デジカメ競馬日記(重賞プレイバック)

私が撮影した競馬のレース写真を紹介しながら、過去のレースを振り返ります。たまに予想も。

弥生賞メモリアル(ダンスインザダーク)

2007年02月28日 23時37分13秒 | 中山競馬場

クラシックの王道だけあって武豊騎手との相性抜群の弥生賞。
今年はアドマイヤオーラで3連覇がかかります。

1996年 3月 3日 中山競馬場 11R
第33回 弥生賞(G2)芝2000m 良 13頭
1着5ダンスインザダーク 牡4(55武豊)2:02.7 2人気 35.1
2着13ツクバシンフォニー 牡4(55横山典)1馬身 3人気 35.7
3着11イシノサンデー 牡4(55四位)ハナ 1人気 1人気 35.5
4着6ダイイチキャプテン 牡4(55蛯名正)1馬身3/4 5人気 35.7
5着7キャッシュラボーラ 牡4(55岡部)1馬身3/4 6人気 35.8
単勝210 馬連1,090

口を割りながら圧勝した前年の弥生賞馬、フジキセキが脱落してもジェニュイン、タヤスツヨシが皐月賞、ダービーでワンツーを飾った、いわゆる「サンデー旋風」。産駒2年目のこの年も勢いは止まらず。

ダート変更になった東京のジュニアカップを圧勝したイシノサンデーが1人気、きさらぎ賞でロイヤルタッチの2着になったダンスパートナーの弟、ダンスインザダークが2人気でした。

他には葉牡丹賞を勝っているタイキフォーチュン、暮れのホープフル2着からセントポーリア賞勝ちのツクバシンフォニーと、後の第1回G1、NHKマイルカップの1、2着馬も出走していました。ツクバシンフォニーはこの頃から強い相手に2着していたんですね。

馬券的にはイシノサンデー、ダンスインザダークの一騎打ちの様相でしたが、先に抜けたイシノサンデー、ツクバシンフォニーを外から長くいい脚を使ったダンスインザダークが差し切り。

これがまだ2勝目ながら、一躍、皐月賞の最有力候補に浮上しましたが、直前の熱発で回避。その皐月賞では弥生賞3着のイシノサンデーが巻き返して優勝。サニーブライアン、セイウンスカイ、エアシャカールなどもそうでしたが、弥生賞で人気で敗れたとしても、皐月賞までは目が離せませんね。

ダンスインザダークは直前の熱発で回避した皐月賞、フサイチコンコルドの強襲に遇ったダービーの無念を晴らすべく、菊花賞は絶望的な位置取りからの追い込みには、現地で見ていてもしびれました!

この96年以降、扁桃腺でダウンした04年のコスモバルク以外は毎年競馬場に足を運んでいる弥生賞。今年もメインギリギリの到着になりそうですが、現地で観戦予定です。

ダンスインザダーク 牡 1993年 6月 5日生 鹿毛 橋口弘次郎厩舎
父:サンデーサイレンス
母:ダンシングキイ(母父:ニジンスキー)
8戦5勝
主な勝ち鞍:菊花賞(G1=1996年)、京都新聞杯(G2=1996年)、弥生賞(G2=1996年)、プリンシパルS(OP)

当ブログ内関連リンク(弥生賞&ダンスインザダーク)

写真速報(弥生賞=アドマイヤムーン=2006年)2006年03月07日掲載
弥生賞速報(ディープインパクト=2005年)2005年03月06日
弥生賞メモリアル(アグネスタキオン=2001年)2005年03月02日掲載
弥生賞メモリアル(スペシャルウィーク=1998年)2006年02月28日
弥生賞メモリアル(ナリタトップロード=1999年)追悼号外 2005年11月09日掲載
菊花賞メモリアル(ダンスインザダーク=1997年)2005年10月21日掲載


中山記念・阪急杯注目馬

2007年02月25日 13時24分09秒 | 直前予想

中山11R 中山記念 ☆6グレイトジャーニー
 前走もあわやの5着。堅実に差してくる脚はあるので、速いペースで内を上手くさばければ馬券圏内に。調教も前回に比べだいぶよくなったというインティライミが本線。

阪神11R 阪急杯 ☆12スーパーホーネット
 朝日杯、カシオペアの末脚が安部幸騎手の豪腕で再び発揮できれば。今回の56キロは楽観視できないが、ベストの条件だけに。スーパーホーネットよりさらに1キロ軽い55キロのキンシャサノキセキが本線で。


中山記念メモリアル(キングヘイロー=1999年)

2007年02月25日 11時22分26秒 | 中山競馬場

クラシックでは伸び悩んでいたキングヘイローが重賞2連勝。
高松宮記念といい、柴田善騎手といちばん手が合うのかも?

1999年 3月14日 中山競馬場 11R
第73回 中山記念(G2)芝1800m 良 12頭
1着5キングヘイロー 牡5(57柴田善)1:47.5 1人気 36.2
2着7ダイワテキサス 牡7(57蛯名)1馬身3/4 4人気 36.0
3着1サンプレイス 牡5(56中舘)アタマ 5人気 36.3
4着10サイレントハンター 牡7(58吉田豊)1馬身3/4 2人気 38.7
5着5ブラボーグリーン 牡6(57横山典)1/2馬身 3人気 36.7
単勝180 馬連650

中山ではしばし見られたサイレントハンターの大逃げでしたが、さすがに前半1000mを57秒4では飛ばしすぎ。坂下で失速すると、3番手にいたキングヘイローが力強く抜け出し、東京新聞杯に続き重賞2連勝。

母の血統の良さから評判が高かったキングヘイロー。クラシックでは期待されながら未勝利に終わりましたが、古馬になって一皮むけた印象でした。

少し間が空いた安田記念では2人気ながらも11着大敗しましたが、秋になってからレースぶりがよくなって、マイルCS2着、スプリンターズS3着と末脚に磨きがかかってきました。

意外とも思えたダートのフェブラリーS参戦でしたが、血統の良さが買われて1人気になりますが13着。適性を模索している中で芝の短距離、高松宮記念にコマを進め、前走大敗の影響もなく、素晴らしい追い込みをみせて待望のG1勝利でした。

一時期、福永騎手に手綱が戻った時もありましたが、古馬で挙げた3勝はいずれも柴田善騎手の手綱。神戸新聞杯を岡部騎手に頼むあたり、気性が激しく、乗り難しいとされてきましたが、一番手があったのは柴田善騎手なのかも?

キングヘイロー 牡 1995年 4月28日生 鹿毛 坂口正大厩舎
父:ダンシングブレーヴ
母:グッバイヘイロー(母父:ヘイロー)
27戦6勝
主な勝ち鞍:高松宮記念(2000年=G1)、中山記念(1999年=G2)、東京新聞杯(1999年=G3)、東京スポーツ杯3歳S(1997年=G3)

当ブログ内関連リンク

中山記念メモリアル(1996年=サクラローレル=1、2)2006年02月23日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/bcbc25955689f1eb9c0e65e5f4e38e31
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/3ae8a227fb9271cf5a02a7852d116c35

中山記念メモリアル(1998年=サイレンススズカ)2005年02月24日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/d4f2ad863492ebbad8f8adbb583d9686

阪急杯メモリアル(1997年=シンコウフォレスト)2005年02月24日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/4363ff11c6415e0e6e035370b8e75a18


祝!開設2周年&フェブラリーステークス予想

2007年02月18日 09時52分54秒 | 直前予想

気がつけば、ブログ開設2周年!

掲載した画像はなんと286枚(しかしまだ8MB!)。
過去のストックもまだまだあるので、3年目も気楽にいきます!

東京11R フェブラリーステークス
◎12サンライズバッカス
○14メイショウバトラー
▲6メイショウトウコン
△8フィールドルージュ
△10シーキングザベスト

買い目=馬連と3連複5頭BOX(20点)

不良馬場で速い上がりが使えそうにない…ブルーコンコルドや…シーキングザダイヤは軽視。騎手の充実度込みで◎サンライズバッカス中心。包まれない外枠もOK。○メイショウバトラーは思いのほか人気がないが、このレースに相性のいいペリエが先行策で粘りこみ。▲メイショウトウコンは不良馬場歓迎だが、34秒台を繰り出すのは難しいので、もう少し前から競馬をしてほしい。昨年この時期に連勝していた△フィールドルージュもルメールが乗りこなして新たな面が引き出されれば。単純な前残りになるとすれば△シーキングザベストの安定感は侮れず。


フェブラリーステークスメモリアル(シンコウウインディ)

2007年02月18日 09時20分04秒 | 東京競馬場

記念すべきG1昇格1回目のフェブラリーSも今日と同じ不良馬場。
先行有利の流れでしたが、今日はどうなるのか・・・?

1997年 2月16日 東京競馬場
第14回 フェブラリーステークス(G1)ダート1600m 不良 16頭
1着8シンコウウインディ 牡5(56岡部)1:36.0 6人気 36.1
2着11ストーンステッパー 牡5(56熊沢)クビ 1人気 36.4
3着7バトルライン 牡5(56横山典)3馬身 2人気 37.0
4着9ビコーペガサス 牡7(57武豊)1馬身3/4 5人気 36.9
5着13ビッグショウリ 牡7(57蛯名正)1馬身3/4 10人気 37.0
単勝1,190 馬連1,570

番組改変でG1に昇格して初めてのフェブラリーステークス。前年は土曜日のG2で、雪の中、ホクトベガが早め先頭の競馬で圧勝していました。

天候は晴れに回復したものの、それまでの雨量でダートは不良。後方からの馬には出番はなく、逃げたバトルライン、2番手のストーンステッパー、4~5番手にいたシンコウインディで決着。

シンコウウインディは平安ステークス(同着)、ストーンステッパーはガーネットステークス、バトルラインはオープン特別の銀嶺ステークス(東京ダート1400m)という主要ステップレースの1着馬が上位を独占。人気どおりの順当な結果でした。

シンコウラブリイ、シンコウキング、シンコウフォレストなどのG1馬がいる「シンコウ」の真っ黒い勝負服は懐かしい。「パッとサイデリア♪@小林亜星」のCMのシンコウ産業でしたが、馬主登録を抹消して、現在は見ることができません。

レース中に他馬に噛み付きにいく、というほど闘争心むき出しのシンコウウインディ。この後はアンタレスステークス、帝王賞などで人気になりましたが、これが最後の勝利となりました。

シンコウウインディ 牡 1993年 4月14日生 栗毛 田中清隆厩舎
父:デュラブ
母:ローズコマンダー(母父:ダストコマンダー)
17戦5勝
主な勝ち鞍:フェブラリーS(1997年=G1)、平安S(1997年=G3)、ユニコーンS(1996年=G3)


京都記念注目馬

2007年02月17日 12時35分30秒 | 直前予想
京都11R 京都記念
☆10ローゼンクロイツ
遠征を控えた59キロのアドマイヤムーンは後方から脚を測りそう。とあれば、わりと前付けできそうなローゼンクロイツが面白そう。京都2200は初めてですが、案外ピッタリかも。
本線は馬場が渋っても大丈夫なトウショウナイト。

ダイヤモンドステークス・きさらぎ賞注目馬

2007年02月11日 11時58分40秒 | 直前予想

今開催から東京競馬場に貼り出されたディープインパクトのポスター。
菊花賞バージョンもよかったが、ジャパンカップのもいいですね~。

東京11R ダイヤモンドステークス
◎9ターキー
3連勝の内容も特筆すべき内容はなく常識的には狙いづらいが、49キロで気楽に先行できて、あわやの残り目に期待。昨年も50キロのメジロトンキニーズ◎(2着)で万馬券を当てているだけに。
馬連、3連複流しで相手は2、4、12、13

京都11R きさらぎ賞
◎8アドマイヤヘッド
オーシャンエイプス1本かぶり(単勝1.2)なので、45倍もつくならここから。スタート遅いので、距離が伸びていい面が出れば。単勝8、馬連流し3と7。3連複は3-7-8。


写真速報(共同通信杯=フサイチホウオー)

2007年02月04日 23時42分00秒 | 写真速報

外々を回ってフサイチホウオーがしぶとく伸びて4戦全勝。
これで皐月賞へ直行。今日親子制覇、とあればダービーは当確か?

2007年 2月 4日 東京競馬場 11R
第41回 共同通信杯(G3)芝1800m 良 9頭
1着◎3フサイチホウオー 牡3(57安藤勝)1:47.7 34.2 1人気
2着△5ダイレクトキャッチ 牡3(56北村宏)クビ 34.0 5人気
3着○7フライングアップル 牡3(56岩田)1/2馬身 34.6 3人気
4着…1ニュービギニング 牡3(56武豊)1馬身3/4 34.4 2人気
5着…4[地]インパーフェクト 牡3(56御神本)2馬身1/2 34.9 6人気
単勝140 馬連1,220 3連複980 3連単3,110


共同通信杯メモリアル(ジャングルポケット)

2007年02月02日 00時54分20秒 | 東京競馬場

ジャングルポケットがここをステップにダービーを制覇!
今年のフサイチホウオーは父に続けるか?試金石の一戦を観に行きます!

2001年 2月 4日 東京競馬場 11R
第35回 共同通信杯(G3)芝1800m 良 12頭
1着8ジャングルポケット 牡3(56角田)1:47.9 1人気
2着12プレジオ 牡3(55ペリエ)2馬身 3人気
3着2スイートゥンビター 牡3(55後藤)1馬身1/2 2人気
4着9[地]シングンオペラ 牡3(55張田京)ハナ 9人気
5着3ダンシングカラー 牡3(55松永幹)3/4馬身 8人気
単勝140 馬連610

暮れのラジオたんぱ杯2着のトニービン産駒、ジャングルポケットがここから始動。口向きが悪く、ハミの使い方が下手で荒削りな面を見せながらも快勝。出走メンバーに恵まれたとはいえ、クラシックの有力候補に大きく前進しました。

少し間が空く皐月賞へは直行でしたが、1番枠から出遅れていい脚をみせるものの、アグネスタキオン、ダンツフレームに続く3着まで。

続くダービーでは、ライバル、アグネスタキオンが故障でリタイアしたこともあって1人気に推されていました。大外18番枠のジャングルポケットは末脚が爆発!東京での経験をステップに頂点へ昇りつめたのでした。

ダービー馬が札幌記念に出走するという珍しいローテーションでしたが3着敗退、菊花賞も4着に敗れた後、またしても東京競馬場のジャパンカップで一変。ペリエ騎手を背に、先に抜け出したテイエムオペラオーを力強く交わして完勝。

東京得意なトニービン産駒らしく、東京競馬場に変わると別馬のような走りでビッグタイトルを手に入れました。

今年はジャングルポケット産駒のフサイチホウオーがダービーをにらんで始動。ディープの弟ニュービギニングとの対戦が注目されますが、戦ってきた相手が一枚上。ダービーへの試走にすぎないのか?ここが試金石の一戦。今年も2001年と同じ2月4日に開催。今週も東京競馬場に観に行きます!

ジャングルポケット 牡 1998年 5月 7日生 渡辺栄厩舎
父:トニービン
母:ダンスチャーマー(母父:ヌレイエフ)
13戦5勝
主な勝ち鞍:日本ダービー(G1=2001年)、ジャパンカップ(G1=2001年)、共同通信杯(G3=2001年)、札幌3歳ステークス(G3=2000年)

当ブログ内関連リンク

共同通信杯速報(アドマイヤムーン)2006年02月06日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/489cad6c11adb73835f57e0d4f9c7364

共同通信杯メモリアル(メジロブライト)2006年02月01日掲載
http://blog.goo.ne.jp/ochanblue/e/ba35619411213a4362a4505c4450fd82