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to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

欧介蒼太の先生

2011年01月13日 | Obedience

犬を飼ったときに、その子と生活する上で、いろんな問題が出る子がいます。

欧介もそんな子でした。

活発を通り過ぎて、MAX興奮犬だったし、噛みついて離さない、唸る、吠える、

超問題児でした。

O先生に初めてお会いした時のo-mamaの第一声は、

「この子、頭、大丈夫でしょうか?」と恐る恐る聞いたくらいです。

O先生の言葉は、「大丈夫ですよ~♪」

こうして、O先生とo-家の関係は丸10年を迎えます。

O先生は、警察犬訓練所で高校を卒業してから住み込みで犬の訓練にかかわり、

たくさんの犬を訓練し、たくさんの経験を積んできました。

同じような経験を積んだ訓練士さんもたくさんいますが、

彼女が良いと思うのは何故か?

それは、犬の心や身体の状態を見ることができるからなんだと思います。

去年、欧介の身体の変化に気付いたのもO先生です。

瓦礫捜索の際、登ることを躊躇し始めた欧介に、

「広域(山野)捜索に変更しましょう!」とあっさり。。。

o-mamaとしては、災害救助犬の花形とも言える瓦礫部門から広域へと言われ、

まだまだ頑張れるのに・・・って残念な気持ちになったことは確かです。

しかし、今では、以前から怖がる傾向のあったドッグウォークや

大丈夫だったAフレームまでも、駆け上がる勢いがないコースでは、

登りきれなくなってきています。

いつもじゃないので、頑張ればできなくない。。。だけど、身体は少しづつ衰えてる。

無理をさせずに欧介とできるだけ長く楽しんでいけることを

O先生はきちんと状況判断してくれているのだと思います。

 

蒼太は、最初のころとっても臆病で、部屋の敷居をまたげないし、

お散歩では、公園の木が風に揺れるだけで、怖がってo-mamaに救いを求めるような

気が弱い子でした。

ボーダーには良くみられるビクビク、オドオドして、

物事に対して、怖がる、吠える、威嚇する。。。そんな子。

o-mamaもこれは難しい子だと覚悟したくらいです。

ところが、O先生にみてもらったところ、

「何事にも慎重なだけですよ~。欧介みたいにピャ~って行って

ドカンと失敗するタイプじゃなくて、常に慎重に状況判断をしているだけです。

性格的には強い物を持ってますよ~。

いつかその強さに対峙する時がきますよ。」

はい、まさにその通りでした~。

o-mamaがちょっとでも咎めるような素振りをすると(決して怒ってませんよ)

「はぁ~、すいませんでした~、申し訳ございませんでした~」って感じで

平謝り的な態度を取るので、この子は叱らなくてもわかるんだ、

叱っては逆効果だ・・・って思っていたら、

訓練中にボールを咬むと見せかけて手にがっつり噛んできたり、

褒めて興奮すると顔に向かって噛みついてみたり、

o-mamaが分からないところで、自分の力を誇示するようになってました。

それに気づいたのもO先生でした。

その頃の訓練では、蒼太のやる気と勢いにo-mamaが操られて、

何もしなくても蒼太がやってくれる状態で、一見問題がなさそうですが、

ひとたび、ダンベルを狙ってしまうと、訓練どころじゃくなっちゃうので

困ってました。

そこで、ちゃんとやりなさいとチョークを入れるなんて安易な方法だけで、

解決しないのがO先生。

必ず、原因は基本的な過程にあるとo-mamaにフィードバックしてくれる。

 

O先生は、ヨーロッパへの遠征で、犬の訓練の深さ、歴史の長さ、などを肌で感じ、

日本人とは違った犬との関係を実際にみることで、

今までの多くの犬に対する自分の経験から、犬を見るという訓練を伝えてくれる。

それは、机上の空論でもないし、理想でもない。

彼女の経験こそが証明できる科学だと私は思います。

10年、長いお付き合いですが、信頼できるからこそ、継続できるのでしょうね。

 

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チョークチェーンが好き?

2011年01月12日 | Obedience

o-mamaは、訓練をするときにワン達にチョークチェーンをつけます。

普段のお散歩は普通のカラーです。

 

車の蒼太くんのゲージのドアにジャラジャラとくっついているので、

夕方、いつもの広場に行くと付け変えてオビ練をします。

その時の欧介と蒼太の様子は?

名前を呼ぶと嬉しそうに寄ってきて頭を差し出します。

尻尾もフリフリです。

これをつけると楽しいオビ練だってわかってるんですね。

これをつけるとo-mamaを一人占めだし、この時ばかりは、1頭集中ですからね。

ウチのワン達には、濃い~遊びの時間の合図なんですよね。

 

o-mamaは一般的に言われる罰を与えるチョークを引くのが上手くありません。

o-mamaが、罰を与えるためのチョークを引くと、

ぎゅ~っと引いてしまうので下手くそなんですね。

でも欧介も蒼太もイヤイヤじゃない。

これって犬がドMなの?

ウチに来た子みんなMになっちゃうの?

そんなことは無いですよね。

たぶん、罰として使ってないからだと思います。

上手く引けないこともわかっているので、

わからせるために無理やり引いて苦しめるような使い方をしていないんです。

どちらかと言うと、チャッと合図のように引くのが犬に負担のない引き方なんですが、

あくまでも、合図なんですね。

音!!

だったら普通のカラーでもいいんじゃないの?って話なんだけど、

これって下手くそが普通のカラーを使うといちいち苦しい。。。だけ。。。

カラーを引かなくても犬が自発的に座ったり伏せたりしたときに

ご褒美をあげて条件付けをしてできなくはないですが、

これはとっても初歩の初歩のお話。

お習字で言ったら、墨をするためのお水を硯に入れたくらいの段階。

まだ、初めの一さえも書いていない状態なら、ココから始めないといけません。

何かできたら褒めてご褒美、褒めてご褒美ですね。

基本的なことはすべて褒めておやつや、褒めてボール遊びで教えます。

このような段階でチョークを下手くそにガンガン引くと、犬はしょんぼりしちゃいますよね。

墨をする段階は、心を穏やかに落ちつけて、基礎的なしつけも一緒です。

お習字で言うと、一を書く練習を始めるころ、つまり

訓練の初めのころは、チョークの音がお互いの気持ちの伝達をスムーズにして、

この音がしたら犬自身が「何か違うんだ」と自発的に考えるようになる。

犬が考える様子をこちらも助けて補助してあげる。

そして正解を犬自身が導きだせると、自信となり、犬が精神的に強くなる。

ココで言う訓練の始めとは、お座りができるとかフセができるという基本的な段階から、

いつでもどこでもできるという状態に持って行く過程を言っています。

何かが気になるからできないとか、おやつがないからできないとかじゃなくて、

どんな時でも、飼い主を心から信頼し気持ちを預けてもよいと思う気持ちを作る段階。

おやつやボールで釣ってるって状態を卒業しないといけない場合ですね。

普通のしつけまでだったら一生卒業しなくてもいいんですけどね。

一を書くことで、こんなんじゃダメだとか、精神修養とか、

もっと力強くとか、もっと自分らしくとか、基本を踏まえた個の追及が始まるんですね。

訓練とはそんなものです。

 

欧介と蒼太は、今では、別にチョークじゃなくても気持ちを伝えられるようになり、

わざわざオビ練の時にいつもつけなくてもいいんだけど、

これをつけるとワン達も私も気持ちが集中するので付けます。

1対1で集中した時間を瞬時に作り上げることができるのです。

時々、ちょっとしたステップUPをするときに必要になることもありますので、

一応付けてます。

チョークチェーンは怖いとか、苦しいとか、犬を抜け殻のようにするとか、

負の要素ばかりが取りざたされますが、

道具は使いようです。

間違った使い方をした結果ばかりがステレオタイプに広がるのは

納得がいかないかな。

 

(僕も、使ってますが、好きです)

 

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リザーブアジリティーコンペ(蒼太)

2011年01月09日 | Agility

さてさて、蒼太くんとo-mamaコンビはまだまだ修行が必要です。

特にo-mamaが。。。

 

今回は、簡単なコースに出るって言うのもありだったんですが、

練習になるので、E先生やK先生の作ったJKC風コースになれるために、

敢えてo-mamaが蒼太くんで走るにはちょいと難しいというコースを選んで走ってみました。

もちろんもっと難しいコースもあったんですが、

あまりレベルUPしても意味がないので、ちょい難にしときました。

 

まずは、スティープル。これはクリーンランしたペアが次のコースを走れるという

プレッシャーのかかる設定?をしたゲーム。

プレッシャーって言うよりもなんか集中できませんでした~。

 

なんとか走りきったけど、拒絶ばかりでなんだか蒼太くんと息が合いませんでした。

 

そして、スティープル2回目になんとか出られましたが、

これも拒絶ばかりでタイミングが合わず、結局コース間違いで失格してしまいました。

 

最近、蒼太くんがとっても速く感じることが多くなって、

そんなに変わらないと思うのだけど、

o-mamaも速く動く練習をしているし、動くo-mamaに簡単に追いついて

追いこしてしまう蒼太という感じになって、上手くお互いに調整できない状態なんです。

おまけに、蒼太くんの反応が超高感度になってきてて、

指示や身体の向きにとっても敏感~。

これはこれでやりにくい・・・

 

次はたしかスティープルAG

 

失格した場所は、トンネルの入り口とドッグウォークの登りが接近してて、

ウォークに登らせるために、フェイクを使ったのが、

ハードルを跳ぶ前だったりして、ハードルを拒絶。

拒絶したために、ハードルを跳んだら、ドッグウォークに登りやすいラインにいるのに

更にフェイクして弾いてしまい結局トンネルの入り口を触ってしまい失格でした。

ガックシ・・・

 

そして最後は、K先生のAG2コース

 

こちらも拒絶がありました。

そして先ほどのコースのように、ドッグウォークに乗せる場面で、

ハードルを跳んで左に曲げる「ディス」を言ったら、蒼太が一瞬o-mamaを見て、

すぐにハードルを跳んでくれたのは良かったのですが、

ハードルを跳ぶか心配になったo-mamaは蒼太が跳ぶのを見てて、

次のトンネルを隠してドッグウォークに登らせる指示が遅れました。

蒼太も軽くハードルを跳んだせいで、思いのほか切り返しが速く、

あっという間にこちらを向いて走りだしたので、

余計o-mamaの反応の遅れが響いてしまう結果になってしまいました。

 

結果は、すべて撃沈という感じでしたが、

JKC風のちょっと無理かもって思うコースに挑戦する機会を持てたことは、

o-mamaにとって自信になりました。

克服できない壁は無い!!がんばるぞ~!

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リザーブアジリティーコンペ(欧介)

2011年01月09日 | Agility

欧介と蒼太が通っているアジリティースクール「リザーブドッグス」の

コンペがありました。

去年、初めてコンペに参加させてもらって、

o-mamaと欧介と蒼太は新しく再出発をしました。

そして、欧介兄さんも10歳ですが、無理のないように練習を重ねてきて、

まだまだこんなに元気に走れます。

まずは、簡単なJP1を走って、o-mama&欧介、身体を温めます。

 

きゃ~、完走って思ったら、最後のゴールハードルを1本間違えた~~。

って、言うか、この走り、たぶん検分のときから間違えてたよね。。。?

 

そして、JP2.

ちょっぴり難しいJKC風コースです。

どうかな?って思ってやめようと思っていたら、S先生が

「欧介さっき調子良かったから!!」と言っていただいたので、

o-mamaも頑張ってコースを覚えました♪

今回は間違えなかったよ~

だけど、欧介兄さん曲がるたびに、他のハードルやらトンネルをコミットしてて、

呼んでは戻すのめちゃくちゃなo-mamaでした。

欧介兄さん、ごめん。。。

 

最後の締めは、JP2OPDES風だったかな?

コースがたくさんありすぎて、覚えてない??

最後のトンネルのところがちょっとオシイ・・・

あとは、もう少し指示が速くてもいいのね~って感じですね。

すまん。。。

 

欧介兄さんは、3走走って、まだまだ若いもんには負けんとばかり、

帰り際にボールもガンガンにやってました。

はいはい、キミは元気だね。

 

 

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仲良くお昼寝

2011年01月05日 | 日々の出来事

欧介兄さんは、このソファーの背もたれのスペースに乗ってお昼寝するのが定番。

だけど、最近は、先日JKCの競技会の参加賞だった白いフリースを引いてから、

ココがお気に入りのお昼寝スペースになりました。

欧介兄さんが、自分のスペースを確保したのを見届けると、

蒼太くんが隣に大きな体を、小さくまとめてお昼寝しています。

 

今日は、アジリティーの練習から帰ってくると、

蒼太くんメインで練習したというのが分かるのか、

欧介が珍しくo-mamaのお膝の上に登りたがり、しばらくするとお膝で寝てしまいました。

一方の蒼太くんは、欧介がお膝に登れないように一生懸命阻止してたのですが、

その時に珍しく「う~っ!」と小さな声で唸ってました。

蒼太も、自分がメインで練習していることに気づいているんですね。

なんとか、欧介兄さんより可愛がられてる、欧介兄さんより目をかけられてるって

思いたい蒼太くんなので、この時とばかりに自分を主張してるんでしょうが、

欧介も負けてなくて、やっぱり自分が一番だと見せつけるために

普段あまり乗ったりしないお膝に乗ってみてるんだろうね。

欧介が歳を取っていつか蒼太と力関係が逆転する日が来るかもしれません。

でも、なるべく欧介、蒼太に負担やストレスがないようにしてあげたいと思います。

今のまま仲良くソファーをシェアできるように。。。

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お正月

2011年01月04日 | 日々の出来事

o-家は、去年2月にo-papaのお母さんが亡くなったので、喪中です。

なのに、お友達に誘われたノリで、↑お正月飾りを作ってしまったo-mamaなのでした。

そこで、今年のお正月はな~んにもしなくていいんだ~って、

o-mamaはリラックスしてました。

しかし、o-papaが家の障子を張り替えると言い出して、

初の障子張りに挑戦。全10枚なり~。

そんな風に頑張っているo-papaをほっておいて、リラックスできる訳もなく、

結局、家中大掃除になりました。

障子は、すっかりキレイに真っ白になり、部屋が明るくなりました。

キッチンも真っ白になったところで、12月中お友達のKちゃんに借りて試した

パン焼き機が欲しくなり、実家で使わなくなったものをリサイクルさせようと

お手伝い方々、GETしに行くと、母曰く、

「皮が硬くなっちゃうから、食パンは上手く焼けないわよ」との話。。。

結局、近所の家電屋さんで、購入することにしました。

じゃ~ん!!

焼けた途端にがっついてるので、食パンの出来上がり写真はありませ~ん。

代わりに、ピザの出来上がり~。

 

そして、やっぱり「おせち」が食べたいとか、お正月をしたいと言うo-papa。

結局、小規模ながら、おせちもどきを作って、気分だけお正月しました。

かまぼこは、ウサギさんになってます。

美味しそうなマグロもあったので、庭の南天の葉を添えてみました。

ちなみに、上のお飾りの下の千両も庭からつんできました。

 

そして、去年は他に浮気して、参拝しなかった

(だからo-papa、肉離れになったのかも

小田原城にある報徳二宮神社に初詣までしてしまいました。

いつもお参りだけしてサッサと帰ってしまうのですが、

今回は、ワン達と小田原城のお堀の中をお散歩してみました。

小田原城のお堀の内側に立派な門ができていたりして、

昔来た雰囲気とは随分違って見えましたよ。

以前は、ちっちゃな動物園?があったような??

檻の中にお猿さんはいたけど。。。欧介兄さん、超ガン見で、

観光客の目を引いてました。お猿が動くと狩りそうな勢いでした

 

神社にお参りする頃には、すっかり暗くなってしまいました。

提灯がキレイでした。

受験生のお母さんが書いた絵馬があって、何だかジ~ンときちゃいました。

 

結局、普通にお正月なo-家でした。

 

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