デジカメ競馬日記(重賞プレイバック)

私が撮影した競馬のレース写真を紹介しながら、過去のレースを振り返ります。たまに予想も。

都井岬特別メモリアル(ラティール)

2006年07月26日 23時09分52秒 | 中京・小倉競馬場
オークス4着の実績もある牝馬ラティールが小倉で始動。
半年ぶりで体重プラス18キロでも格が違う、牡馬相手に余裕の手応えで圧勝。

1999年 8月15日 小倉競馬場
第9R 都井岬特別(4歳上500万)芝1800m やや重 10頭
1着◎8ラティール 牝5(55角田)1:48.1 1人気
2着△5ゼンノスピリット 牡4(55幸)3/4馬身 6人気
3着…6テイエムラシアン 牡5(57宇田)4馬身 3人気
単170 馬1,850 的中

桜花賞、オークス、エリザベス女王杯など、4歳(現表記3歳)でG1にも出走したタマモクロス産駒の牝馬ラティール。どんなに実績があっても、1着がなければ本賞金は上積みされず800万のまま。休養中に5歳夏を迎え、500万条件に降級したとあれば、半年の休養明けでも単勝1.8倍の断然人気も納得。

体重はプラス18キロでしたが、なんのその。レースは余裕の手応えで圧勝。この後900万条件の身ながら重賞にも果敢に挑戦し、愛知杯2着。2月の関門橋Sでは後方から差し切るという戦法が板につき、続く難波Sも勝ってオープン入り。中山牝馬S3着などの実績を残しましたが、重賞にはあと一歩届きませんでした。

ラティール 牝 1995年 5月11日生 芦毛 加藤敬二厩舎
父:タマモクロス
母:ソルティーレディー(母父:ニホンピロウイナー)
30戦5勝
主な勝ち鞍:関門橋S(1600万)、難波S(1600万)

新馬戦メモリアル(アルーリングアクト)

2005年09月02日 01時53分29秒 | 中京・小倉競馬場
アルーリングアクトが7馬身差でデビュー勝ち。
今週の小倉2歳Sでは、アルーリングボイスが母娘制覇をかけて出走します。

1999年 8月15日 小倉競馬場
第7R 3歳新馬・牝 芝1200m やや重 12頭
1着1アルーリングアクト(52☆秋山)1:10.0 8人気
2着7クライウィズジョイ(53佐藤哲)7馬身 5人気
3着2ヤマカツスズラン(53古川吉)1馬身1/4 1人気
単2,570 馬14,370

デビュー戦は新聞も無印で単勝8人気のアルーリングアクト。しかしフタを開けると1番枠からスルスル抜けて7馬身差の圧勝で馬連万馬券。3着だった後のG1馬ヤマカツスズランを1秒3もぶっちぎっていました。

小倉3歳Sでは良発表ながら滝のような豪雨のなかの競馬。改修後初年度でも2開催使い続けた最終週では外差し有利。直線に入っても真っ暗小倉競馬場、大外のラチ沿いを通ったアルーリングアクトが差し切り勝ち。

桜花賞にも挑戦しましたが、その後は2ケタ着順が続き、繁殖入り。初産駒のアルーリングボイス(牝)が武豊騎手で今週の小倉2歳Sに出走登録。同一レース母娘制覇をかけて出走しますが、はたして結果は・・・?

アルーリングアクト 牝 1997年 2月20日生 鹿毛 野村彰彦厩舎
 父:エンドスウィープ 15戦2勝
 母:チャーミングファピアノ(母父:ファピアノ)
 主な勝ち鞍:小倉3歳S(G3)

小倉記念メモリアル(アンブラスモア)

2005年08月12日 23時06分03秒 | 中京・小倉競馬場
アンブラスモアが逃げ切り重賞初勝利。
これで記念すべき「JRA全10競馬場踏破」となりました。

1999年 8月15日 小倉競馬場
第35回 小倉記念(G3)芝2000m 良 12頭
1着◎5アンブラスモア(56須貝)R1:58.5 4人気
2着…4ニシノダイオー(56河内)ハナ 8人気
3着△2エイシンビンセンス(56野元)3/4馬身 1人気
単610 馬7,120

北九州記念を8人気で勝ったエイシンビンセンスが1人気。小倉の条件戦を好タイムで勝った浅野厩舎グランスクセーが2人気。鳴尾記念勝ちなど重賞の常連、叩き3走目のサンライズフラッグが3人気。他にもカネトシガバナー、テイエムトッキュー、サクラエキスパートなどローカル重賞の常連が顔を揃えていました。

改修後2開催続いた小倉でも好タイム続出は相変わらず、逃げたアンブラスモアがそのままスピードに任せて逃げ切りレコード勝ち。2番手のエイシンビンセンスが粘り2着かと思われたが、最内から7歳馬の伏兵ニシノダイオーがスルスル進出してアンブラスモアと並んでゴールして大波乱を演出。

アンブラスモアは不良馬場で敗れた福島の吾妻小富士オープンから良馬場の小倉で仕切り直し、重賞初挑戦の北九州記念2着をステップにして、この小倉記念で待望の重賞初勝利を飾りました。この後、余勢を買って毎日王冠3着、天皇賞6着と古馬G1の王道でも善戦、翌年は再び夏のローカル重賞をターゲットにして、再び参戦した小倉記念でもミッキーダンスの2着と好走しました。

<撮影メモ>ニコンF90
 初めての小倉競馬場は、お盆休みを利用した3泊4日の豪華な競馬旅行となりました。まず金曜朝イチの新幹線「のぞみ1号」で東京駅発。10時半過ぎに小倉駅着。大分方面に乗り換え、特急ソニック号で、まずは中津競馬場へ。

中津競馬場で1日過ごした後、夜は特急で博多へ移動し、中洲の屋台でとんこつラーメンをいただきましたが、お盆真っ最中とあって屋台ごとに行列ができていました。

土日は小倉競馬場。これで記念すべき「JRA全10場踏破達成」の瞬間。改修後初めての開催で、テレビで見ていた以前の面影はなし。すっかりきれいな競馬場に様変わりしていました。日曜は博多に1泊し、月曜は特急にちりんを乗り継いで荒尾競馬場と佐賀競馬場をはしごして、夕方の新幹線のぞみで慌しく帰京。

九州の全4つの競馬場を訪問、と同時に九州の周遊きっぷで、特急ソニック号をはじめ、特急電車にもたくさん乗車できた、という思い出に残る競馬旅行です。

中京記念メモリアル(トーヨーレインボー)

2005年03月02日 00時56分00秒 | 中京・小倉競馬場
1998年03月21日 中京競馬場
第46回 中京記念(G3)芝2000m 良 16頭

1着☆1トーヨーレインボー(57.5松永昌)1:59.5 2人気
2着…9ナムラキントウン(54南井克)1.3/4馬身 5人気
3着…5ヴィクトリーバンク(52藤田) ハナ 7人気

単370 枠1,580 馬2,920

先週掲載した中山記念の1週間後、初めての中京競馬場へ。急階段のパドックが印象的でした。

そのパドックで指名した8番人気馬(タイムレスブリス)が偶然?勝ったり、9Rの30倍台の馬連を当てるなど、馬券的には上々の1日。

中京記念はマイラーズCを人気で敗れたトーヨーレインボーが先行抜け出し快勝。逃げたナムラキントウンが2着、3着は後方から追い込んだヴィクトリーバンク。テイエムオオアラシが1番人気で4着。他にはナリタキングオーやヒダカブライアンが人気になっていました。

今回は土曜日のみの観戦。このレースを見た後、新幹線で大阪へ移動し1泊。日曜は阪神大賞典を観戦しました。