オーソレ、何それ?

私、o_sole_mioが好きな歴史、旬の話題、
賞味期限の切れた話題等を
適当に書きつづります。

今度は野菜がガン予防:食は健康を支えるが・・・

2007-01-15 23:43:39 | ライフサイエンス
前回、納豆を紹介したテレビ番組の影響を話題にしましたが、納豆を紹介した番組が今度はガンを予防する食物として野菜を紹介していました。

その番組によりますと、アメリカでは野菜の摂取量が増加しており、ガンの罹患率も減少傾向を示しているそうです。一方で日本で野菜の摂取量が減少しており、ガンの罹患率も増加しているそうです。日本人はガン予防のためにもっと野菜を摂取しなければならないそうです。

また、野菜のガン予防の作用は、野菜が含むビタミンCやポリフェノールなどによる抗酸化作用、葉酸などによるDNA修復作用、イソチオシアネートなどの発ガン物質の不活性化作用の3種類に大別されるそうです。野菜が含む成分は野菜の種類によって異なるため、この3種類の成分をバランスよく取るように野菜を選択することが重要だそうですが、ブロッコリー、小松菜などの野菜(特にアブラナ科)は、この3種類の成分が含まれているそうです。これらの成分はガンだけでなく他の生活習慣病の予防にも有効です。

野菜の摂取量の目安は1日350gで野菜だけ食べてもおなかいっぱいになりそうな量です。ということで今日は日本全国野菜の売れ行きがよかったのではないでしょうか。

そういえば十数年前にアメリカへ行ったとき、ブロッコリーが最も強力なガン予防作用があるという発表をあちこちで見かけ、ガン予防に有効な食物であると注目されていました。おそらくこういったガン予防に効果のある成分をバランスよく、かつ豊富に含んでいるからなのでしょう。

ただ、野菜万能ではなく、穀類、豆類、乳製品にもガン予防に有効な成分はありますし、一方子供たちには、成長のために動物性たんぱく質も必要でしょう。今回の番組の内容と矛盾する事例として、モンゴルの遊牧民はほとんど動物由来である乳製品しか摂取しませんが、長寿であることで知られています。おそらく醗酵乳製品が多いため細菌が体に有用な物質を産生しているのではないかと思います。従って番組が取り上げたからといってその食物に飛びついてそれだけ食べれば大丈夫というわけには行きません。話題の番組もいろいろな食物を取り上げています。

ビタミンや食物繊維についてはサプリメントが出回っていますが、こういった野菜や果物が本来含む成分はサプリメントを使用するのではなく、そのものから取るべきだと思います。1日350gが摂取量の目安と言われていますが、サラダは水分を多く含む生野菜を食べるため効率の悪い野菜の取り方であり、むしろ加熱調理により絶対量を取る方がよいと言われています。

医食同源と言います、食はガン、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の予防に少なからず効果があります。そしてその方法は様々であり、自分の体質や好みに合った方法を続けて行くことが効果的ではないかと思います。

もちろん健康の維持には食だけでなく適度な睡眠と運動も大事ですね。いずれにしましても、やや肉付きのよくなったお腹の対策を始めないといけないと個人的には思っています。

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2 コメント

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世界的ブーム野菜の影響。 (littlebluebell)
2007-01-17 08:07:36
またまた、こんにちは。

イギリスもこの野菜摂取についてはカナリお国ぐるみで動いています。一日5品!果物も一緒に野菜と摂取でカウントされる運動がブームです。イギリスでは子供が野菜の名前を知らない・・・という現象もあるようです(><)見たことも食べたこともない子供が多いようです。大人(親)が摂取をしない為、その子供にも影響が及ぶようです。今では国民の意思も野菜!野菜!と目が向くようになったようです。しかし私もバランスの取れた食物摂取&適度な運動、などなど無理のないことを続けることが一番の健康だと思います。 主婦は、このようにバランスの取れた食事の献立を考えるのに結構時間がかかるのですよ~(笑)

睡眠も本当に大事ですよね。

私も家でできる運動を試みています。掃除機かけも良い運動になるようです(笑)

いつも為になる『ウン、ウン』とうなづく記事をありがとうございます。
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自らを管理 (o_sole_mio)
2007-01-18 22:27:03
littlebluebellさん、コメントありがとうございます。

イギリスでも野菜ブームなのですか。世界的なものなのですね。

仰る通り、バランスのとれた食習慣と適度な運動が健康の秘訣だと思います。農村では高齢化が進んでいますが80才以上の方々が元気に作業されている光景をしばしば見かけます。飽食と運動不足過剰なストレスは生活習慣病に突き進んでいるように思えます。

そうならないよう自らを管理しなければならないと自戒したいと思います。
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