
 1800m実績がない…サミーミラクルは3角最後方から大外ブン回して短距離ばりの鋭い差し脚2着確保。これがこなければ1・3・4着で3連複が41倍だったが・・・。エンゲルグレーセ@ガーネットSに始まり、今年はダート関西馬に田中勝騎手が合うようである。
 行き脚のつかなかった▲タイキエニグマは最内枠が災いしたか?これまでの走破タイムが優秀だけに、これでもまだ見限れない。

高松宮記念予想

2005年03月27日 08時57分34秒 | 直前予想
中京11R 高松宮記念(G1)
◎6タマモホットプレイ 単38.6=8人気
○12プレシャスカフェ 単2.1=1人気3着
▲4ウインクリューガー 単15.6=5人気
△13カルストンライトオ 単6.1=3人気
△18アドマイヤマックス 単12.7=4人気1着

中山11R マーチS(G3)
◎8ハードクリスタル 単8.5=3人気
○16サカラート 単9.0=5人気
▲タイキエニグマ 単3.4=1人気
△3ユートピア 単10.0=6人気3着
△11クーリンガー 単12.5=8人気1着

愛・地球博と掛けてサイン馬券といきたいが、面白いのが思いつかない。
 ◎タマモホットプレイは誰もが驚いたスワンS(10人気=1着)でも密かに本命候補だったわけで。そのスワンS時に掲載されていた昨夏北海道入りした和田騎手がとにかく惚れ込んだ東スポの記事が印象深く、3連複の3着あたりに期待。
 ○プレシャスカフェは思ったより単勝がかぶっているが、無印にするほど勇気がなく。新興勢力では▲ウインクリューガーか?前走も印を回そうか迷って切ったら3着で3連複340倍。…メイショウボーラーは△カルストンライトオとの先行争いが厳しいとみて、公約通りもう1回無印でいく。4、6、12、13、18の3連複BOXの予定。

 マーチSの◎ハードクリスタルは藤岡騎手の中山経験不足(初めてかも?)が気がかりだが、馬のほうは北海道以来の右回りで本領発揮か?G1の裏開催でも安藤勝騎手を確保した59キロ、△ユートピアの取捨に迷うが、4歳馬の勢いがイマイチなので押さえに回す。1、3、8、11、16の3連複BOXの予定。

日経賞結果

2005年03月27日 08時22分01秒 | レース結果
中山11R 日経賞(G2)芝2500m 良 13頭
1着1ユキノサンロイヤル(57小野)2:33.3 5人気
2着3トウショウナイト(56武士沢)ハナ 3人気
3着12オペラシチー(56佐藤哲)1馬身1/4 2人気
単3,280 馬3,530 3連2,120 3単30,300

注目馬
中山8R ペガサスジャンプS ☆7マイネルユニバース(8人気10着)
中山10R 千葉日報杯 ☆8オトハチャン(6人気=13着)
中山11R 日経賞 ☆3トウショウナイト(3人気=2着)
中山11R 日経賞 ☆13テンジンムサシ(6人気=9着)

アジュディミツオー、ドバイWC6着。これまでにない周到な準備をして万全の出来だっただけに残念。帰国して帝王賞で元気な姿を見せてほしいものです。

オトハチャンは中山でスンナリ先行できると思ったが、今日も後方から。マイルくらいのほうが競馬はしやすそうで、もう1200mでは印は回さない!・・・と思っているファンが見放した瞬間(次走)激走するのも競馬なので、もう1回様子を見たい。一方で出遅れ癖のあるトールハンマーは好スタートから先行抜け出し快勝、あの競馬ができればだったが・・・。

コスモバルクが1角まで引っかかり引っかかり騎手とケンカ。1角で先頭に立ち、直線でもそれなりの粘りを見せたがゴール前失速6着。菊花賞時にも話題になったが、この際心機一転、距離短縮で新味を引き出してほしいが・・・。

もともと(全レース)馬券を買う気がなかったので、推奨馬がコスモバルクに先着してくれればよし、と思っていたので☆トウショウナイトは一応の結果。古豪スパークホークが掲示板(5着)。テンジンムサシ、プラズマあたりの新興勢力に勢いが見られなかったのは残念。

日経賞予想

2005年03月26日 02時10分42秒 | 前日予想
中山11R 日経賞 ◎3トウショウナイト2着 △13テンジンムサシ
 勝負度合いでいえば当然コスモバルクが目イチだが、ここはトウショウナイトの充実度を重視。重巧者と思いきや「良馬場でこそ」という陣営のコメントもあり。穴は中山実績もあるテンジンムサシ。

中山8R ペガサスジャンプS ☆7マイネルユニバース
 関西勢は強力だが、この血統(ゴーカイ、ユウフヨウホウ)は中山障害コース走る運命にあり3連複のヒモ穴に。

中山10R 千葉日報杯 ☆8オトハチャン
 現級実績もあるのに印が少ない。近走スタートの悪さは気になるが、実績ある中山コースならスンナリ先行できるか?

サッカーイラン対日本戦、仕事で見逃した~。いや~結果を知ってから見るほどツマラナイものはないですよ!

日経賞メモリアル(セイウンスカイ)

2005年03月25日 01時32分51秒 | 中山競馬場
1999年 3月28日 中山競馬場
第47回 日経賞(G2)芝2500m 良 13頭
1着◎7セイウンスカイ(58横山典)2:35.3 1人気
2着…3セイウンエリア(56岡部)5馬身 6人気
3着…1ステイゴールド(57熊沢)クビ 2人気
単130 馬890

前年のクラシック2冠馬セイウンスカイが日経賞で始動。ホウエイコスモスに先手を許すも焦らず番手マーク。3角でスパートし4角先頭、余裕の手ごたえで5馬身差圧勝、天皇賞へ向け視界良好でした。ウィナーズサークルでは「京都(天皇賞)で頑張ってこいよ!」と声が飛ぶ。脚質にも自在性が出て天皇賞でも期待されましたが、ライバルのスペシャルウィークに早めに来られる厳しい展開で3着に敗れてしまいました。当時は珍しい?「アミノ酸」入り飼料を食べて「アミノ酸パワー」をもたらした馬としてとして新聞紙上でも話題にもなりました。

セイウンスカイ 1995年 4月26日生 芦毛 13戦7勝
父:シェリフズスター
母:シスターミル(母父:ミルジョージ)
主な勝ち鞍:皐月賞(G1)、菊花賞(G1)、日経賞(G2)、京都大賞典(G2)、
札幌記念(G2)

日経賞メモリアル(メイショウドトウ)

2005年03月25日 01時29分20秒 | 中山競馬場
2001年 3月24日 中山競馬場
第49回 日経賞(G2)芝2500m 良 10頭
1着◎1メイショウドトウ(58安田康)2:33.7 1人気
2着△6マチカネキンノホシ(58岡部)1/2馬身 2人気
3着…3メジロランバート(57柴田善)3馬身 3人気
単110 馬330的中

 メイショウドトウは有馬記念でテイエムオペラオーにハナ差敗れた後の今季初戦。外国産馬にも開放された天皇賞出走に向け、ここは負けられない1戦にファンも単勝1.1倍の断然支持。
 レースも危なげなく大外を回ってマチカネキンノホシと豪快な併せ馬で先着し、天皇賞のキップを掴む。次の天皇賞ではまたもやテイエムオペラオーの2着に敗れましたが、その次の宝塚記念でライバルを破って初のG1制覇を達成しました。

メイショウドトウ 1996年 3月25日生 牡 鹿毛 27戦10勝
父:ビッグストーン
母:プリンセスリーマ(母父:アファームド)
主な勝ち鞍:宝塚記念(G1)、日経賞(G2)、オールカマー(G2)、金鯱賞(G2)、中京記念(G3)